光圀伝 (下) (角川文庫) | |
冲方 丁 | |
KADOKAWA/角川書店 |
もし泰姫がもっと長生きしていたら、きっと全然違う人生だったのか?そんなことを考えながら読み進めた下巻。ちゅうか、紋太夫がいつ「そう」なるのか、気になって気になって。ずっと心の隅におきながら読んでしまった。筒井康隆先生の解説に納得。
ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫) | |
筒井 康隆 | |
KADOKAWA/角川書店 |
一気読み。てか、内容薄ッ!この本値段の半分はのいぢさんのカラーイラスト代だよ!巨匠のライトノベル、って触れ込みについ購入。確かに出だしはラノベっぽいけど、なんだかやらしい展開だなあ、とか、いやいや巻毎に同じ書き出しはラノベによくあるけど、章毎に同じ書き出しってどうなの、とか思いつつ読みすすめていくうちに「あれ?これってラノベって言うよりハチャハチャSFじゃね?70年代の香りが?!」と感じて。その感覚は案の定なオチで確信に。あー、面白懐かしかった!
魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
面白かった!でも、今作は前作よりウグイのキャラ描写が薄かったな、寿命と子孫の件は、遠い未来の話に見せて、実は現代の日本と合わせ鏡なテーマだよね、などと浅い理解をしていたら、最期の最後に来ましたよ。「彼女」が。「彼女」の発言と行動原理は、何年も何作も読んでいても全く理解できない。例えて言えば、今まで「野球」だと思って観戦していた球技が、真ったく未知のルールで行われているモノだった、みたいな?ああああああ。ダメだ。こんな凡庸な例えは、正に凡人そのもの…。
小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ (講談社キャラクター文庫) | |
大森 敬仁 | |
講談社 |
マッハ=詩島剛視点の外伝、と言うか後日談。過去のシリーズ(TV、映画、OVA他)をちゃんと把握してるとより楽しめます。「真の悪意は人間の中に」ってテーマがぶれたラストだなあと思うのは私だけ?あと、進ノ介と英志ってやっぱり映画版の未来が待ってるんだよね、とか余計なコト考えてしまった!
もらい泣き (集英社文庫) | |
冲方 丁 | |
集英社 |
どのお話もどこか心に触れてホロリとさせられた。忘れた頃に読み返したくなる一冊だと思う。