お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

2016 4~6月読んだ本

2016-06-30 | 読書
光圀伝 (下) (角川文庫)
冲方 丁
KADOKAWA/角川書店


もし泰姫がもっと長生きしていたら、きっと全然違う人生だったのか?そんなことを考えながら読み進めた下巻。ちゅうか、紋太夫がいつ「そう」なるのか、気になって気になって。ずっと心の隅におきながら読んでしまった。筒井康隆先生の解説に納得。

ビアンカ・オーバースタディ (角川文庫)
筒井 康隆
KADOKAWA/角川書店


一気読み。てか、内容薄ッ!この本値段の半分はのいぢさんのカラーイラスト代だよ!巨匠のライトノベル、って触れ込みについ購入。確かに出だしはラノベっぽいけど、なんだかやらしい展開だなあ、とか、いやいや巻毎に同じ書き出しはラノベによくあるけど、章毎に同じ書き出しってどうなの、とか思いつつ読みすすめていくうちに「あれ?これってラノベって言うよりハチャハチャSFじゃね?70年代の香りが?!」と感じて。その感覚は案の定なオチで確信に。あー、面白懐かしかった!

魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)
クリエーター情報なし
講談社


面白かった!でも、今作は前作よりウグイのキャラ描写が薄かったな、寿命と子孫の件は、遠い未来の話に見せて、実は現代の日本と合わせ鏡なテーマだよね、などと浅い理解をしていたら、最期の最後に来ましたよ。「彼女」が。「彼女」の発言と行動原理は、何年も何作も読んでいても全く理解できない。例えて言えば、今まで「野球」だと思って観戦していた球技が、真ったく未知のルールで行われているモノだった、みたいな?ああああああ。ダメだ。こんな凡庸な例えは、正に凡人そのもの…。

小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ (講談社キャラクター文庫)
大森 敬仁
講談社


マッハ=詩島剛視点の外伝、と言うか後日談。過去のシリーズ(TV、映画、OVA他)をちゃんと把握してるとより楽しめます。「真の悪意は人間の中に」ってテーマがぶれたラストだなあと思うのは私だけ?あと、進ノ介と英志ってやっぱり映画版の未来が待ってるんだよね、とか余計なコト考えてしまった!

もらい泣き (集英社文庫)
冲方 丁
集英社


どのお話もどこか心に触れてホロリとさせられた。忘れた頃に読み返したくなる一冊だと思う。

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