江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

エコか安全か

2014-08-31 00:12:46 | 日記
6月24日の雹来襲があった後
何度もわが愛車のセールスマンから電話をもらった。
「車は大丈夫でしたか」
どうやら雹で凹んだ車が多かったらしい。
ところが、わが愛車は何でもなかった、
14年目になるというのに。

それがひょんなことからその訳が分かった。
たまたま仲間の車にもたれかかったら
簡単にへこんだのだ。
すぐに戻るのだが、
こんなにも柔らかいとは、驚いた。
すぐにわが愛車を押してみる。
確かな手応え、びくりともしない。
仲間の車は、新車に近かった。
今日メーカーに行ったものだから、
こっそりと展示してある車を押したら、
やはり柔らかかった。
つまり簡単に凹むということ。

そこでハタと気付いた。
エコカー減税か、と。

燃費を良くするには、エンジンが変わらなければ
車重を軽くするほかない。
だからボディがペラペラになったのではないだろうか。

燃費が良いのは魅力である。
それはエンジンの性能が良くなった上での話である。
それがエンジンは変わらず雹が降る度に凹むようになったのだったら
そもそも安全性を疑ってしまうだろう。
果たしてこれがエコなのだろうか。

どうも今の世の中、
良いと思われていることの裏に、
とんでもないことが潜んでいるのではないだろうか。
ちっこい目を見開いて、耳の穴をかっぽじって
世の中を見てみよう、聞いてみよう。

わが愛車は、今年から自動車税が上がった。
13年も丁寧に乗っているのだもの、
減税になって当たり前というもの、
ところが政府は、新車を売ろうと増税する。
こんなところにもおかしなことがある。
企業は献金したくなるよなぁ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿倉人形芝居

2014-08-29 00:27:28 | 人形について
西馬音内盆踊りに行ったとき、
近くに昔から伝わる人形芝居があって
毎年この時期に公演があると誘われた。



猿倉人形芝居の野中吉田栄楽一座
以前から一度は見たいと思っていた。
その昔名人がいて、
人形を素早く持ち替えて早変わりするさまは、
神業だったと聞いたことがある。
今回はそんな場面はなかったが、
「曲乗り三番叟」なんて珍しい演目が面白かったし、
三味線と掛け声が素朴で、興味が尽きなかった。

会場の羽後町民話伝承館には、かしらが展示されていた。
意外にもかしらは大きかった。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月のスケジュール

2014-08-28 00:01:43 | スケジュール
今日で怒涛の夏休みが終わりました。
さて9月はどうなるでしょうか。
ここには一般の方がご覧になれるものを紹介しています。

9月7日(日) 練馬区立南田中図書館
  開演:14時
  場所:会議室
  問合せ:03-5393-2411
   もしかしたら区民に限っていて、
   しかも満席になっているかもしれません。

9月13日(土) 上野公園・五條天神 ヘブンアーティスト
  時間:14時~16時

9月20日(土) 房総の村
  詳細は未定

9月23日(火・祭) 上野桜木・旧吉田屋商店

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂をする音

2014-08-21 00:32:30 | 日本の文化について
何年振りであろうか、久し振りに夏休みを取った。
秋田県湯沢市に知人がいて、
西馬音内踊り(にしもないおどり)を見に来ないかと誘われていた。
送り盆の踊り。
以前からずっと気になっていた踊り。
今年はその期間がぽっかりと空いて、
この機会を逃したら、二度と機会はないだろうと思え
思い切って行ってきた。

日本の3大盆踊りは、阿波踊りと風の盆、そしてこの西馬音内踊りだそうだ。
それに違わない見応えがあり、三日三晩通った。
実は踊りを覚えようと思ったのだが、
年を取ったせいか、今年は断念した。



右側の端縫いと呼ばれる着物が独特で、
鳥追い傘(でよいのだろうか)の姿がきれいだ。
うなじが美しく引き立っている。

手の動きは指先まで丁寧にしなやかで、
道にまかれた砂をする草履の音が、他にない雰囲気を作り出している。
これはテレビでは聞き取れない音だ。
もともとは女性の踊りだったと聞いた。
だから男性が踊るときは女性が踊っているように見えなければならない
と言うことだったが、最近は大胆に大きく踊る男性が増えているようだ。

女性のはしなやかでなまめかしい踊りなのだが、
唄われる歌詞は、秋田弁でもはっきりとわかる下ネタだったりする。

学校(がっこ)の先生(せんせ)が金玉落とした
それを生徒が拾った・・・

今でいうラップだった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014-08-15 23:37:08 | 日記


相馬野馬追での武者行列を1時間近くも見たので途中で切り上げ
先に陣取った場所に戻ってみると、
馬が3頭戻っていた。
1頭目は私たちがお世話になっている人の馬
2頭目はここに参加している人の馬、
親子3代で参加しているので、
そこに栃木から借り受けた馬がいた。
餌やりをしていたので、私たちもやらせてもらう。
手のひらにニンジンを載せて食べさせるのだが、
歯を当てることもなく、器用に食べる。
手は馬の涎だらけになる。
それを馬のために汲んできたバケツの水で洗い、
その手でおにぎりを掴み、頬張った。
これこそ人馬一体となる・・・?

栃木の馬は外様のせいか、なんとなく放っとかれているように感じ、
その馬を中心に、餌をやる。
そして鼻面を撫でようとしたのだが、
なんとなく嫌がっている感じ。
ところが離れようとしたら
前足で土を掻いて、餌をねだる。
その仕草の可愛いこと。
思いっきり餌を与えると、
ついにはしっかりと撫でることができた。
いやぁ、可愛い!

ところが、である。
この馬、なんと、噛み癖があるとのこと。
しかもそれを餌やりの終わった後で聞いた。

競馬好きから聞いた話。
あるレースで、トップを走っていた馬に何とか追いついたが、
なかなか抜けない馬、
何を思ったかトップの馬の騎手の足に噛みついたそうである。

私が噛まれなかったのは
餌をたらふく食べたからだろう、と言われたが、
私は中学時代、「馬面」と言われていた・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする