江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

仮設住宅

2017-02-12 00:26:01 | 日記
今も仮設住宅で暮らす人の多い石巻。
折角行くのならぜひ慰問に回りたいと、
無理にお願いして伺ったのは、女川の規模の小さい仮設団地。
大きなところは今も慰問に来る人は多いのだそうで、
敢えて小さなところを選んでくれた。

集まったのは、皆仕事を離れた人ばかりで35人ほど。
復興住宅への引っ越しを尋ねると
「私は今年の6月」
「私は8月よ」
などとワイワイ、

福島で聞く仮設住宅は、自治会が機能しなくなっているか、
行政が管理しすぎているかで、
慰問が難しくなっていた。

ここは区長さんが良いせいか、よくまとまっていて、
皆で”ジジババチンドン屋”を作っていた。
ちんどんも手作りで、鉦と太鼓が上下逆になっているのはご愛嬌だが、
地元商店街のイベントや”老人”ホームでの慰問やらで
結構人気らしい。

復興住宅に移っても、みなさん同じところになるようで、
「2020年には大きな集会所ができるから、
そうだ! こけら落としで人形を遣ってもらえないかな、
相応しいと思うんだよね、
日曜日だと若い人が見に来るし、会場も広いから大勢見られる」
と区長さん。

2020年!

隣の人にオリンピックをどう思うか尋ねると、

・・・・・

翌日の公演後、
いつものようにご覧になった人の頭を獅子で噛んでいたら、
獅子の前で立ちすくみ、泣き出してしまったご婦人がいた。
去年復興住宅に移ることができたのだそうだが、
お正月に仮設住宅を回っていた獅子舞が、復興住宅には来なくて、
淋しい思いをしていたところ、
思いがけず今日獅子に出会えたので、嬉しくて
と、もう一度涙をぬぐっていた。
前にも(私の獅子舞を)見たと思うのだけれども
震災で記憶が無くなっちゃったのよ。

2020年、来れたら来たいと思う。
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