★ New!Kimmy's Diary ★

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自信が子どもを育てる

2013年01月20日 | 教育あれこれ
KEC英会話スクールのサタデークラス(一週間に一度、土曜日の一日を英語で過ごすクラス)とインテンシブクラス(一週間に二度、二時間ずつを英語で過ごすクラス)の子どもたちのプレゼンテーションコンテストファイナルが長久手市の文化の家で開催されました。

このコンテストに出場できるのはそれぞれのクラスで代表に選出された小学生の子どもたち。英語の発音、流暢さ、イントネーションだけでなく、内容を十分伝えているか、自分なりの工夫があるか、そして自信を持って堂々と発表できているか、というポイントで審査します。

クラスコンテストの結果、代表に選ばれたあとのモティベーションは格段に上がります。大きなホールに来て、たくさんの観客のいる舞台で、納得のいく成果を出すために再び自分の発表に磨きをかけていきます。このプロセスは子どもを大きく成長させます。

直前に「調子はどう?」と様子を聞いて回ると、子どもたちはみんな自分が賞を取れる気持ちで来ているのです。これは毎年の傾向ですが、その自信に驚かされます。それほど彼らは自分の中で精一杯、努力しているのだということがわかります。親御さんたちにも家での様子を聞くと、「自分が入賞することを疑っていないようですよ。」というコメントをいただくことが多々あります。

自信は子どもが成長する上で一番大事な土台です。何かに取り組み、そのことについての評価を自分自身で下した結果が「自信」になります。文字通り、自分を信じることができるのです。親や周囲が褒めて認める言葉がけとともに、自分は自分なりに一所懸命に取り組んだという日々の努力が、その基礎を作ります。

今日エントリーして来た子どもたちは全員、この自信を身につけていました。舞台の上でひとりひとりがそれぞれに輝いていました。絵本を紹介した子どもたちは、絵本の世界に私たち聴衆を誘って、その中で楽しませてくれました。主人公の喜怒哀楽を一緒に味わわせてくれました。自分の経験を発表してくれた子どもたちは、その珍しい体験や感動を分かち合ってくれました。英語で堂々と大人たちを感動させてくれたのです。

子どもたちの持てる素晴らしい底力を、私たち大人はどれくらい引き出せているのでしょうか。彼らが彼ららしく、十分に伸び伸びと、みずみずしい感性を持って欲しい知識や能力、技術や技能を獲得していけるように、環境を作っていくことが私たちの役割だと再認識しました。日本にいながらにして、ここまでのプレゼンテーション力を身につけることができることに対して、私たちがやってきた教育は間違っていなかったと自信を持って言えるのは、彼らのおかげです。彼らの未来の先にどんな世界が広がっていくのか、本当に楽しみです。

素晴らしいパフォーマンスをしてくれた子どもたち!大きな感動をありがとう!
You are all absolutely fabulous!