ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/03/01 「ゼロ・ダーク・サーティ」

2014-03-01 00:00:00 | 日記
ゼロ・ダーク・サーティ(2012年米)

マヤ CIAの女性

 2001年9月11日。同時多発テロが発生する。
 2003年。CIAのマヤは、テログループに対する拷問に同席していた。
 2004年。マヤはビンラディンに近づく人物として、アブアフメドに注目。
調査は難航し、同僚の女性は帰国するが、マヤはとどまって調査を続ける。
 2009年。アルカイダの20人の幹部の内、始末できたのは4人だけだった。
ようやくアブアフメドに関する有効な情報を入手。
出入りする建物にビンラディンらしき人物がいると判断。
だが作戦決行には時間がかかった。同僚が確率は半分程度と否定的だったのだ。
マヤは100%ビンラディンだと確信。CIA長官はマヤを適任だったと認める。
 2011年5月。作戦の決行が決まる。
深夜に軍が建物に突入。標的を始末し資料を回収して退散する。
兵士が持ち帰った死体を見たマヤは、ビンラディンであると確認。
仕事を終えたマヤは帰国する事になるが、どこへ行くか答える事が出来なかった。

 と言うわけで、911テロの首謀者ビン・ラディンを追うCIAの女性の話。
テロの後、ラディンは姿をくらまし、捜索は難航。
非道な拷問等で得たわずかな情報から、
主人公マヤは、とある屋敷にラディンがいると確信。
2時間半の映画で、そこに至るまでが1時間半くらい。
しかも、マヤの相棒みたいな人物はおらず、その場その場で必要な人物と組むだけ。
単調で見ていてつらい。
マヤは屋敷の襲撃を主張するが、CIA上層部は確証がないと二の足を踏む。
その後、新たな証拠が出た訳でもなく、
長官の鶴の一声で攻撃が決まったのが、残り30分くらいの所。
軍が暗闇を暗視スコープつけながら襲撃し、
何が何やらわからないまま、それらしき人物を射殺。
兵士たちは、周囲にいる連中に、これは誰だ?と聞く始末。
遺体は基地に持ち帰られ、マヤが顔を見て本人と判断。(DNA鑑定とかではなく)
軍の精鋭による「カッコいい」襲撃シーンはよく見るが、本作は結構違和感を感じる。
マヤも、今さら別人ですなんて報告できないと思うし。
と言う事で、勘違いしてたけど、
これは米軍によるビン・ラディン暗殺を称える話ではなく、全否定する話だったのだ。
それならそれでもいいんだけど、もう少しとっつきやすい構成にしてほしいかな。

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