ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/05/07 「ワイルド・スピード/ICE BREAK」

2017-05-07 00:00:00 | 日記
「ワイルド・スピード/ICE BREAK」

 ワイルドスピードと言えば、
ビン・ディーゼルとポール・ウォーカーの出世作となったシリーズ。
もともとは、ストリートレースに紛れて犯罪をする連中の話だったはず。
それがシリーズが進むにつれ、世界の平和を守る隠密集団に発展。
出演者も豪華になったので劇場で見る様になるが、前作撮影中にポールが事故死。
シリーズの存続も危ぶまれたが、第8弾が完成。
これまで戦車や飛行機と(あくまで)車が戦ってきたが、本作では潜水艦と対決。
仲間として、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、
カート・ラッセルが再登場。
前回敵だったジェイソン・ステイサムも仲間になると言うポリスアカデミー的展開。
新たにシャーリーズ・セロンも登場するとの事。
もう見るしかないですな。

○はシリーズ出演作

ドミニク・トレット リーダー(ビン・ディーゼル)①③④⑤⑥⑦⑧
ルーク・ホブス 捜査官(ドウェイン・ジョンソン)⑤⑥⑦⑧
デッカード・ショウ 元英軍特殊部隊。⑦の宿敵(ジェイソン・ステイサム)⑥⑦⑧
レティ・オルティス ドミニクの妻(ミシェル・ロドリゲス)①④⑥⑦⑧
ローマン・ピアース お調子者のメンバー②⑤⑥⑦⑧
テズ・パーカー ちょっとしたハッカー②⑥⑦⑧
ラムジー 天才ハッカー⑦⑧

エレナ・ネベス かつてのドミニクの恋人⑤⑥⑦⑧
ミスター・ノーバディ 秘密組織のリーダー(カート・ラッセル)⑦⑧
リトル・ノーバディ ミスター・ノーバディの部下(スコット・イーストウッド)

サイファー ラムジーの上を行くハッカー(シャーリーズ・セロン)
ローズ サイファーの部下
サマンサ・ホブス ホブスの娘
オーウェン・ショウ 元英国特殊部隊。⑥の宿敵(ルーク・エヴァンズ)⑥⑦⑧
マグダレーン・ショウ ショウ兄弟の母親(ヘレン・ミレン)

起:新たな作戦でドミニクが裏切り、ハッカーのサイファーに付く。
承:サイファー一味は核のボタンや原潜を入手。
転:ドミニクは赤ん坊を人質に取られていたが奪還。
結:ドミニクが仲間に戻り、サイファーの計画を阻止する。

①ドミニクはレティとキューバ旅行し、そこでもレースに勝つ。

 ドミニクはレティと新婚旅行的にキューバを訪れる。
ドミニクの甥は借金が返せず、車を奪われようとしていた。
借金したなら仕方ないと言うドミニクだが、レースで解決できないか交渉。
相手はそれを受けるが、彼が乗るのはキューバで一番早い車だと言う。
一方、甥の車はキューバで一番遅い。
ドミニクは、早いか遅いかは乗る人間次第だと、あまり気にしてない様子。
と言いながら、彼は甥の車を分解して車体を軽くし、ニトロを取り付けたりする。
レースが始まると、相手は手下に襲撃させたりするが、ドミニクは撃退。
リードされるが、ニトロを使うと、
火を吹きながら相手の車を追い抜き、そのままゴールへ。
ドミニクが勝利するが、車が止まらず、あわてて脱出。
車は石塀みたいなのを乗り越えて大破。
車を賭けたレースで、車を壊してどうする?と思わされます。
勝負は勝負だと、相手は借金をちゃらにし、ドミニクは自分の車を甥に譲るのだった。

②ドミニクはサイファーと言う女に何やら脅される。

 そんな中、ドミニクはエンジンがかからないでいた女性サイファーを助ける。
だが、実は彼女はドミニクを待ち伏せしており、手下になれと言われる。
おれは誰の手下にもならないと言うドミニクだが、
サイファーが何かを見せると動揺する。

③ホブスは盗まれた電子パルス装置を奪還する指示を受ける。

 ホブスは任務を離れ、娘のサッカーチーム(ラグビーだっけ?)のコーチをする。
そこへ某局の男たちが現れ、テロリストに電子パルス装置が奪われたと告げる。
何とかしてほしいと。
この国家の一大事に、頼れるのは彼らしかいないらしい。
ホブスは家族が大事だと言うが、結局受ける事に。
とは言え、ホブスがアテにしているのはドミニクのチームだ。

④作戦は成功するが、装置はドミニクに奪われてしまう。

 ドミニク率いるチームは、一味から電子パルス装置を奪取。
車で退散するが、一味も車で追跡。
すると、誰が用意したか、クレーンで吊るした巨大な鉄球が前方から迫り、
予定していたドミニクチームは回避。知らなかった一味は一網打尽となる。
作戦は無事成功かに思えたが、ドミニクが電子パルス装置を持って退散。
取り残された一同は呆然とし、まとめて逮捕されてしまう。

⑤逮捕されたホブスは刑務所でデッカードと再会。
ミスターノーバディによって、協力して装置を奪還する事に。

 ホブスは電子パルス装置を盗んだとして、刑務所に入れられてしまう。
向かいの房は、何と前作でホブスがぶち込んだデッカードだった。
前作のラストで地下深くの厳重な隔離房に入れられたはずだが、
今は普通の独房にいるらしい。
そんな中、何者かによって独房の柵が開いてしまい、出てきた囚人たちが大乱闘に。
もちろん、ホブスはデッカードと互いの恨みを晴らすべく、激しい格闘になる。
だが、謎の一団にさらわれ、ホブスは別の場所へ連行。
そこにはレティらも捕らわれていた。
彼らの前に現れたのは、ミスターノーバディだった。
彼は、ドミニクに奪われた電子パルス装置を奪還してほしいと言う。
レティらは、ドミニクの裏切りがまだ信じられない様子。
だが、ドミニクを出し抜く事が難題と言うのは、十分承知していた。
ブライアン(故ボール・ウォーカーが演じたかつての仲間)を呼ぼう
と言う意見も出るが、結局ブライアンらを巻き込むなと言う事に。
つまり、ブライアンはまだ生きてる訳で、
何らかの形(弟が演ずるとか)で、復活する余地は残ってます。
大丈夫、手は打ってあると言うノーバディは、新たなメンバーを紹介。
それはデッカードだった。
こんな奴と組めるかい!と怒る一同だが、
ドミニクの裏切りの真相を突き止める為には、必要な存在かも知れない。

⑥ゴッドアイでドミニクの居場所を追うが、逆に襲撃される。
サイファーは天才的ハッカーだったのだ。

 一同は作戦を考える事に。
ちなみにミスターノーバディの部下として、クリント・イーストウッドの息子が参加。
若造のくせに。。とからかわれる役柄を担い、リトル・ノーバディと呼ばれます。
お調子者のローマンはゴッドアイを使えば、
ドミニクの居場所がわかるのではと言い出し、この案が採用される。
ゴッドアイとは、前作に出てきたシステムで、
あらゆる機器(スマホからでかいコンピュータまで)の捉えた画像を組み合わせ、
世界中どこにいても、その人物の居場所がわかると言う代物だ。
そこで早速、ドミニク・トレットと入力して検索。
えー!名前で検索してたら同姓同名が見つかるんじゃないの?
。。と言う心配をよそに、ゴッドアイはドミニクの居場所を検出。
それは一同がいる場所だった。
ドミニクと一味は電子パルス装置を使って基地を襲撃。
あっと言うまに、ゴッドアイが奪われてしまう。

⑦実は元恋人エレナとその赤ん坊を人質にとられていたのだ。エレナは結局殺される。

 実は、ドミニクは元恋人エレナとその赤ん坊を人質にとられていた。
ホブスの元部下であるエレナは、
レティが死んでる事になってた間、ドミニクの恋人だったのだ。
その後、レティが生きていたとわかって、身を引いた形になったが、
その後に妊娠に気付いたと言う。つまり、赤ん坊はドミニクの子供なのだ。
(このシリーズはよく辻褄を合わせます)
ちょっと逆らった時にエレナは殺されてしまうが、
赤ん坊は依然として人質にとられていて、
ドミニクとしてはサイファー一味に従わざるを得ない。

⑧サイファーはNYにいるロシア国防大臣を襲撃。
レティらの妨害をものともせず、核ミサイル発射装置を奪う。
一方、ドミニクはひそかに監視を逃れ、ショウ兄弟の母に接触していた。

 続いてサイファーは、NYにいるロシア国防大臣を襲撃を計画。
ドミニクは、何と言うか、現場で陽動する役割。
凄腕のハッカーがいれば、そんな人は不要に思えるが、
そんな事言ったら出番がなくなるし。。
作戦開始を前にして、車のチェックをすると言うドミニク。
サイファーは否定的だが、3分で済ませると言って、
ボンネットを開けると、監視カメラから隠れる形に。
もちろん、ドミニクはその間に持ち場を離れている訳。
どうも怪しいと、他のカメラの映像を探させるサイファーだが、
なかなかうまく行かず、3分経ってボンネットを閉じるドミニクを見ると言う訳。
実は。。ドミニクは、どうやって事前に連絡をとったか知らないが、
ショウ兄弟の母に会っており、そこで何やら話をつけていたのだ。
作戦開始となり、サイファーは付近のコンピュータ制御の車にアクセスし、
大量に動かし始めた。
おかげで、大量の車がレティらの行く手をふさぎ、
立体駐車場から雨の様に車が降り注ぐ騒ぎに。
レティが近づけない中、サイファー一味はロシア国防大臣の車を襲撃。
まんまと核ミサイル発射用のカバンを奪う。
そういうのは、米ロの大統領だけが持ってるんじゃないのか?
ドミニクを見かけたレティは声をかけるが、
ドミニクは何か言いたそうだが結局語らずに立ち去る。
一方、この騒ぎの中で、デッカードが撃たれて死んでしまう。
それにしては、あっさりしてるから、多分死んでないよな。

⑨サイファー一味はロシアの原潜基地を襲撃。
原潜を奪うが、レティたちも阻止しようと奮戦。

 サイファー一味は続いてロシアにある原潜基地を襲撃。
核のボタンに続いては核ミサイルだと察知したレティらも、
様々な車を調達して乗り込む事に。
だが、サイファー側にドミニクがいる事もあり、
結局阻止できず、みすみす原潜を奪われてしまう。

⑩デッカードはサイファー機を襲撃し、赤ん坊を確保。
それを知ったドミニクは味方に戻る。

 サイファーは上空の機上にいて、作戦を指示していた。
そんな中、スカイダイビングして機に乗り込んできた男たちがいた。
死んだと思われた(ウソつきました。思ってませんでした)デッカードと、
そう言えば死んでない弟オーウェンの兄弟だ。オーウェンはちょっと写るだけ。
デッカードはあっさり赤ん坊を奪還。
かごに入った赤ん坊を抱えながら、次々出てくる一味を次々倒す。
デッカードは意外に子供好きな感じで、赤ん坊も何やら楽しんでいる様子だ。
その頃、下界ではレティらのチームとサイファーのチームが氷上チェイスしていた。
ドミニクはサイファー側についていたが、
赤ん坊を奪還したとの連絡を受け、レティらと合流。一同は信じてたぜ!と喜ぶ訳。

⑪氷上の戦いで原潜を破壊するが、サイファーは脱出。

 氷上のチェイスが続き、サイファー一味は次第にやられていく。
最後の手段だと、サイファーはミサイル発射を命じるが、
ドミニクらが巧みにかわした為、ミサイルは原潜に命中。
サイファーが倒されたかに錯覚したが、彼女がいるのは上空でした。
彼らを乗せた輸送機も墜落の危機にあったが、サイファーはスカイダイビングで退散。
残されたデッカードは動揺するが、どうにかして生還。
忘れちゃったけど、赤ん坊連れでスカイダイビングしたんだったかな?

⑫一同はお祈りし、ドミニクは赤ん坊にブライアンと名付ける。

 最後は毎度のお約束でBBQ。
ノーバディコンビが同席するのはまだいいとして、
デッカードまでも前話までのわだかまりもなく参加。
ホブスは罪を取り消されるが、娘の為にしばらく休暇をとる事にする。
そして一同は手をつないでお祈り。
ドミニクは皆に赤ん坊を紹介。名前はブライアンだと言うのだった。。
て言うか、死んでない事になってるんだし、
本作では1回話題に出ただけだから、ちょっと唐突感あるよな。

 と言う訳で、シリーズ第8弾は、ディーゼル扮するドムがファミリーを裏切る展開。
妙に仲良くて、最後にお祈りしながらBBQするあたりは
以前から違和感を感じていたが、その絆に亀裂が生ずる訳。
でも、本当にドムが裏切ったと思った人は、ファミリーにも観客にもいない。
何か事情があるはずだと。その予想はずばり的中。
天才的ハッカーのシャーリーズ・セロンに弱味を握られ、協力させられていたのだ。
シャーリーズはハッカー技術を駆使し、核兵器を盗むと言うスペクター的行動に出た。
この人類の危機に対し、メンバーはあくまで車で対応。
派手さも極まれりと言う印象です。
(次回は海中か宇宙へ行くしかないと思う)
あまり頭の良い映画とは思えないが、まあ雑念を吹っ切れれば面白い。
私の場合、吹っ切れたのは潜水艦の戦いが始まった頃だから、そこまでは微妙でした。
ちなみに、今回も締めのBBQはあり、カートラッセルは良しとして、
ジェイソンまで参加するのは違和感あり。
シャーリーズは生き延びたので再登場の可能性があるが、
次回作に続く伏線は感じられなかった。
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2017/05/07 「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

2017-05-07 00:00:00 | 日記
「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」

ジェイク・モリソン中尉 (リアム・ヘムズワース)
ディラン・ヒラー大尉 前作の主人公の息子
デイビッド・レヴィンソン部長 (ジェフ・ゴールドブラム)
オーキン博士 (ブレント・スパイナー)
将軍 (ウイリアム・フォクナー)
チャーリー ジェイクの相棒
レイン 中国の女性兵士
ホイットモア元大統領 (ビル・プルマン)
パトリシア ホイットモアの娘。ジェイクの恋人
キャサリン デイビッドの恋人(シャルロット・ゲンズブール)
大統領 (逃亡者の奥さん)
ジュリアス デイビッドの父
ジャスミン ヒラーの母
サム バスの少女(ホワイトハウスダウンの娘)

起:20年ぶりに敵宇宙船が攻撃を仕掛けてくる。
承:人類も反撃するが歯が立たない。
転:同様に攻撃を受けた生命体が協力。
結:再度の攻撃で、敵艦隊を撤退させる。

 異星人による地球攻撃から20年が経過する。
戦闘が活躍したヒラー大尉はテスト飛行で死亡。
その息子ディランもまた英雄とされるが、仲違したジェイクは月基地へ。
一方、長く昏睡状態だったオーキン博士の意識が戻る。
 そんな中、月に巨大な球体が接近。土星基地は破壊されたと言う。
大統領命令で球体は駆逐され、終戦の記念式典が予定通り行われる事に。
だが、ホイットモア元大統領は、新たな脅威だと警告する。
 やがて超巨大宇宙船が襲来し、月基地を破壊。
地上の都市を浮上させて落下させる攻撃を加え、ディランは母ジャスミンを失う。
 異星人の目的は、地球の核を破壊して人類を絶滅させる事らしい。
女王を倒せば人類にも勝機はあると、ジェイクらが敵母船内部に突入するが、
それは敵の罠で、交信が途切れてしまう。
逆に異星人が総本部に侵入し、大統領らが犠牲となる。
 新たに将軍が大統領に就任。
人類と同様に攻撃を受けた球体状の生命体が協力を申し出る。
女王は球体生命を追っており、おびき寄せて核融合弾で倒す事に。
この役目をホイットモアが買って出る。
一方、敵母船内部にいるジェイクらは戦闘機を奪う。
 ホイットモアが犠牲になり、女王を倒したかに思えたが、シールドで無事。
軍のシステムは乗っ取られて攻撃ができない中、敵の大群が迫る。
何とか制御を回復したジェイクらが反撃。敵戦闘機を次々撃墜して倒す。
球体生命は人類を見直したと言い、母船を失った敵艦隊は撤退するのだった。

 と言う訳で、宇宙人が侵略してくる大ヒット作の20年ぶりの続編。
思えば、ET以来と言う大騒ぎでしたな。
全人類が一丸となって勝利したあの日から20年。
式典の最中に、再び奴らが攻撃してくると言う訳。
前回よりもはるかに強敵と言う触れ込みだが
この手の設定で、実際に前回よりも強敵だった試しなし。
前作は最初の攻撃までの描写が秀逸だったが
本作では、前回の残党がいたぞと言う程度の印象。
前作の登場人物がかなり再登場(ウィル・スミス以外)しており
前作でいい所がなかったデータ少佐(死んだはずの)が奮闘してる。
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