雷座の部屋

私の思っている事、思い出などの部屋です。

映画「クラッシュ」

2007-03-07 17:29:44 | 映画
テレビで「クラッシュ」を見た。

昨年度のアカデミー賞作品。
監督はあの「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本を手掛けたポール・ハギス。
 
アメリカの西海岸の都市、ロサンゼルスを舞台に日常を描いた作品だという。
日本に住んでいる者にとってはちょっとわからない世界。
色々な国、色々な人種が住んでいるアメリカの都市と日本のようにほぼ「日本人」だけで生活している都市に住んでいる者では日常感覚が違う。

例えば、日本で何か事件が起きたとする。
目撃者が聞かれる事は「犯人は男か、女か。身長は。太っていたか、痩せていたか。年齢は何歳ぐらいか」と言った所だろう。
これがアメリカなら上記の事以外にも「髪の毛の色は。目の色は。肌の色は。何人か。何語を話していたか」なども聞かれるだろう。
たぶん、みんな日本語を話し、目の色は黒く、髪の毛も黒い(もちろん例外はあるが…)。
それが日本。

映画を見て「人種差別はダメだね」なんて、テレビのこちら側にいてそんな感想を述べてもしょうがない。
ちょっと辛いけど、たぶんこの映画に描かれた世界が【現実】なのであろう。

日本から見たアメリカ。
「夢のカリフォルニア」が歌われたのは60年代。
夢の崩壊は70年代半ばの「ホテル・カリフォルニア」。

30年代、ジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイが踊った「チャイナタウン」。
70年代、チャールトン・ヘストンやジョージ・ケネディが活躍した「大地震」。
 
そして現在は「クラッシュ」…

これが今のロスなんでしょうね。




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2 コメント

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多民族 (kimion20002000)
2007-03-28 11:20:49
TBありがとう。
多民族国家というのは、正直、想像し切れないところがありますね。でも、ロスの人たちは、その現実を、当たり前のものとして、クラッシュしつつ生きているんですね。
クラッシュ(ぶつかりあって) (雷座)
2007-03-28 21:46:00
kimion20002000さん、いらっしゃいませ。
コメント&トラックバックありがとうございます。

日本と言う国に住んでいると、中々多民族国家について考えるのはとても難しいものがありますね。
白人、黒人、アジア系、中東系、ラテン系。
色んな人種のぶつかり合い。
この「クラッシュ」はそんな今のロスの現実を描き出している作品でしたね。

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