自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

北九州市にこんな自然があったとは・・・ゴメンナサイ!

2007-01-31 07:20:35 | 環境

湾岸の工業団地をエコタウンの象徴としてアピールしてきた行政の意図は
これまでの情報で、わかっていましたが、自然を見て欲しいという話には
正直言って???のまま訪ねました。
 こんな景観に出会うとは予想もしていませんでした。
平尾台カルスト台地。随分昔に訪ねた秋吉台はあまりに有名ですが、
小ぶりながらも鍾乳洞もありました。




洞窟に入っていくと手の届くところにコキクガシラコウモリがこんなに
ぶら下がっていました。え?こんな無防備に・・・。まるで煤が固まったように
見えましたが、確かに生きたコウモリ達が休んでいました。
あまり人が来ないからそのままでいいのかも・・・とは思いましたが、
後で後悔しない為にも、それなりの保護の手当てをしておいたほうが
いいと思いました。今後、ツーリズムとしての発展を期待するならば、
尚更、その姿勢が大切です。それだけ貴重な自然が残されてきたわけですから。
環境局の皆さんにお伝えしたいと思います。



エコタウンを目指す北九州

2007-01-30 18:22:18 | 環境

猪年 になったのにブログの更新はまったく走り出さず、
やばいなーと思っていたら、今年も残すところ11ヶ月と
なってしまいました。年末年始にいろんな方と会っていたら
意外な人から「ブログ楽しみにしてるよ!」「オーストリアの後は・・」
などと嬉しいプレッシャーをかけられました。
誰も書き込んでくれないから、読んでいないんだ・・と
ちょっと寂しくもあり、ホッと油断していたらこの始末。
今年は黙黙とすり足のイノシシになってガンバロウ。

それにしても今年も忙しく飛び回ることになりそうです。
最初は北九州市。
公害の町(地元の方には大変申しわけなく思っています)と
思い込んでいたら、エコタウンとしての再生の努力も実ってきていました。
東京・北九州間を繋ぐスターフライヤーは全座席革張り、テレビ付の
ビジネスクラスのような立派な機材。パソコン用の電源も付いていて
仕事もはかどりました。





まだ開港間もない空港は市街から40分離れた湾岸にありました。







曽根干潟には大陸からの渡り鳥もたくさん飛来し、バードウォッチングの
メッカでもあるということでした。カブトガニ(地元ではハチガメともいう)も
上がって来るらしく、地元の有志が大事に保護しているとのこと。
曽根干潟を守る会に解説していただきました。