自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

おにやんまの羽化

2004-07-28 11:35:57 | 尾瀬


東電小屋から牛首への途中の木道で見つけました。じっと見てても全く動かない(当然ですが)ので、そのうち歩き出してしまいました。スローライフを語るわりには先を急いでしまうのは、やはり毒されているからかなー

環境マンガ「マジンジラ」新宿都心に出現!

2004-07-27 09:44:27 | 尾瀬



なんてタイトルなのに先週ロケハンしてきた尾瀬ヶ原の木道と至仏山ののどかな写真は何故か?

マジンジラ」はスワヒリ語で「環境」という意味。今月マンガとは思えない立派な装丁でソニーマガジンズから出版されました。地球と命の不思議に出会い、考え、学ぶ。主人公の雲野湧君は小学4年生。おじいさん博士に連れられて命の輪をめぐる旅は果てしなく続く、面白くてためになるNO1環境マンガ・・・と宣伝文にはありました。実際読んでみて面白かったので紹介しました。

著者(画)つやまあきひこさんとは意気投合したので、日本が誇る、誰でも知ってる、それでも世界遺産でもない「尾瀬」を訪ねることになりました。8月12日(木)から1泊2日遥かな尾瀬エコツアーとして実施します。募集はたったの15人。親子での参加が理想ですが、子どもの気分になって、大人の参加もこのブログ読者は歓迎します。夜はつやまさんの環境マンガ講座や尾瀬のおじいさんの語り部タイム、星空観察などを楽しみます。有料ですが、興味がある方はリボーンのwebをご覧下さい。

7月31日(土)には新宿区立環境学習情報センター「エコギャラリー新宿」でマジンジラ原画展を開催します。当日はつやまさんもやって来て一緒にマンガを描いて遊んだり、その他ソーラークッキングを楽しんだり、入場無料ですから親子で夏休みの宿題対策も兼ねて寄って下さい。
私もつやまさんのマネージャー役でお手伝いします。


♪夏が来~れば思い出す~遥かな尾瀬 遠い空~♪

2004-07-26 13:58:44 | 尾瀬


尾瀬ってあまりにも有名で、大人なら誰でも知っている地名でしょう。
でも意外に行ったことがない人も多いらいしいですね。
青い空、それを映す湿原・湖、緑濃い山、果てしなく続く木道、
水芭蕉、ニッコウキスゲ、羊草・・・・



写真や映像からは井上陽水の「少年時代」が聞こえてくるのは私だけでしょうか。久しぶりに行ってきた尾瀬は随分環境保全が行き届くようになっていました。仕事柄、ついついこんな視点からばかり眺めてしまう
自分でも、少年時代の親父との想い出が浮かんできました。
夏は懐かしい気分にさせる季節です。

富士山「思いやりの日」

2004-07-16 17:17:49 | 富士山
7月24日(土)真夜中12時頃、富士山新5合目大石茶屋周辺に大勢の人々が今年も集まる。シンセサイザーの幻想的な音楽に続き、スーザンオズボーンさんのスピリチュアルな歌声が霊山富士に響くことだろう。数名の僧侶による護摩法要は夜明け前の暗闇に赤々と人々の願いを天に届けるようにも見える。世界の平和は思いやりの心から・・・こんな単純な言葉が自然に享けとめられる気持ちになっていた。昨年初めてエコツアーとして組み入れて実施したが、オールをやった女子高生ではないが、参加者全員が清清しい表情で朝の帰路についた。今年もそんな気持ちになってみたい。

森で降る雨に傘は要らない

2004-07-14 16:31:31 | 健康
北海道森林マラソン・トレイルフェスティバル2004in定山渓は雨降りだった。青空の下を爽快に走る夢は無残にも破られた。1000人の参加者はさぞがっかりしたろう・・・と思うのは第3者の場合。もちろん、泥と汗にまみれて大変そうだったが、関係者が用意した温泉の湯で手足を洗い、各ホテルの温泉から出てきた使用後の皆さんの表情は晴れやかだった。日に焼けたかな・・と見えたのは皆ビール焼けだったかも。
森の中を走っていると新鮮な雨がカラダに鋭気を与えてくれる。
だから雨を避けるのはもったいない気持ちになってくる。

暑中お見舞い申し上げます!

2004-07-09 14:28:23 | 健康
明日はいよいよ北海道森林マラソン・トレイルフェスティバル2004in定山渓の準備のため札幌入りです。

昨日の気温が東京35度、札幌20度。いいじゃないですか。
涼しいのは大歓迎ですが、大雨だけは勘弁してもらいたい。国有林の林道(トレイル)をコースに走るので、結構ドロンコになる。しかし、多少の雨は森林の冷気をランナーに運んでくれて、コース全体が自然のエイドステーションにもなる。

下見では何度も走ったが、本番の時、走る事ができないのが、プロデューサーの宿命とはいえ、残念だ。参加者の皆さんにはその分、楽しんでもらいたい。来週結果をご紹介します。どうぞお楽しみに!

それにしても先月のボルネオが40度、ニュージーランドが10度。
北半球在住の皆さん、暑中お見舞い申し上げます!

我慢できない方は森に入ることをお奨めします。森林が水のカーテンの役割をしてくれて、クーラーよりも心地よい涼しさを提供してくれますよ。

ニュージランドでもオーガニックな和食

2004-07-02 14:07:18 | ニュージーランド
先月はニュージーランドの南島クライストチャーチから車で3時間南下、オアマルという小さな町に滞在した。目的は日本人夫婦がに始めるB&B(日本のペンションみたいなもの)を下見することだった。何故こんなところまで来たと言うと、料理担当の奥様の手作り料理の評判を聞いたからだ。

サラリーマン時代は外食ばかりだったが、独立以来、パーティー等がない限り、1日3食、家内の料理をいただいている。当然、昼は弁当持参となる。家計は楽ではないが、オーガニックな食材にはこだわっている。

海外出張の時には苦労する。納得いくものを食べられる場所がなかなかない。だから、今回もわざわざここまでやって来た。(私がプロデュースする旅では、できればオーガニックな食事をふるまいたい。)

今回たずねたB&Bは、日本人観光客はほとんど来ないところある。彼らは頑張って広い牧場を購入し、一軒の素敵な家を建てて、こだわりのオーガニック食をふるまっている。ここでは、昼ご飯をご紹介したい。



メニューはこんな感じ。

煮豆(花豆)京都産
いりこのマリネ 山口産
人参キンピラごまソース 人参バイオダイナミック
シルバービートのおかかまぶし 自家製
豚肉と大根の欠く煮物 大根自家製
Fetaチーズ、アボガド、黒オリーブ
ワカメと青ねぎの生姜ニンンク炒め 青ねぎ自家製
プラムのシャーベット
お味噌汁(小松菜、油揚げ) 小松菜自家製
ご飯(オーガニック玄米6分づき)
こんにゃくとピーマンのピリ辛煮

昼食にしてはボリュームがありすぎるが、ぺろりと
たいらげた。美味かった。ゆっくりと4人で話しながら・・・。
そして午後はペンギンのコロニーを見に出かけた。

健康ファン

2004-07-01 13:30:29 | 健康
仕事柄国内海外を飛び回る。トランクの中にはジョギングシューズが入っている。旅先で時間がとれれば(無理に作り出すこともあるが)宿泊先をスタートし、30分、60分、90分等地図を片手にジョギングする。
国内では500円硬貨、海外では5ドル程度を靴の中に忍ばせ、見知らぬ町をRUN&WALK。
小物ならば露店で買い物して、手にもちながら帰ることもある。偶然の出会いに欠かせないのは小銭だ。道に迷った時、不慮の災難に遭遇した時にも小銭が役に立つ。

できれば朝がいい。気持ちがいいし、大都市でも危険が少ない。以前はニューヨークの五番街からセントラルパーク、パリのセーヌ川沿い、エジンバラ城の周囲大変なアップダウン道路、ヨハネスブルクの中心街などなど、エコツーリズムの会社を創業してからは自然の中に出かけることが多くなり、カナディアンロッキー山麓、ニュージーランドの港町や牧場、ボルネオ島のジャングルロッジ周辺トレイル、北海道定山渓国有林、屋久島いなか浜海岸などなど。
不規則になりがちな旅先での朝食前のジョギングは心身ともにリフレッシュしてくれる。特に温泉のある宿泊先は最高だ。朝食も美味い。

そんな旅・出張からは元気になって帰ってくる。
僕は旅から健康をいただいている。