関西では、戎(えびす)信仰が根付き、「えべっさん」として親しまれ、多くの戎様をお祀りした社寺で、1月10日に「家内安全」や「商売繁盛」などを願う「十日戎」が行われています。特に、福男が境内を駆け抜ける西宮戎神社や、今宮戎神社などが有名です。境内では賑やかに「商売繁盛で笹持って来い」の掛け声が飛び交います。参拝者は、福笹を授かった後、烏帽子姿の福娘に吉兆の縁起物を結びつけてもらう習わしです。
浅草神社で復活する「廿日戎」がとても楽しみです。日程は次の通りです。
1月19日(日)「宵戎」(よいえびす)「福笹・吉兆」の頒布時間は、両日共に、
1月20日(月)「本戎」(ほんえびす) 午前9時~午後6時。
かつて浅草神社境内には、明治以降「えびす社」があり、「えびす様」が祀られていました。しかし、東京大空襲により社は消失し、御神体は浅草神社社殿に移され、現在に至ります。
この「えびす様」は、江戸時代には元々浅草神社境内に「西宮えびす」として祀られており、明治の神仏分離令により当社へ遷座されたとされ、えびす信仰の総社、兵庫県西宮市の「西宮神社」とも大変深い御縁にありました。
関東では、1月20日が縁日とされ、当社では、令和2年1月19日~20日に「廿日戎」が行われます。
〔吉兆のいわれ〕
福笹:笹は、常緑で生命力が強い事から、古くから神事によく使われています。授けて頂く笹は、えびす様の釣り竿を表すとも云われ、真っ直ぐ伸びる竹の姿は、商売が発展していく姿を象徴しているともいわれています。
(参考:浅草神社・廿日戎HP https://www.asakusajinja.jp/info/2445/ )
〔東京大衆歌謡楽団の奉納演奏の予定〕
1月20日(月)1回目:14時~。2回目:15時~。3回目:16時~。
昨日は、台風22号による強い雨が一日中雨が降りました。台風は夜半にかけて房総沖に抜けました。
朝方に地域活動で、小学校に行くと落ち葉が積もっていました。強い北寄りの風で、雲が流され、青空が広がっていました。
午前、気象庁から、東京地方と近畿地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表されました。東京地方出は、午前5時過ぎに、最大瞬間風速・北西の風16.6㍍を観測しました。東京地方は、昨年より10日早い発表になりました。
木枯らしが吹くような時は、災害や事故などにも気を付ける必要があります。私の町でも、強い風にあおられて、転倒し後頭部を打ち、救急車で運ばれた高齢者の方がいました。
〔木枯らし1号とは〕参考:yahooニュース
木枯らし1号の発表が有るのは、東京地方と近畿地方のみです。「西高東低の冬型の気圧配置で、最大風速8㍍以上の北よりの風」という条件を満たした最初の日に発表されます。
観測の期間は、東京地方の木枯らし1号は、10月半ば(晩秋のころ)~11月末(初冬のころ)の間。近畿地方の木枯らし1号は、二十四節気の霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月21日ごろ)の間になります。
古来中国では、9月9日は、重陽の節句として、特に吉兆の日とされています。 今日は、鎧神社のお祭りで「子供神輿・山車」の渡御が、好天に恵まれて行われました。明日は、「大人神輿合同渡御」が行われますが、これも晴れの予報が出ています。土・日とも晴れるのは、2か月ぶりとのことです。昔から鎧様のお祭りは、必ず雨がつきものですが、昨日の準備を含めて3日とも雨無しは、奇跡の感がします。
また、渡御後の談笑中に、桐生祥秀選手が、100m走決勝で追い風1・8メートルの中、9秒98をマークし優勝して、伊東浩司が98年に記録した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新したとのニュースが流れました。
今夜27日は「中秋の名月」です。暦のズレから「満月」
は明夜です。
明夜28日の「満月」は、普段より大きくて明るい「お月見」が楽しめます。これは、見かけ上、いつもより1回り(1.14倍)大きくなる「スーパームーン」で、前夜の月も大きく見えます。
この現象は、月が地球の周りを楕円形の軌道で回っているために起こります。地球と月の距離は平均で約38万4千㎞ですが、月が地球に最も近づく時と離れた時では、約5万㎞もの差が生じます。
月が地球に最も近づいて大きく見える満月は、「スーパームーン」と呼ばれ、今年最も小さかった満月(3月6日)に比べて、大きさは直径の比較で1.14倍となり、3割程も明るく見えます。
(参考:読売新聞、国立天文台)
また、ウエザーニュースでは、スーパームーンの図解解説や、ヨーロッパ・アメリカの「皆既月食のスーパームーン」のLive中継も行っています。、「スーパームーン」と「皆既月食」が見られるのは、33年ぶりの珍しい現象です。
イギリス連邦では、12月26日を「ボクシングデー」と呼び、休日となります。
この日は、バーゲンセールが盛大に行われ、市民の楽しみになっています。
元々は、教会が殉教者を偲んだり、募った寄付の、寄付箱を26日に開け、貧しい人々に配ったのが事の始まりのようです。
また、召使いを雇う裕福な家では、召使いに休みを与えました。
現代では「小箱」のプレゼント交換をしたり、様変わりもしています。
「寄付箱」や「小箱」などに因み、「BOXING」(ボクシング)デーとなったようです。
格闘技のボクシングとスペルは一緒ですが、それとは関係有りません。