季節の風物おぼえ書き

~季節の風習や行事を紹介しています~

2020年5月7日 今夜の満月は「フラワームーン」。

2020年05月09日 | 春秋・お月様

     
 「フラワームーン」は5月の満月のことで、ネイティブアメリカンによる、5月の満月の別名です。この頃には、多くの花が咲くということが名の由来です。
(参考:KURONKO NEWS)
 新型コロナに、
疲れた心の闇を照らす、清々しい満月の「フラワームーン」でした。


2020年1月20日 浅草神社で「廿日戎」が復活。

2020年01月17日 | 冬・年始 廿日戎

    関西では、戎(えびす)信仰が根付き、「えべっさん」として親しまれ、多くの戎様をお祀りした社寺で、1月10日に「家内安全」や「商売繁盛」などを願う「十日戎」が行われています。特に、福男が境内を駆け抜ける西宮戎神社や、今宮戎神社などが有名です。境内では賑やかに「商売繁盛で笹持って来い」の掛け声が飛び交います。参拝者は、福笹を授かった後、烏帽子姿の福娘に吉兆の縁起物を結びつけてもらう習わしです。
        
 浅草神社で復活する「廿日戎」がとても楽しみです。日程は次の通りです。
  1月19日()「宵戎」(よいえびす)「福笹・吉兆」の頒布時間は、両日共に、
  1月20日(月)「本戎」(ほんえびす)  午前9時~午後6時。        
 
 かつて浅草神社境内には、明治以降「えびす社」があり、「えびす様」が祀られていました。しかし、東京大空襲により社は消失し、御神体は浅草神社社殿に移され、現在に至ります。
 この「えびす様」は、江戸時代には元々浅草神社境内に「西宮えびす」として祀られており、明治の神仏分離令により当社へ遷座されたとされ、えびす信仰の総社、兵庫県西宮市の「西宮神社」とも大変深い御縁にありました。
 関東では、1月20日が縁日とされ、当社では、令和2年1月19日~20日に「廿日戎」が行われます。
〔吉兆のいわれ〕
 福笹:笹は、常緑で生命力が強い事から、古くから神事によく使われています。授けて頂く笹は、えびす様の釣り竿を表すとも云われ、真っ直ぐ伸びる竹の姿は、商売が発展していく姿を象徴しているともいわれています。

(参考:浅草神社・廿日戎HP
 https://www.asakusajinja.jp/info/2445/ )

  〔東京大衆歌謡楽団の奉納演奏の予定〕
  1月20日(月)1回目:14時~。2回目:15時~。3回目:16時~。

 


2018年12月30日 「御幣・ごへい」と「紙垂・しで」の違い。

2018年12月30日 | 冬・年末 輪飾り作り

     
 年末・年始の準備で慌ただしい中ですが、かねてからの疑問だった「御幣」と「紙垂」の違いについて、鎮守の鎧様で聞きました。
 串に付けた神祭具を「御幣」といい、お宮に祀られる事が多い。「紙垂」は、お榊やしめ縄などに付けられます。私は、今まで「細長い形」が「紙垂」で、「稲妻形」が「御幣」だと思い違いをしていました。


2018年8月23日 「処暑」、暑さが落ち着く頃。

2018年08月23日 | 二十四節気

 今日は「処暑」。暑さが落ち着く頃です。「処」は「とどまる、落ち着く」という意味があり、風や虫の声に涼しさを感じ始める頃です。心地よい天気が有る一方で、台風シーズンでもあります。
    
 今年(2018年8月23日)はダブル台風の影響で、夜には雨になるようです。小さなアリさんたちが、セッセと卵を運んでいます。台風対策かな?
また、北陸地方は、太平洋高気圧の影響で、暖かい空気が流れ込み、気温が上昇。新潟県三条市で40.1℃を観測。北陸で40℃以上を観測したのは初めて。


2016年7月13日 「盆踊り」~由来や意味とは。

2018年07月13日 | 夏・盆踊り

 盆踊りの起源は、平安時代中期といわれています。その頃活躍していた僧侶が、念仏を庶民に広める工夫として、念仏に合わせて踊りをするようになり、これが念仏踊りとして世に広まりました。また、この念仏踊りが、先祖を供養する盂蘭盆会と結びついて、「盆踊り」になったと言われています。
 そして、お盆に戻って来た精霊を迎えて慰めたり、踊りで送り出すなどの意味も有るようです。今年の盆踊りは、改めて先祖を思い、豪雨の被災地にも思いを馳せたいものです。
 
参考:季節のイベント(ネット)、イラスト:ぎょうじのゆらい(講談社)


2017年12月25日 クリスマスによく飾られる「ヒイラギ」は、ヒイラギではない…?

2017年12月25日 | 冬・年末 クリスマス

 NHKラジオを聞いていると、「ヒイラギはヒイラギでは無い」という話をしていました。我が家にもヒイラギが有るので調べてみました。
 赤い実を付けるヒイラギは「西洋ヒイラギ」で、モチノキ科に属します。日本のヒイラギは、黒い実を付けて、モクセイ科になります。
 どちらにも共通しているのは、「魔除け」として使われている点です。ヒイラギは、節分にイワシの頭と共に、魔除けとして使われます。


2017年12月16日 「輪飾り作り」~今年で三年目。

2017年12月16日 | 冬・年末 輪飾り作り

      ~年末は、みんなで輪飾り作り~
 地域の淀四小では、校庭や屋上で稲作りをしています。
 屋上のバケツ稲は、5年生が総合学習の稲の勉強で始めてから、今年で12年目になりました。
 「輪飾り作り」は、昨年、5年生が取り組んで、今年で3年目になります。
 スポカル広場では、年内中の活動時間内に「輪飾り作り」が体験できます。


2017年 10月30日 台風22号が去って「木枯らし1号」が吹きました。

2017年10月30日 | 秋・木枯らし1号

   昨日は、台風22号による強い雨が一日中雨が降りました。台風は夜半にかけて房総沖に抜けました。
 朝方に地域活動で、小学校に行くと落ち葉が積もっていました。強い北寄りの風で、雲が流され、青空が広がっていました。
 午前、気象庁から、東京地方と近畿地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表されました。東京地方出は、午前5時過ぎに、最大瞬間風速・北西の風16.6㍍を観測しました。東京地方は、昨年より10日早い発表になりました。
  木枯らしが吹くような時は、災害や事故などにも気を付ける必要があります。私の町でも、強い風にあおられて、転倒し後頭部を打ち、救急車で運ばれた高齢者の方がいました。

〔木枯らし1号とは〕
参考:yahooニュース
 木枯らし1号の発表が有るのは、東京地方と近畿地方のみです。「西高東低の冬型の気圧配置で、最大風速8㍍以上の北よりの風」という条件を満たした最初の日に発表されます。
 観測の期間は、東京地方の木枯らし1号は、10月半ば(晩秋のころ)
~11月末(初冬のころ)の間。近畿地方の木枯らし1号は、二十四節気の霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月21日ごろ)の間になります。


2017年9月9日 やっぱりめでたい「重陽の節句」と子供神輿渡御と9秒台。

2017年09月09日 | 秋・重陽の節供

古来中国では、9月9日は、重陽の節句として、特に吉兆の日とされています。
 今日は、鎧神社のお祭りで「子供神輿・山車」の渡御が、好天に恵まれて行われました。明日は、「大人神輿合同渡御」が行われますが、これも晴れの予報が出ています。土・日とも晴れるのは、2か月ぶりとのことです。昔から鎧様のお祭りは、必ず雨がつきものですが、昨日の準備を含めて3日とも雨無しは、奇跡の感がします。
 

 また、渡御後の談笑中に、桐生祥秀選手が、100m走決勝で追い風1・8メートルの中、9秒98をマークし優勝して、伊東浩司が98年に記録した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新したとのニュースが流れました。


2017年 6月9日 今夜の満月は「ストロベリームーン」。

2017年06月09日 | 春秋・お月様

 アメリカの先住民が、6月はイチゴの収穫期に当たり、満月も赤く見える事が多いため、この頃の満月を「ストロベリームーン」と呼んで、幸運をもたらすと言い伝えていました。
 今日は、キレイな夕日を見て、夜の東京の満月も眺められてラッキーでした。満月は、いつもより赤く見えた気がします。


2016年 4月5日 「仏壇のお参り作法」~私は常識ナシ…?。

2016年04月06日 | 仏事

 TV番組で、「四十九日前・仏壇のお参り」の作法を観ました。
 私は、いい歳をして、三つしかクリアできませんでした


2015年 12月28日 我が家の「正月飾り」、初めての自作「輪飾り」

2015年12月30日 | 冬・年末 正月飾り

   全体としては、例年と余り変わりませんが、今年は初めて「輪飾り」を自作しました。


2015年 12月25日 今夜のクリスマスは「満月のクリスマス」。

2015年12月25日 | 春秋・お月様

        「クリスマス」と「満月」の出会いは、38年ぶりとのこと。次回は、19年後になります。東京の空に「満月」と「サンタさん」は見えるでしょうか。
 青い月は、TVの天気予報で出た画像です。東京の月は、夜半の一時、雲間から美しい姿を見せてくれました。
 満月を眺めていると、偶然通りがかったご近所のご婦人から、満月を思わせるようなお菓子をプレゼントされました。クリスマスの満月の夜の素敵な思い出になりました。


2015年 9月27日 今夜は「中秋の名月」、明夜は「スーパームーン」。

2015年09月27日 | 春秋・お月様

  今夜27日は「中秋の名月」です。暦のズレから「満月」は明夜です。
 明夜28日の「満月」は、普段より大きくて明るい「お月見」が楽しめます。これは、見かけ上、いつもより1回り(1.14倍)大きくなる「スーパームーン」で、前夜の月も大きく見えます。
 この現象は、月が地球の周りを楕円形の軌道で回っているために起こります。地球と月の距離は平均で約38万4千㎞ですが、月が地球に最も近づく時と離れた時では、約5万㎞もの差が生じます。
 月が地球に最も近づいて大きく見える満月は、「スーパームーン」と呼ばれ、今年最も小さかった満月(3月6日)に比べて、大きさは直径の比較で1.14倍となり、3割程も明るく見えます。
 (参考:読売新聞、国立天文台)

 また、ウエザーニュースでは、スーパームーンの図解解説や、ヨーロッパ・アメリカの「皆既月食のスーパームーン」のLive中継も行っています。、「スーパームーン」と「皆既月食」が見られるのは、33年ぶりの珍しい現象です。


12月26日 今日は「ボクシングデー」~まだ終わらないクリスマス。

2014年12月26日 | 冬・年末 クリスマス

 イギリス連邦では、12月26日を「ボクシングデー」と呼び、休日となります。
 この日は、バーゲンセールが盛大に行われ、市民の楽しみになっています。

 元々は、教会が殉教者を偲んだり、募った寄付の、寄付箱を26日に開け、貧しい人々に配ったのが事の始まりのようです。
 また、召使いを雇う裕福な家では、召使いに休みを与えました。

 現代では「小箱」のプレゼント交換をしたり、様変わりもしています。

 「寄付箱」や「小箱」などに因み、「BOXING」(ボクシング)デーとなったようです。
 格闘技のボクシングとスペルは一緒ですが、それとは関係有りません。