Ecological Medicine

地球環境の健康=自分の健康

幻日

2012-04-21 20:05:00 | 自然
福島市の満開の桜を見て、裏磐梯に戻ってくると、
雪解けがだいぶ進んでいて、沼や川の水がだいぶ増水していました。
雪が解けたら、いよいよ、水芭蕉やキクザキイチゲが咲きはじめます。




磐梯山の雪もだいぶ溶けてきました。


うす曇の夕暮れ近い空には、短い虹のようなものが。

最初は、太陽の右側に現れ、しばらくすると、左側に現れました。
調べてみると、「幻日」と呼ばれる現象のよう。
なんだか、神秘的な名前です。

カメラマンがよく並んでいるスポットから、
沼と幻日を撮ったのですが、
今日は誰もいませんでした。

瞬間的な自然現象を写せるのは、
住んでいないと出来ないもんね。
バカチョンカメラだけど(笑)


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白鳥の渡りの日

2012-04-16 11:38:13 | 自然
朝、白鳥の鳴き声で目が覚めました。
急いで着替えて外に出ると、とても良いお天気。

今年の渡りはいつかな、と思っていましたが、
鳥を見てる方に聞くと、「もう渡ってるよ」とのこと。
朝寝坊な私は、見逃してるんだと思って、
今年はもう見れないかと思っていましたが、
今日はチャンスかも。

しかし、外に出ると、来る気配がなく、
仕方ないので、から松林の中で落ちた枝拾いをしたり、
猫柳の観察をしたり、春の気配を感じていました。




木の周りから雪は解けていきます。


これ、たぶん、タヌキのタメ糞。寒いからそんなに匂わない(笑)


猫柳の写真をとっていたら、どこからともなく、「バリッ」という音が。
この、水溜りの氷が溶け出した音でした。
朝の挨拶か、春の挨拶、って感じですね。

といろいろしながら過ごしていたら、白鳥の声が聞こえてきました。
今度は来るかな、と思い、双眼鏡片手に待っていたら、
やってきました、大群!


クリックしてフルサイズで見ると、V字に編隊を組んでいるのが、かすかに解ります。

あ〜、これで、春が来るなぁ。
ウグイスも鳴いてるし、オオジシギも飛んでるし、ツバメも飛んできた。
やっと裏磐梯に遅い春が来ました。
しかし、雪はまだまだ。


朝が苦手のくるみ。冷たいのいやなので片足上げてます。


朝に強く、さらに、冷たいのへっちゃらな、わさびは颯爽と雪の上へ。
(クリックすると大きいサイズになります)



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100ベクレルは1日の摂取上限じゃないのよ

2012-04-09 09:52:13 | 雑記帳
東京新聞の記事につっこんでみた。

単に、自分で放射能のこと考えるために書いてるので、
避難非難したいわけではないですよ。

----------------以下引用-------------------


【ボクとママの放射能教室】速度制限と似た目安 食品の放射能新基準

 「ママは車の運転が上手だねえ。これならJリーグの試合に間に合うね。あ、お巡りさんだ。止まれって言ってるみたいだよ」

 「あちゃー、二十キロオーバーしてたよ」

 「ママあ(泣)。懲役何年?」

 「落ち着きなさい。スピード違反で普通、懲役になるか? ここは制限五十キロなんだけど、直線で見通しがいいから…」

 「ママの視力はサバンナのライオン並みだからね」

 「今ので思い出したわ。食品の放射能に関する基準値が四月から変わったのよ。一キログラムあたりのセシウムの量が、
水は一〇ベクレル、牛乳は五〇ベクレル、その他は一〇〇ベクレルになったの。これって道路のスピード制限と同じようなものだって知ってる? 
決まりより下だから絶対安全とか、上回っているからすごく危険というわけではないんだな」

 「それじゃ、どんな意味があるの」

 「この基準に合ったものを口にしていれば、水や食品からの被ばく量が、年間一ミリシーベルトを下回るという計算なの。
基準限度いっぱいのものばかり食べるなんてことはないから、たまに口に入れるものが基準を上回っていたとしても、
心配することはないといわれている」

 「信じていいのかな」

 「これは被ばくに対してかなり厳しく考える研究者も言っていることだから、信用できると思うよ。
野生のキノコや淡水魚とかはセシウムがたまりやすいけれど、毎日食べることはないでしょ。
逆にお米のように、国産品でしかもたくさん口にするものには、それなりに気を使った方がいいと思うな」

 「計算の仕方を教えてよ」

 「キミはゼロがたくさんついた計算ができる? 一〇〇ベクレルのものを一年間毎日食べると、
どれくらいの被ばくになるかやってみようか。一〇〇ベクレルが三百六十五日だから、取り込む放射能は合計三万六五〇〇ベクレルになるよね。
セシウム137の場合は、これに十万分の一・三をかけてやると被ばく量になる。この場合の答えは約〇・五ミリシーベルトだね」

 「最後にかける十万分の一・三って何なの」

 「セシウムの持っているエネルギーとか、セシウムが体内にとどまる期間とか、被ばくする人の体重とか、
いろいろな要素をまとめた数ね。求められた値〇・五ミリシーベルトは、預託実効線量といって、
その人の五十年分の被ばく量の合計ということになっている。でも五十年間食べ続けた場合ではなくて、
最初の一年分の食物による被ばく量ね」

 「ヨタクジッコウセンリョウ! 五十年たってもなくならないのか。気の長い話だね」

 「まあ、どんどん排出されるから、被ばくのほとんどは、取り込んでからしばらくの間なんだけどね。それと、
体質は人それぞれだから、計算結果は、普通の大人はこれくらいという目安なの。とにかく、
トータルで被ばく量を小さくするように心掛ければいいと思うな」
 「あ、ママっ。そんなこと言っている間に、キックオフの時間になっちゃった。サッカーは一秒、二秒が大事なんだからね!」

---------引用ここまで(東京新聞2012年4月7日web版)------------------

この書き方だと、一日の放射性物質の食物からの摂取上限が100ベクレルと読めますが。
でも、この基準値は、農作物など含め1キログラムあたりのセシウムの基準値だよね。

一日に、人間はどれぐらい食べるのか、という重量で考えれば、ざっと計算してみたところ、
2200カロリー摂取する人で、1.8kg。
1日にとりたい食物の重量
↑これ、参考にしてみた。

ってことは、
今の食品の放射能基準値100bq/kgのマックスの食材を使って調理したものだと考えると180bqを1日で摂取することになるよ。
(厳密に言えば、水を使ったりもしますので、その考慮も必要ですが)。

ということだけ、つっこんでおきたいと思います。

● ● ●

もうちょっと、考えてみると。

単純に1.8倍しても、年間0.9msvの内部被曝量で年間1msv以下ってことですが、
外部被曝の影響がある地域に住んでる人は、もっと内部被曝に気を使ったほうがいいよね。

あと、食物の生産や流通の面から、今の食品の放射線基準を決めてると思うのですが、
生活者としては、100bq/kgの野菜を買ったとして、そのまま食べるわけではないので、
実際の食卓から考えたり、生活習慣から考えたりしていくと、
1日の摂取の目安、作りたくなりませんか?

それは、もちろん東京新聞に書かれているように、
ここまでなら安全、という数値ではもちろんありません。 
安全じゃないけど、これ以上はやばいよね、っていう目安です。

そして、放射線防護の方法、低減の知恵を出し合いたいと思います。

ベラルーシでは、住民が自分達でその基準を決めたそうですよ。
ベラルーシのエートス計画

日本の汚染地帯でも、これをやっていけたらな、と思いますね。







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1400bq/kgの乾燥しいたけについて考えてみた

2012-04-05 22:10:57 | 雑記帳
今日、「幼稚園の給食から1400bq/kgの放射性セシウムが検出された」
という、ニュースがありました。

幼稚園は愛知県にあり、使われたしいたけは茨城県産のもの。
給食のうどんの具として使われたとのこと。
愛知県としては「ただちに影響はない」と言ってるそう。

前から思っていたのですが、「乾燥」したもは放射性物質は高く出て当たり前。
じゃあ普段使う量で考えたらどれぐらいになるんだろうな、という疑問。

●スーパーなどで1000円弱で売っている乾燥しいたけは、だいたい80g〜130gぐらい。
数にして20〜30個入ってる感じです。
利用している生協で売っているのは130gで30個ぐらい入ってるかな、って感じなので、
それで、計算してみませう。

1.4bq/g×130=182bq

30個入ってるとして

182bq÷30=6.06666...

というわけで、

1個あたり6bqです。

自分がうどん食べるとして、しいたけ何個使いますか?
だしはたぶん1個で充分でるし、けちけちして1個食べたとすると、
6bqのセシウムを取り込むことになります。

●その数字ってどうなの?
いちおう、子どもへの影響は置いといて、大人で考えます。

【資料1】チェルノブイリのナロージチ地区の支援を長年行っている、
チェルノブイリ救援中部の資料を参考にしてみます。

放射能の健康への影響と対処法
これの31枚目のスライドを見てみます。
それによると、

レベル1 0〜5bq/kg 注意は要らない
レベル2 5〜50bq/kg 大まかに注意 *1/3〜1/2混ざってもOK
レベル3 50〜500bq/kg 注意 *おかず1つ分、数日に1回にとどめる
レベル4 500bq/kg以上 禁止

とのこと。

6bqのしいたけをお昼に食べるってことは、レベル2に相当します。
大まかに注意だけど、多少混ざっていても、まあ良いでしょう。

【資料2】ETHOS IN FUKUSHIMAより
ベラルーシのエートス計画

これによると、内部被爆の指針として1日50bqという目安が示されています。

もちろん、放射線防護の視点から言えば、ALARAの原則がありますので、内に越したことはないわけです。

しかし、食べてしまった、どうしよう?
って言うときに、知っていれば必要以上に恐れることはないってことで、参考までに紹介しました。

●子ども達への影響は?

子どもは、放射性物質への感受性が大人よりも高いといわれています。
だから、幼稚園の給食に1400bqって聞いたら、うわ〜!って思いますよね。

なので、今後はこのようなことがないように気をつけましょう、ってこと。

追記:
放射能の影響って、年齢とか食生活とか諸々の条件で個人差があると思うので、
そのようなことも考慮が必要かと思います。
子ども、妊婦さん、これから出産するつもりの女性は、他の人に比べたら気をつける必要がある。
それから、免疫力が低下しがちな高齢者も。
それから、化学物質たっぷりの食生活をしている人とか、
生活習慣にもともと健康を損ないそうなリスクがいろいろある人も。

●どうやって気をつけたらいいのかな?

だいたい、放射能が移行しやすいものって、1年間見てきて、
そして、チェルノブイリの経験から言われていることで、解ってきてますよね。
わからない人は、調べてください。

キノコは中でもとりわけ出やすいものなので、重点チェックが必要な品目です。
かなり、福島からはなれたところでもキノコからのセシウム検出されてます。
逆に福島県内でも大丈夫なところがあったり、栽培の環境で出方が違うこともあります。
だから、キノコに関しては、東北、関東甲信越あたりまでは、細かく調べるとかしたほうがいいでしょ。

野菜へのセシウム移行は、予測したよりも低かったということなので、
キノコと野菜の検査の仕方も、同じではなく、キノコはより厳しくするとか、
考えたほうがいいですよね。

そして、ベラルーシの乾燥きのこの規制値は2500bq/kgとなっています。
乾燥ものだから、高めの設定にしてるのは、合理的。

日本の暫定基準は、4月に500bq/kgだったのが、100bq/kgになりましたが、
主食の米から、たまにしか食べないものや少量しか食べないものまで、
同じ基準にするって言うのは、ちょっと何も考えてなさすぎな決め方ですよね。
こんな風に一律いくつって決めるのは、輸入時の規制値の考え方らしいです。
国内での流通は、もうちょいキメ細やかにするべきです。

●気にするのはセシウムだけか?

ストロンチウムはどうなんだ、っていうのが気になりますが、
チェルノブイリよりは圧倒的に少ないといわれています。

いろいろ調べてみたけれど、疲れたので、飛ばします。

●あらかじめ、予測して検査体制をつくってくれよ〜。

先日の有機農業の全国大会で聞いた話ですが、
ベラルーシでは、農地の汚染状況を細かく把握し、
汚染度合いに応じて、ゾーニングして、
作付けする作物を選ぶ、農業指導をしているそう。

そうすれば、「うわ、こんなところから高い数値が!」
と、いちいち驚くことも無くなるし、
消費者からとの信頼構築にも役立つと思うのです。

検査体制も同様で、汚染されやすいものとされにくいものの
検査体制の厳しさを変えたりしたほうがいいんじゃないかと。
あらかじめ、想定して欲しいものです。

・キノコの検査体制は厳しく
・キノコの検査する地域は広めに

ということをやっていれば、最初のような事態は避けられたのでは。

もしくは、愛知県の幼稚園の給食担当の人が、
「茨城のしいたけは、大丈夫かな?」と気を利かせて、
はじくとか、先に検査に出していれば、
子ども達の口に入ることはなかったでしょう。

まあ、それをやったとしても、
1400ベクレル出たってことであれば、
大騒ぎになるとは思うけど。

これでまた、茨城県のしいたけが売れなくなっちゃうわけだ。

●メディアはいちいち、騒ぎすぎ?

福島から遠く離れた人たちは、
大騒ぎして、明日から、やっぱ東日本の野菜は買うのやめよう、
という選択をすればいいかもしれないけれど、
こちらとしては、毎日向き合っていかねばならない問題です。

こういうことを、マスメディアは取り上げて、いちいち大騒ぎするだけ。
そんで、見ている人の放射能リテラシーはちっとも上がらない。

でも、汚染地に住んでいない人に、
放射能の勉強してくださいって強要するわけにもいかないし、
できれば、そんなのしたくないよね。
だって、難しいし、専門家も言ってること違うし。

まあ、とにかく、今年は検査体制を充実してほしいと思うのであります。


2012年4月12日追記:
ベクまる実験室:汚染された乾燥しいたけから出汁をとるとどうなるか?
実験している人を発見しました。参考までに。


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持続可能な暮らしとスローメディスン

2012-03-06 10:00:57 | ホリスティックライフについての考察
3月18日に「ホリスティックライフってなんだろう?
〜ヒッピームーヴメントから読み解くホリスティックな生き方と暮らし」
が東京で開催されます。

わたしも、パネリストとして参加することになっていますが、
まだ、席に空きがあるようなので、宣伝もかねて、
同じく、パネリストとしていらっしゃる上野圭一氏、辻信一氏について、聞いてみたいなということや、
パネリストとして、このイベントに臨むに当たり、自分なりの考えを書いてみたいと思います。

●ヒッピーって何?

ヒッピーというと、みなさんはどんなイメージをもたれるでしょうか?
私は1964年東京オリンピックの年に生まれたので、
ちょうど、生まれた頃がヒッピームーヴメント全盛のころだったと思われます。

その後、中学生ぐらいから、ロックバンドなどをやるようになって、
いろんな音楽を聴いていると、だいたい60年代の音楽にたどり着いて、
聞いてみると、なんだか、懐かしい気分になりました。
子守唄として聞いてたのではないかと思うほど。
たぶん、ラジオなどから流れていたんだなという気がします。
その頃の音楽には勢いがあっていいなぁと漠然と思っていました。

その後、大人になりアロマの仕事に就くようになってから、
カリフォルニアにあるエサレン研究所のことなどを知り、
60年代の「ヒューマンポテンシャルムーヴメント」のメッカであり、
カウンターカルチャーやヒッピーカルチャーと関係があることを知り、
その当時の活気ある様子を想像して憧れたものでした。

しかし、ヒッピーというと、あまり良くないイメージを持ってる人も多いのですね。

「スペクテイター」に掲載されていた上野圭一さんのインタビューによれば、
ヒッピーとはネイティブアメリカンなど、その土地でずっと暮らしてきて、
知恵や経験、サバイバル技術などが継承されている人たちをリスペクトし、
そのライフスタイルを追従しようとした人々、ということが出来るそうです。

なるほどね。

エサレン研究所の「エサレン」ってのは、
その地に住んでいたネイティブアメリカンの部族の名前なんです。

10年以上前に、エサレンマッサージのトレーニングでここを訪れたときに、
そこで感じたのは、大地に根ざした骨太なエネルギー。
わけもわからず、シャーマニズムの本などを買い込んできた記憶があります。

それ以降、自分の中ではシャーマンが憧れの存在です。
仕事柄、アロマ、ハーブ、薬草とくれば、シャーマンに繋がり、
特にシャーマンの人たちの植物とのかかわり方にとても共感しています。

都会の一室でアロマをやっていた自分に疑問を持ったのは、
そうした自然との付き合い方に関する憧れとも関わりあっていると思います。

ビンに入った精油と付き合ってるだけで良いのか?
もちろん、ラベンダーとか、どんな植物なのかに関心はあるし知ってるけど、
その植物が、どういう土地を好み、どういう風に生きているのか、
それを知らなくて良いのか?

自然のことをもっと知りたい…という欲求が沸いてきた時に出逢ったのが、パーマカルチャーでした。


●持続可能な暮らしとスローメディスン

で、持続可能な暮らし、を考えていくと、
ますます、今の医療って持続可能なのか?という疑問、
そして、戦場で戦って運ばれてくる兵士のように、
セラピーにやってくるOLさんや、ビジネスマンの人々を見たときに、
この社会ってこれで良いのか?という疑問、
もしかして、囲われた空間の中で癒されても、また日常生活に戻れば元に戻って、
セラピーにやってくるだけじゃないか?ということに気づいてしまった。

よく、ストレスを受けやすい人、受けにくい人、といい、
病気になるのは、個人に問題あり、みたいな考え方もあるけれど、
世の中は、すでに、個人の力で何とかできる域を超えている、そう感じました。

そうすると、なんとかシステムを変えないとな、と思うけれど、なかなかそれも手強いもの。
生身の人間を扱う医療現場ですら、なかなか変わらないのですから。

ってことは、自分が実践していくしかない、というのが私の結論でした。
それで、東京から郊外に移住し、今では山の中で暮らしてます。

そうしていくうちに、東京にいる時には、あれほど気にしていた、
心と体のことが、あまり気にしなくなっていく。
なぜかというと、日常生活で全部つながって一体になってるから、
なんか、いちいち分けて考える必要がない。

最初は、精油で化粧水作っていたものを、身近な薬草に変えた。
そのうち、化粧水いらなくなった。
シャンプーも、石鹸シャンプーに変えた、でも今いらなくなった。
空気もきれいだし、ストレスもあまりないから、汚れないし調子悪くならない。

上野圭一氏と辻信一氏の「スローメディスン」という本の中に、こうありました。
「自然治癒力を補うものが本来の医療の役割」。
そして、自然治癒力を高めるのが、生き方や暮らし方だろうと思うのです。

心も体も魂も分断され、人と人、自然と人が分断され、
バラバラになった状態が、エネルギーを枯渇させ疲弊させてしまう。
現代社会のシステムや、その根底にある考え方が、
自然治癒力を低下させる生き方、暮らし方を人々に強いている。

分断されたものを、繋ぎ合わせていくこと、
それが、ホリスティックであると思うし、
ホリスティックであることが、
持続可能な暮らしや社会に繋がるのだと思うのです。

●自分と自然を隔てる殻を割る

前出の「スローメディスン」で上野氏は、自分の子ども時代の話をされていて、
体が弱かった自分は、ばい菌がつくと病気になるから、といわれ、
自然とはなんとなく恐いもので汚いもの、というイメージを持っていたといいます。
しかし、海でおぼれそうになった体験から、自分と自然を隔てる殻が割れた体験をしたそう。
それからというもの、泥んこ遊びなど平気になり、体も丈夫になっていったといいます。

私は福島市という地方の町で育ったので、そこそこ、泥んこ遊びとか、
シロツメクサをつんで、編んでみたり、普通に外で遊んでいました。
しかし、自然の中が凄く好きだったかというと、そういう子供でもなかった。

だから、私は、自分で自給的な暮らしをしたいと思って引っ越してきた裏磐梯という土地で、
自分は殻が割れたのかなという気がします。

ここは半年ほど、雪に埋もれるこの場所は、四季がはっきりしていてとても美しい場所です。
おまけに、山菜やキノコなど山の恵みがたくさんあって、半農半採取な暮らしです。
この地域の人々は、山菜やキノコは冬に備えて保存食にしています。
(余談ですが、この度の原発事故で、それも容易には出来なくなってしまいましたが…)。

そんな暮らしをしていると、自ずと、自然に対する感謝の気持ちや、
その一部である自分を感じることが出来るし、
朝に夕に、美しい風景を見ては、それに感謝するという気分になるのです。
そして、熊やキツネ、ウサギなどの野生動物も身近にいるので、
共生を考える必要がある。

そんな暮らしを始めることで、ネイティブアメリカンの人々の暮らしや、
自然に対する考え方、姿勢などが、実感として感じられるようになりました。

一番感じたのは、動物でも植物でも、
自分達と同じ命あるものをいただく場合の姿勢です。
自分達が生きるために、必要なものだけとらせていただく、
そして最大限の尊敬と感謝の気持ちを捧げる、
それが、だんだん自然なこととなっていきました。

今の社会の中では、「聖なるもの」と「俗なるもの」が分離していますが、
自然の中での暮らしは、日常に聖なるものが渾然一体となっていると感じます。
スピリチュアルなものを学んだり感じるためのワークショップが、
巷にはあふれていますが、本気で自然と向き合う暮らし、
自分の人生に向き合う生き方をしたほうが、いいんじゃね?って思います。

●soul, soil, society

最近、来日された、思想家のサティッシュ・クマール氏は、つながりを取り戻すためのキーワードとして、上記の3つのSをあげています。

ヒッピー文化やネイティブアメリカンなど土地に根ざしてきた文化は、
・自然との共生
・助け合うコミュニティ
・スピリチュアリティ
が、要素としてあると思うので、サティッシュさんが言っていることに通じるかなと思うのです。

スピリチュアリティ、というと、日本では「あやしい」とか「変な宗教?」という反応をする人もいそうです。

しかし、自分の生きている世界が、「目に見えるものだけ」「物質がすべて」という意識は、
硬直した世の中をつくるもとだと思います。

選択肢がこれしかない、というのは、不安感や恐怖を生み、
新たなるものを生み出す力も、よりよく生きる力も生み出すことは出来ないのです。

ネイティブアメリカンでもアボリジニでも、
共通するのは、見えない世界も受容するということ。
それぞれ、個人が感じている世界を大事にするということです。

詳しい話は省きますが、多くの人のコンセンサスを得られる客観的な世界は1つかもしれないけれど、
個々人が持つ主観的な世界は、星の数ほど多様であるし、豊かであるといえるでしょう。

311以降のような、混沌とした転換期であるにもかかわらず、
どっちに進んでいったらよいか、誰も正しい答えを持っていないような時には、
その多様なものを、出し合うことが、
また新たなコンセンサス・リアリティを作るエネルギーとなるのではと思います。

安心できる場で、とらわれをはずしていくこと

自分自身が心地よいと感じるのは何か?に対し、アウェアネスを高めること

そんなことも今の時代、大事なことです。

ヒッピーの人たちが目指したこと、暮らし方の中に、
今の時代に生きるためのヒントも読み取ることが出来るのでは、という気がします。

●出来るところから繋がりを取り戻す

大自然の中にポツンと置かれたら、繋がりを取り戻すのは早いと思う。
それが出来なかったら、生きていけないだろうから。

でも、いきなりそれ、できない、というならば、
自分が出来るところを考えてみると良いかなと思います。

ひとつ繋ごうとすると、芋ずる式に、全体のつながりが見え始めるはずだからね。

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お時間空いてる方は、是非、来てください!

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申し込み締め切り:3月8日 お早めに申し込んでね。

3月18日に「ホリスティックライフってなんだろう?
〜ヒッピームーヴメントから読み解くホリスティックな生き方と暮らし」

◎2012年3月18日(日)13:30〜16:45(13;15開場)
◎総評会館203会議室(東京メトロ「新御茶ノ水」駅B3出口徒歩0分)

第一部 13:30〜14:10
  【講演】 上野圭一(日本ホリスティック医学協会副会長/翻訳家/鍼灸師)
  第二部 14:10〜15:25
  【映画上映】 『スワノセ・第四世界』(1976年/上野圭一監督) 
  ※上野氏の解説あり
  第三部 15:35〜16:45
  【パネルトーク】 上野圭一×辻信一(ナマケモノ倶楽部世話人/明治学院大学教授)×安珠(Earth Spiral/パーマカルチャーハーバリスト)

■参加費
  会員 2,500円/一般 3,000円
  ※会員…主催・共催・協力団体の会員(パーマカルチャーセンタージャパンは 塾生・卒業生含む)

■お申込み
  1)お名前
  2)会員(団体名も)か一般の種別
3)住所
4)電話番号
をご記入の上、ho-kanto(アットマーク)tg.rim.or.jp  までメールでお申し込みください。
  ※締切:3月8日(木)

■お振込み
  「受付受理」のメールが届きましたら1週間以内に参加費をお振込み下さい。
  三菱東京UFJ銀行西新宿支店  (普通)0057567
  特定非営利活動法人 日本ホリスティック医学協会
  ※ご入金後のキャンセルによる返金はいたしかねます。


もっと詳しく→こちら
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