アウトプットのための整理7〜伝える

練習したら調子も戻ったので、再開します。

1〜6で自分の整理が終了しました。

チャプターを切って、中身を確認、そして自分の状況を把握するって話でした。
本日はようやく最後の仕上げ、伝え方(アウトプット)です。
ふたたび「長いよ。。」の回ですが、これで最後ですのでおつきあいください。

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伝え方に入る前に、

「他人の判断を尊重する」
「他人の判断を楽しむ」
「他人の判断を視野に入れる」
「他人の判断を計算に入れる」

という言葉のイメージをしてみてください。
ピンとくるもの、嫌な感じのするもの、、色々あると思います。

あとでこの「他人の判断」についての話が出ますので、このイメージを記憶しておいてくださいね。

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では本題、伝え方(アウトプット)の方法です。
ギタリストや歌い手への伝え方を念頭において書いていきます。

1、概要 
曲名、チャプターの見出し(アウトプットのための整理1・2)

2、詳細
内容(アウトプットのための整理3・4・5)

の順番で伝えます。
概要でざっくり大きく伝えて、そのあとで詳細を伝える。
中学校の授業みたいですが、これが「伝わりやすい伝え方」です。

世の中には「何を伝えたいのか自分でも分からないが、何か伝えたいことがあって話しているうちに整理されていく」類のことがあります。それはそれでなかなかいいものですが、今回の話はそういう類の話ではありませんし、大抵の場合は時間に限りがありますので、ここはサクサク進めたいところです。

1、概要は15秒で説明できるはずです。短い構成だったら5秒ですみますので、試してみて1分も2分もかかるようだったら整理をしっかりし直しましょう。

そしてこのときに気をつけたほうがいいのは、「丸暗記したものを話す」のではなくて、「チャプターの内容(収録されていること)」をイメージしながら話すようにすることです。そうすると30秒くらいかかるかもしれませんが、伝わり方が段違いに変わります。
私のクラスの人だったら、最近やった「チャプターを言いながら場当たりをする」という作業で「あれ?あれ?」となったところは要チェックポイントですから、その辺を確実にイメージできるようにするといいです。グループレッスンだと周りの人につられてなんとなく出来ているということもありますから、ひとりで出来るように何度もイメージしてみてください。イメージだけなら電車の中でも出来ることなので、ゲーム的にやったらいいですよ。(あと眠れない夜にやるとすぐ眠れるかも)



2、内容は「こうでなくてはいけないもの」だけを伝えます。これは2つくらいに絞れているはずですね(または何度も合わせ時間を取ると決めているかですね。何時間も合わせる時間をとれるなら、こんなこと一生懸命やらなくても大丈夫です)。内容の種類によってどのくらい時間がかかるかはわかりませんので、あまり時間は気にしなくてよいです。

まず、その場所を特定します・「歌のあとのファルセータなんですが」。
そして内容を説明します・「ディレクトで、4コンパスでおねがいします」。

もうすこしややこやしい話を伝えるときには「口で説明する」よりも「実際に実演する」ほうが手っ取り早いことがほとんどです。歌ったり踊ったりしながら伝えましょう。

まず場所の特定・「パソ・デ・カスティジャーノの最後なんですが」
そして内容・「歌の最後3で切って止めたいんです、、、ららら〜あ(うたう)、ジャン!(実演)、ほんで全部止めてもらって、、、はい、歌もです。。。で、(実演)足に入ります」

このときに気をつけたほうがいいのは、「丸暗記したように説明する」のではなくて、相手に伝わっているか確認しながら話すことです。「ディレクトで」と言いながらギタリストを見る。うん、伝わったな。そのあとで「4コンパス」。伝わったな。。と。これ、普通の会話だと大抵の人はできるんですが、こういう場ではもうテンパっちゃってなにがなんだか、、、みたいになりますよね。それはある程度仕方ないことなんですが、「自分で自分の言っている意味がよくわかってない」せいということも時々あります。こちらは整理を確実にすることで解決する問題ですから、きっちりと整理しましょう。
歌い手さんに向かって「ファルセータは、、」と話しかける、ということのないようにね。

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これで終わりです。

おや?「こうだったらいいな」も「どっちでもいい」も伝えていませんね。
これはどうなっちゃうんでしょうか?
あれえ?言わなくていいんだったら考えなくてもよかったのでは・・・?



ここで一番はじめに書いた「他人の判断」とのつき合い方に入ります。

まず前提として「他人」は「私」と同じように、こうしたい・こうあるべき・この流れならこうだろ・このほうが良さそうだということを「考える」ということを確認します。「私と同じ結論」にはならないかもしれないけれど「考える」。
結構これはみなさん誤解しているようなのですが、

伴奏者も考えてます。
発表会だったとしても考えてます。

決して伴奏者は「ただ弾いている(歌っている)」というものではないし、「生徒さん相手じゃ何も考えない」というものでもないんです。

ですから安心して(?)まずは「こうだったらいいな」も「どっちでもいい」も、一度その「他人の判断」にまかせましょう。
何も言わないことでまかせるのです。

そうすると、その「他人」が「こっちだろう」とキッパリ選択するかもしれません。そしたら、それでOKです。(そのときにグダグダ言わないって話が前回の話でした)。

ただその「他人」が判断に迷うときがあります。そうすると、どうするか?
なんと「私」に聞いてくるんです!!「ディレクトで入ったほうがいいかな?」とかね。
キターーー!コレキター!
そのときに!ちゃんと整理してあったら!そしたら!!「はい!!実はそうなんです!」とか「その時の流れで!」とか答えれんですよ。カッコイイネ!!

つまり「聞かれた時に答えられるようにしておく」というのが「こうだったらいいな」と「どっちでもいい」なんですね。
これが出来るとカッコイイですよ〜。
チョット難しいですけどね。




踊るイメージを強くもっている人は、他人の判断が入ることを嫌います。自分は嫌ってるつもりはなくても、そういう行動になります。

自分の「こうしたい」を見せるのが悪いことだと思っている人は、全部他人に判断してもらおうとしがちです。自分で決めなくてはならない時にも「こっちです」と言うのが難しい。


このふたつは極端な話ですが、こういう癖をみんな持っています。
ちなみにわたしは元来的には前者です。だから調子が悪くなると「他人の判断が面白がれなくなる」。これは普段の生活でもそうです。基本的に私は全部自分の思い通りにしたいのです。

それで、一番はじめにイメージしてもらった言葉に再登場してもらいます。

「他人の判断を尊重する」
「他人の判断を楽しむ」
「他人の判断を視野に入れる」
「他人の判断を計算に入れる」

これの、どれが、この場合、自分にピッタリくるかな?
ということを考えてみて下さい。
わたしは「楽しむ」を選択します。でも、皆さんはわたしではありませんから、自分に合った言葉を選択したらよい。

1、「こうしなければならない」は「こうしてください」とキッパリ言える
2、「できたらこっちがいい」は、相手が違う判断をした時に「そうかあ!」と思える
3、「どっちがいい?」と聞かれたら「こっち」と答えられる

それがピッタリ来る言葉を選択してください。なければ自分でつくってみてね。



さあて、いかがだったでしょうか。
「結局なんだか難しかった」
って感じでしょうか。
「ていうか長過ぎて読めなかった」
という声がアチコチから聞こえますが、きっと一人か二人は最後までたどり着いているはず。。。

これにて「整理の仕方」は終わりですが、次回は続編として
「それでも”こうしたい”が強い人へ」
を書きます。こちらは実践編、というか、タブラオやライブなどに出ている方への話になります。

クラスレッスンも構成の整理が佳境となっています。まとまった説明と整理はそれぞれのクラスで2回に分けて行って終わりですので、この時期お休みする(した)方は、がんばってブログに目を通しておいて下さい。

健闘を!!!
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