ユマのエコ思想

とある専門学生が日頃感じるエコについて、つらつらと書いていきます

今年も終わり

2006-12-31 18:19:51 | その他
今年も残す所6時間…も無い。
今年はどんな年でしたか?
このブログを知ってちょっとでもエコのことを考え始めた、なんて人がいたら僕の一年はいい一年だったと思えます。
それにしても一年って、地球にとってはずいぶんと勝手な区切りですよね、もしかしたら人間以外の生態系は真夏に一年の締めくくりを祝ってたりして…
その勝手な区切りの中ででも、この一年が無事に終わるってのはずいぶんとステキな話かな、とも思います。
新しい一年が、あなたや、地球にとって、いい年でありますように

「暖かい12月」の続き

2006-12-30 19:42:59 | 日々の中で感じたエコ
まだ長野に積雪するほどの雪が降らないんだ。
というのも前に「暖かい12月」という記事で、雪の降らない12月下旬が不安だな、地球温暖化のせいなのかな?ってことを書いた続きなんだ、そこにも書いたけど、それ全部が全部地球温暖化のせいだなんて思ってないし、毎年気候なんて違うもんさ。って書いた。
けど、ちょっとネガティヴに考えちゃう時だってあるよね、ってなことも書いた。

それを読んだ友達がね、はっきりと言ってたんだ。
「ちょっとでもネガティヴに考える必要なんてない、みんな騒ぎすぎなんだ」って。僕は全く気にする必要はないとは思ってないけど、これくらいの考え方もあるんだよね。
でもね、環境うんぬん、地球温暖化うんぬん、…言う前に。

寂しくない?

雪のない年末は寂しい。雪なんて雪かきで腰いためるし、スタッドレスタイヤにしなきゃいけないし、メンドクサイって対象の物だけど、やっぱり無いは無いなりに寂しい。
もしね、それが地球温暖化のせいだったとするよ?(※) さっきも書いたけど直接(もろ直接)関係してるとは思わないけど。
もしそうだったら地球温暖化がとまったら、寂しくない冬が来るってことだ。
昨日の記事は身近なエコだったから、今日はスケールのでかい話をしてるね。
大きな、大きな環なんだけど、小さなことで始めて、地球温暖化が緩やかになるっていうスケールの大きな話になって、そして寂しくない冬っていうまた小さなことに還ってくる。そんな環をイメージしながらエコが出来たらね

(※)こんな仮定の話じゃブログやってる意味ないよな、って思って調べました。
気象庁・気象研究所統一シナリオってヤツの2081年から2100年時の推定値ではね、気温は平均気温は今より2.8度上昇するんだって。そうなると、積雪量は60%まで落ち込むらしい。
ってなると僕(17才)らの孫は僕らの60%の雪で雪合戦しなくちゃいけないんだ。

外出。空気に触れるコトから。

2006-12-29 18:42:51 | エコ思想
やっぱり外に出ることが少なくなる冬休み。
こうなるとね、予想できなかった副作用があったんだ。ブログのネタがない
もちろん環境問題の勉強をしてそれを書けばいいんだけど、いいっていうかそれがメインのコンセプトだし。
でもね、最近思うのは、やっぱり身近なエコを紹介して、「ああ、そうかそういうのもありか」って思ってもらいたいなってこと。
だから難しいことを書くのはまだ、もう少し先と言うことで。
となるとブログのネタは自分で感じることで仕入れることができるらしい。自分で感じるって?
そうなるとやっぱり外出することだなって、思った。
地球のことを考えたり、感じたりするには、やっぱり地球に触れなきゃいけないのかな、って思えたんだ。
空気に触れて、地上を歩けば、きっとなんか感じることがあるのかも。
それはスケールの大きなエコじゃなくて、コンパクトな、って言っても大きな意味があるエコを考えることなんだと思う

僕なんかよりずっと意識の高い人

2006-12-28 23:54:30 | 日々の中で感じたエコ
今日、コンビニで買ったのはチョコとガム。
普段の僕だったらエコバックを出していた、もうソレが自然にできるくらい浸透してきた。
でもね、今日はなぜか忘れちゃったんだ。手に持っているのはチョコとガムといらないビニール袋。
僕はまだ意識しないとエコが出来ないようだ、ちょっとショックだった。
それからまたコンビニに行った。僕が買ったのはパン。今回は言えた、袋はいりません、って。
けど店から出てきて少し驚いた、僕の友達の一人がエコバックを持っているわけではないが、ビニール袋を貰っていなかった。
エコ意識が高いね、って僕が言うとその子は答えた、だってビニールじゃまだもん、って。
あぁ、そうか、普通、自分本位の考えでビニール袋の話になると「自分が楽だからビニール袋をもらいました。」ってなるでしょ?
でもこの人はこうやって自分本位の考えで「自分が楽だからビニール袋を貰いませんでした。」ってなったんだ。
こうやって本当に意識せず出てきたとき、本当のエコロジー(=自分の生活の場について深く考える)意識になるのかな?

冬休み

2006-12-27 21:09:10 | 個人でできるエコ
今日から僕らの学校は冬休みだ。今日は環境に悪いことを書こうと思う。
冬休みってね、いや、年末ってねエネルギーをバカンバカンつかう季節なんだ。
コタツ、ストーブ、(車での)初詣、(車での)里帰り、夜更かし。
でもね、今日言いたいことはこれらを削って省エネしようってことじゃないんだ
だってさ、今挙げたのって「これやんなきゃ年越した気になんねぇよ!」ってくらい大切で、幸せなもんじゃない?
だからね、今日言いたいことは必要なエネルギーは使っていいんだ、ギッチギチにエコなんてする必要ないんだ。ってことなの。
コタツ、ストーブ付けずに風邪引いたら意味ない、初詣に行かずに一年が縁起悪かったら意味ない、里帰りだってしたい、夜更かしだってしたい(年末年始の特番ラッシュ!大晦日はガキの使いを見ます)
僕らは僕らや僕らの生まれ来る子供たちのためにエコをしている。だったらまず、僕らの幸せを考えるエコでありたい。
だから、ギッチギチのエコなんてする必要ないんだよね。
だからってエネルギーの「無駄遣い」はよくないと思うけどね。だから元旦の朝くらい、神社が近かったら歩いて初詣してみようよ。ちゃんちゃんこでも来てウォームビズルックでストーブを弱にしてみようよ。その行いもきっと愛おしくてまた会話が生まれたりするかもね。

生徒会長になる時の公約

2006-12-26 00:53:56 | 学校や文化祭でのエコ
僕が生徒会長になる時の演説で言った公約がある。それはエコについて取り組むということ。
それと合わせて具体例を挙げていた
「終業式で配っている校歌の歌詞の紙を廃止してプロジェクターでスクリーンに歌詞を出す!」
恥ずかしながら僕らの学校の生徒は校歌を歌詞カード無しでは歌えない、それは実は僕も例外ではない。
それで始業式/終業式で歌詞の紙を配っているんだけど、それがあまりに無駄だと思っていた。
だからそれをスクリーンに映そうぜ、って話だ。
でもね、準備不足で今回の二学期の終業式と、来年の頭の三学期の始業式ではそれは実現しなかったんだ。
紙が配られた、けどそれをただ捨てちゃうのはもったいないから資源回収で回収しようと思ったんだ。
(これは今までもやったりやらなかったりだったこと)
で、回収してるときに嬉しかったのは
「校歌の紙回収お願いしま~す」って言ったら「おっ、エコじゃん!いいね~」って声をかけてくれる人がいること。
しかもね、面識が無い人も言ってくれたりする。僕の想いがレゾナンスしているんだなって思った、すごく嬉しかった。

それでね、回収した紙を見てて思ったんだ。資源回収もいいけど、キレイなのは全然使えるんじゃない?って
くしゃくしゃにされちゃってるのもあるんだけど、半分くらいはキレイなんだよね。かくして僕と友達二人はそれを始業式に使ってもらおうと数を数え始めた。
こんな面倒な作業に付き合ってくれる友達にもエコはレゾナンスしていると思ったし、本当にいい友達をもったとも思った。
結果、400枚キレイな歌詞カードが回収できた。これで始業式での印刷はだいぶ減る。
目に見える節約。嬉しいね

美味しそうに見える? ホントに?

2006-12-25 21:40:51 | 食について
日本人は食品の見た目を気にする方らしい、だから形のいい物を作ろうと品種改良したり、規格に外れた野菜や果物を捨てたり。
その中で「色も?」って思った業者がやることって、着色することだよね。
天然の着色料だったらいいんだけど、ちょっとおっかないのは合成の物。
裏の成分表を見た時に、○○色○号なんて書いてあったらソレは合成着色料だ。なにから出来てるか教えてあげようか。
石油。
…、いや、僕だって最初は「え!?」って思ったよ、でも大雑把に言えば真実だ。
タール着色料なんて呼ばれることすらあるらしい、タールってあれだよね、タバコとかに含まれてて、世界初の人口がん実験で人工的にがんを作ったのはタールだよね。
発がん性や奇形の危険性があるらしい。
マジかよ。

今回はある清涼飲料水を例に挙げたいと思う。
これは僕の高校の自動販売機で売られていて、小さいサイズのペットボトルに入った炭酸飲料だ。
鮮やかなブルーのパッケージで夏場はこのパッケージにひかれてしまう。
僕だって最初は飲んでいた、でもね、びっくりしちゃったんだ、ラベルがブルーだから透明の炭酸水がブルーに見えるんだと思ってた、けどラベルの張られていない部分から見えた液体がラベルと同じブルーなのだ。
ビックリしてラベルを剥いでみると、写真の通り、奇麗なブルーだった。
成分表を見た。「二酸化炭素、砂糖、青色一号」。マジかよ、青色一号だ。
青色一号と言うのは、合成着色料の中でも叩かれる対象にされやすい発がん性がある着色料だ。
EU諸国では使用が禁止されている。
僕はそれからこの商品を全く買わなくなった。だって隣に似たような炭酸水があるんだもん。
てか味ほとんど一緒だし。しかも「似たような」の方が量多いし。
でも僕の周りの人はそれを説明しても青の商品を買い続けている。理由はキレイだから、だって。
確かにきれいだよ? でもさ、「体に悪い」を全面に出す前に、これを主張したい。
「キレイだけど、うまそうではないよ!」
そうだ、うまそではない。画像をみて。なんか口に入れるには気持ち悪い色してない?

企業努力

2006-12-24 23:38:00 | スケールの大きなエコ
企業努力。どんな企業だってやっていることだ。
ライバル社に負けないように値段を下げてみようか、機能を充実させようか、サービスをよくしようかとか。
そんななか、「ああ、やっぱり日本(というか世界?)全体がエコを意識してるんだな」って思うときも多くある。
私達の会社はこんな環境にイイコトをしてるんですよって。そうやって聞くと、それは会社のイメージアップの面が大きくて、本当に環境にイイコトをしたいって思っている会社は少ないんだろうな…って一瞬思っちゃったりもするだろうけど、それは全然かまわない、「きっかけは何だっていい」って僕がこのブログで何度も言っていることだもんね。

具体例を一つ挙げようかな。今日ね、前々から欲しかったデジカメを買ったんだ。
ウキウキしながらパッケージを開けてみるとガンと目につく所にこんなことが書いてあった
「環境へのこだわり」どうやらこのパッケージが古紙で出来てたり、インクも大豆で作ったクリーンな物らしい。
こういう企業努力をすることによって、会社のイメージアップにもなるだろうし、買ったお客さんもなんだか気持ちいいし、環境にもいいし、こういう環が身近にあるのはやっぱりステキだよね。

サイレントナイト

2006-12-23 23:42:46 | エコニュース
明日はクリスマスイヴですね、皆さんはどう過ごしますか?
僕はこれといって予定はないので買っておいたap fes 06のDVDでも見てようかな、と
今日は提案、というかクリスマスのロマンティックな演出を一つご紹介。でもよく見て、カテゴリは「環境問題について」、ちゃんとまじめな話だ。
まずとりあえずな話、100万人のキャンドルナイト(http://www.candle-night.org)ってイベント知っていますか? それの呼びかけ文ってのがあるからそのまま載せますね。

「私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2006年の冬至の日、12月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。

プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。

一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。」

って活動。僕はこの活動を今年の夏至以降に知って、夏至だけのイベントだと思ってたから一昨日はやらなかった(悔しい!)
でもね、これって「くらやみのウェーブ」は作れなくたっていつでもやれることだよね。個人で。
だからさ、これをクリスマスイヴにやるんだ。恋人、友達、夫婦、家族。電気を消して、キャンドルで…。
これって日本人のもつクリスマスのイメージにとってもあったことじゃない?
すごくロマンティックで、省エネ。
もし、これが広がっていったら、くらやみのウェーブが出来るくらいに広がっていったら、それがサンタの通る道にいったりするかもね。

なんてクサいセリフで今日の記事は終わり。

植物と協力

2006-12-22 23:04:29 | 勉強して得たエコ知識(データなどあり)
僕は文系の人間だ。数学なんて大嫌い(算数の頃から)だし、計算の入る理科(物理とか)も嫌いだ。
けど今学校でやっている理科総合は好きだ。地球の始まりから、僕らの先祖が微生物サイズだった事とか、なんだか「神秘的」って言葉がすごく似合う授業だったりする。
その授業で今、恐竜が絶滅するあたりの話をしている。
恐竜が我が物顔で大地を闊歩する中、昆虫と植物(この場合、被子植物)は、植物は昆虫に蜜を、そしてそれを貰う際に体に付着する花粉を昆虫が運び別の花に受粉させる、という協力をしていた。共生関係と言うらしい。
そして僕らの先祖のほ乳類は昆虫とは共生関係ではなかった、一方的に昆虫を食べるだけ。けれど植物とは共生関係だった。
植物は自分たちの種をほ乳類に食べられるのを恐れ、種を果実で守った。するとほ乳類は甘い果実で満足し、種は丸呑み、どこか遠くでウンコにして蒔いてくれるわけで、これもりっぱな共生関係だった。

さて、最初にちょっと登場した恐竜は? 恐竜はね、ほ乳類が昆虫にしてた「ただ食べるだけ」って関係を植物に対してしていたの(この場合、奇麗な花も、甘い蜜や果実の無い裸子植物とシダ植物)。
すると、どうなる? あいつら大食いなんだ、食っちゃ移動、食っちゃ移動って。しかも共生関係で種をまいてやるって事をしなかっただろ。植物が減っちゃったんだ。
んで次第に腹が減り始めた恐竜によく聞く説の巨大隕石がドカンだ。
最後に先生はこう締めくくった。「植物と共生できない生物は滅びる、これが地球の歴史のセオリーである」

じゃあ僕ら人間は? 木造建築や紙を作るために森林を伐採し、甘い蜜や果実だって貰ってる。まぁ農家が果樹園を拡げるのは共生関係かも。
でもあんまり植物にしてあげてる事って少ないよね。恐竜はなにもしなかったから食糧難になった。人類はなにもしないと二酸化炭素が増えてつらい。そう考えると恐竜と一緒かも。ちなみに今こんな記事を書いてるから「T.Rex」ってアーティストの曲聞いてる。
木を植える運動とかはたまに街の事業で行われてたり、企業が大々的にやってたりもする。でも個人じゃちょっと大変なことだ。
だから僕は春になったら窓際に観葉植物でも置いてみようかなって思ってる。知ってる?飾りみたいな草木でも日に当たる所においておくと部屋の酸素が結構増えるんだってさ。
電気屋で酸素の機械を買って頭をすっきりさせるのもいいけど、植物と協力して地球をすっきりさせるのもステキだなって思った。