それはまったく唐突に、そして誰も予想さえできない程スムーズに流れていた3回目の礼拝の最中に起こった。
午前最後の礼拝での最初の3曲をなんとか無難に歌い終わり、ほっとひと息。いよいよカルテットのために用意された曲を、フルオーケストラと聖歌隊をバックに歌う最後の山場を迎えた。
ハッと気が付くと、ビージェイとジャックがマイクロフォンをスタンドに戻してステージ後方に向かって歩きだしているではないか(うわぁぁぁ)。何を勘違いしたのか、二人は後も振り返らず歩み去ろうとしている。最後の曲がまだ残っているというのに....(お〜い)。
ステージ中央に呆然と立ち尽くすピートとデイブと私。
動揺を隠そうとするも、3人の顔はみるみる蒼ざめ血の気が引いてゆくのがわかる(超汗)。
礼拝堂にぎっしり詰めかけた信者達も、何かがおかしいことにうすうす気がつき始めている様子だ。
眩し過ぎるスポットライトの下、手が白くなるほど握りしめたマイクにじっとりと冷や汗がにじむ。
現実感が遠のき、すべての動きが妙にゆっくりと感じられる。
今や二人の後姿は、ライトの届かないステージの袖に空しく消えかけている。
ステージ中央になすすべも無く立ち尽くす3人。
永劫にも思える時間の中で、自分の心臓の鼓動だけが早鐘のように打っているのを遠くの方で感じる。緊張で酸欠になり視野狭窄を起こしかけているを自分に気付き、大きく深呼吸をする。
息を吐き終わったのとほとんど同時に、無常にも最後の曲のイントロが始まる。
美しい弦楽の調べが緩やかに空間を満たしてゆく(ドキドキ)。
あと3小節しかないイントロを聴きながら、無言で顔を見合わせる。
3人でこの場を乗り切ろうと諦めてうなづき合った、まさにその瞬間、なんとジャックが振り向いたのだ(おぉ〜)。
そしてジャックとビージェイのふたりは、自分達が置かれている状況を瞬時に理解し、素早くマイクを手に取り再びステージ中央へ足早に戻る。
残すところ半小節のイントロでなんとか歌い出しに間に合い、ビージェイが見せた一瞬の苦笑いをたしなめるように睨みつけるピート。
こうしてメタボでおっちょこちょいな我が愛すべきおじんカルテットは、危機一髪のところで壊滅的なダメージをまぬがれ、無難にその礼拝デビューを果たしたのであった。
めでたし、めでたし。あ〜疲れた....。
午前最後の礼拝での最初の3曲をなんとか無難に歌い終わり、ほっとひと息。いよいよカルテットのために用意された曲を、フルオーケストラと聖歌隊をバックに歌う最後の山場を迎えた。
ハッと気が付くと、ビージェイとジャックがマイクロフォンをスタンドに戻してステージ後方に向かって歩きだしているではないか(うわぁぁぁ)。何を勘違いしたのか、二人は後も振り返らず歩み去ろうとしている。最後の曲がまだ残っているというのに....(お〜い)。
ステージ中央に呆然と立ち尽くすピートとデイブと私。
動揺を隠そうとするも、3人の顔はみるみる蒼ざめ血の気が引いてゆくのがわかる(超汗)。
礼拝堂にぎっしり詰めかけた信者達も、何かがおかしいことにうすうす気がつき始めている様子だ。
眩し過ぎるスポットライトの下、手が白くなるほど握りしめたマイクにじっとりと冷や汗がにじむ。
現実感が遠のき、すべての動きが妙にゆっくりと感じられる。
今や二人の後姿は、ライトの届かないステージの袖に空しく消えかけている。
ステージ中央になすすべも無く立ち尽くす3人。
永劫にも思える時間の中で、自分の心臓の鼓動だけが早鐘のように打っているのを遠くの方で感じる。緊張で酸欠になり視野狭窄を起こしかけているを自分に気付き、大きく深呼吸をする。
息を吐き終わったのとほとんど同時に、無常にも最後の曲のイントロが始まる。
美しい弦楽の調べが緩やかに空間を満たしてゆく(ドキドキ)。
あと3小節しかないイントロを聴きながら、無言で顔を見合わせる。
3人でこの場を乗り切ろうと諦めてうなづき合った、まさにその瞬間、なんとジャックが振り向いたのだ(おぉ〜)。
そしてジャックとビージェイのふたりは、自分達が置かれている状況を瞬時に理解し、素早くマイクを手に取り再びステージ中央へ足早に戻る。
残すところ半小節のイントロでなんとか歌い出しに間に合い、ビージェイが見せた一瞬の苦笑いをたしなめるように睨みつけるピート。
こうしてメタボでおっちょこちょいな我が愛すべきおじんカルテットは、危機一髪のところで壊滅的なダメージをまぬがれ、無難にその礼拝デビューを果たしたのであった。
めでたし、めでたし。あ〜疲れた....。
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