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AUOが、VR用AMOLEDパネルの本格量産を開始

2016年9月6日 UBIリサーチ

AUOは、VR用AMOLEDパネルを本格的に量産する。

AUOはTouch台湾2016で1.2〜1.6インチのスマートウォッチ用AMOLEDパネルと12.3インチ車載用AMOLEDパネル、そして3.8インチVR用AMOLEDパネルを展示した。

特にVR用AMOLEDパネルは3.8インチ 2枚セットで構成されており、各AMOLEDパネルの解像度は1080×1200の423 ppiである。 2つのAMOLEDパネルを使用して2K解像度(2160×1200)を実現した。

AUOの関係者は、「ウエアブルとVR用AMOLEDパネルを集中的に量産する計画であり、特にVR用AMOLEDパネルは、ある程度を生産しRazerとOSVに供給している。 2016年Q4から本格的に量産して四半期ごと100,000台以上出荷する予定である。」と明らかにした。

AUOのVR用AMOLEDパネルはVitrolight technologyという会社から、現在のモジュールとして販売している。 Vitrolight technologyのホームページによると、AUOのVR用AMOLEDパネルモジュールの価格は、1セットあたりUS $ 240〜350で月に2,000セットまで供給可能なことが分かった。


<AUOのVR用 AMOLEDパネルセット, Vitrolight technology>
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韓国のSunicシステムが、面ソース方式で高解像度のAMOLEDパネルの製造を可能にした

9月5日 ET News

韓国の技術で、最大で11Kレベルの超高解像度の有機EL(OLED)ディスプレイを蒸着することができる、新しい技術方式が注目されている。無限に広がる画質競争で、新たな局面を迎える可能性に業界​​の関心が集中している。

韓国の有機ELディスプレイ製造装置のメーカのSunicシステム(代表イヨウンジョン)は、OLED有機物を蒸着する既存の線形ソース(Linear Source)方式ではなく面ソース(Plane Source)蒸着方式を適用した研究結果を、8月23日から26日まで済州で開かれた国際情報ディスプレイ学会(IMID)で発表した。

Sunicシステムの開発中の技術は、蒸着された微細なパターンの薄膜同士が重なって解像度が落ちる問題を解決することができる。現在商用化されたOLEDパネルは577ppiであるが、新技術を適用すると、最高11Kレベルの2250ppiまで実現できると見込んでいる。

現在OLED有機物は、線形ソース方式で蒸着するのが一般的である。薄い長方形の形にノズルを並べて配置して、熱を加えると有機物が蒸発して、上部の基板に付着する。パネルが大面積の場合、有機物粉末が入った蒸着源(Crucible)を移動させ、薄膜蒸着をする。

Sunicシステムが提案した方式は、ソースが再堆積過程を経るのが特徴である。第1段階として、従来の線形ソース方式で蒸着する過程は同じであるが、ガラス基板ではなく、メタルシートに蒸着して薄膜を形成する。 2段階でメタルシートに蒸着された薄膜に熱を加えて再蒸発過程を経て、基板に最終的に有機物を蒸着する。

再堆積プロセスを含むため、既存の線形ソース方式より工程が増えるという短所がある。しかし、研究の結果シャドウ現象が減って高解像度に優れていると表示されて、高解像度OLEDとRGB方式OLED TV商用化の可能性を高めると予想した。

Sunicシステムが面ソース方式を提案したのは、既存の線形方式が気体化された有機物が基板に蒸着されるシャドウマスクのために、各が生じ、有機物パターンが重なって蒸着されるシャドー問題を解決することである。

Shadow distance原理、SunicシステムIMID2016

Plane Source Process、SunicシステムIMID2016

プレインソースの適用application、SunicシステムIMID2016

プレインソースの適用application、SunicシステムIMID2016

シャドウアングルが小さくなるほど有機物が重複して蒸着されている区間(shadow distance)が大きくなる。シャドウ区間が大きくなると、全体の解像度が低くなるという問題が発生する。

これまで業界では、シャドウアングルの角度の発生を最小限に抑えるためシャドウマスクの厚さを減らすか、またはノズルの形態を変えるなど、様々な試みをしてきた。有機物パターンのシャドウ区間が大きくなったり、重複蒸着される現象のため1000ppi以上の高解像度を実現するのが難しい限界に達した。

Sunicシステムは、「新しい面ソース方式を利用すれば、有機物シャドー蒸着距離を既存の3.0ミクロン(㎛)から0.37㎛までに減らし、約8倍向上させることができると予測される」とし「実際のOLED生産環境では、追加の研究が必要であるが、超高解像度OLEDと大型RGB OLED TVを量産することができる可能性を高めると期待する」と説明した。
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【IFA2016】有機ELテレビ陣営は、昨年に比べて2倍の11社に増加

2016年9月5日 UBIリサーチ

IFA2016でOLED TVを展示した企業はLG電子を含めて11メーカーである。OLED TVの展示規模順に明記するとVestel、Skyworth、Loewe、Philips、Grundig、Seiki、Metz、Changhong、Panasonic、Condorである、

IFA2016では、6メーカーだったが、今回は5メーカーが増えた。ほぼ倍に増加した。今回に抜けた企業はHaier 1社であり、新たに合流したメーカーとしてはLoewe、Philips、Seiki、Metz、Condorである。

この中で目立つ企業はLoeweである。



そして、Loewe OLED TV広報パネルには、次のように書かれている。「OLED display thinner than a smartphone」と「The most beautiful OLED TV in the world」。

PhilipsはTV展示スペースの壁を除いたところは、OLED TVだけのための場所に配慮した。壁には、LCD TVを展示したが、OLED TVは、中にスペースで参加者が立体的に見ることができように配置した。



PhilipsはLCD TVでOLED TVに変わることを明確に表わした表示である。

次の最もダイナミックな展示は、断然にSkyworthである。IFA2015からのOLED TVの高速応答速度を示すcar racingゲームの映像である。以前の展示と変わった点は、OLEDパネルにHDRが適用された製品である。昨年に比べて画面が非常に明るくなった。



OLED TVをまだ販売していないが、展示したメーカーとしてはHisenseがある。Hisenseも含めると、展示は12企業である。Hisenseは、同社が販売しているULED TVの優秀性を促進するためにOLED TVを比較で展示した。この展示に使用されたパネルは、昨年のOLED製品である。実際に見るとULED TVより暗く見えた。しかし、すぐ隣のブースでSkyworthが超高画質のOLED TVを展示しているので、このブースの場所はよくなかった。


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UBIリサーチからの新刊「2016年有機EL照明レポート/2016 OLED Lighting Annual Report」

2016年8月  :UBIリサーチ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「2016年有機EL照明レポート/2016 OLED Lighting Annual Report」の新刊のお知らせ





グローバルな有機EL照明パネル市場は急速に毎年成長しています。2020年には、市場規模は1,600万ドルを記録することが期待され、LGディスプレイのシェアはその53%を占めると推定されます。

8月のUBIリサーチによって発刊した「2016年有機EL照明レポート/2016 OLED Lighting Annual Report」によると、世界的な有機EL照明パネル市場は2016年に114百万ドルを記録し、2017年から2025年に66%のCAGRを示すことが期待されます。

OLED照明の利点は、高いエネルギー効率で、多様な応用分野があることです。白熱灯の使用が制限されていることが、有機EL照明に多くの注目を受けていることが理由の一つです。世界的な有機EL照明パネルの市場が成長し、2020年に1600万ドル市場を形成していきます。

LGディスプレイは、有機EL照明パネルの量産技術を有しながら投資を行った唯一の企業です。2016年初めには、有機EL照明事業はLG化学からLGディスプレイへ移動されました。

3月では、LG DisplayはGEN5基板で毎月15千枚の製造能力があります。有機EL照明パネルの量産ラインへの投資を、積極的に展開しています

アプリケーション領域の面では、一般照明向けの屋内ダウンライト、自動車照明は急速な成長を示し、有機EL照明市場の最大の用途を占めると推定されています。また、OLED照明市場は、屋外、医療、および展示使用など他の分野に拡大しています。

UBIリサーチは2025年に、自動車向けの有機EL照明パネル市場は3,409万ドルにドル、室内の照明向けは2,786万ドルに成長するであろうと推定します。


★詳細・お申込み・サンプル・お見積もりについては、分析工房株式会社へお問い合わせ下さい。

◆◇◆◇◆◇◆◇ 新刊のご案内 ◇◆◇◆◇◆◇◆
★調査報告書の内容
1. 市場予測
全体照明市場の分析期間:2016 - 2020
OLED Lighting市場分析期間:2016 - 2025
OLED Lighting発光材料市場の分析期間:2016 - 2025
分析コンテンツ:Total、by Application / Substrate
2. OLED 照明メーカの動向
最近の動向:LG Displayなど10社
事業戦略:LG Displayなど9社
履歴分析:LG Displayなど6社

★レポートの内容
1.要約
2.次世代照明市場、OLED照明の成功の可能性
2.1全体照明市場の展望と動向
2.2 OLED照明産業の現状
2.3 OLED照明が進入可能な市場
2.4 OLED照明の利点と適用可能な用途
3.車載用OLED 照明開発トレンドと市場展望
4.主なOLED照明メーカーの動向
4.1概要
4.2 LG Display
4.3 Osram
4.4 OLEDWorks
4.5 パナソニック
4.6 住友化学
4.7 カネカ
4.8 Lumiotec
4.9 コニカミノルタ
4.10 NEC Lighting
4.11 パイオニア
4.12 その他のメーカ
5. OLED パネルメーカの開発推移分析
5.1 LG Display
5.2 Osram
5.3 OLEDWorks
5.4 パナソニック
5.5 Lumiotec
5.6 カネカ
5.7主な開発推移
6.主なOLED 照明パネルメーカの事業戦略
7.サプライチェーン分析
8. LG Displayの投資に伴うOLED照明のコスト分析
8.1概要
8.2 階層別分析
8.3材料費分析
8.4コスト分析
8.5量産装置の分析
8.6 パネルコスト分析
9. OLED 照明市場分析
9.1概要
9.2 全体市場
9.3 用途別市場
9.4基板別市場
10. OLED照明発光材料市場分析
10.1 全体
10.2基板別分析
10.3 OLED ディスプレイとOLED 照明用途の比較
11. OLED 照明製造工程
11.1 電極工程
11.2 OLED蒸着工程
11.3 封止工程

★詳細・お申込み・サンプル・お見積もりについては、分析工房株式会社へお問い合わせ下さい。
【製 作】 韓国 UBI リサーチ
【体 裁】 英語版(日本語版もご用意できる可能性があります)、印刷、A4版、(印刷+PDF版もあります)
【発刊月】 2016年7月
【価 格】 印刷版410,000円、印刷+PDF版670,000円(消費税別、送料込)
【納 期】 10日間


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セミナー「有機ELディスプレイの世界の最新動向と参入へのアプローチ」のご案内

セミナー「有機ELディスプレイの世界の最新動向と参入へのアプローチ」を開催いたします。

講座の内容:
曲面デザインのディスプレイや折れ曲げ型のスマートフォンなど、有機ELディスプレイのフレキシブル性が大きなアドバンテージとなる時代がやってきた。急速な市場拡大が予測される今、投資状況やアプリケーション動向と材料・製造装置・パネル製造の技術課題を背景に、日本の産業界が取るべき戦略を追究する。

■開催日時:2016年08月26日(金)12:30~16:30
■主催:(株)R&D支援センター
■問い合わせ:Tel:03-5857-4811 
 E-mail:info@rdsc.co.jp 
■開催場所:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室
■講師:分析工房(株) 照明・ディスプレイ事業部 シニアパートナー PhD 服部 寿 氏
 最新のLEDや有機ELなどの照明デバイス、照明器具、ディスプレイの海外市場・標準化・開発・特許の現状と将来展望に関する内容を調査し、各種セミナーなどで発表し、調査報告書なども出版している。2009年から2010年にかけて照明の環境面を評価する照明学会の「サステイナブル照明システム委員会」幹事を務め、現在はLED照明事業開発・有機ELディスプレイ・照明事業開発などの分野の調査・コンサルタントを行っている。また2011年と2014年には、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の「次世代照明等の実現に向けた窒化物半導体等基盤技術開発/次世代高効率・高品質照明の基盤技術開発」の中間・事後評価分科会委員も務める。有機EL照明パネル・有機EL材料・有機EL産業レポートの販売や輸出入も行っている。照明学会会員。

▼お申し込みはこちらから!
 https://www.rdsc.co.jp/seminar/160838

■価格:
 非会員: 49,980円(税込)
 会員: 47,250円(税込)
 学校関係者: 10,800円(税込)
■価格関連備考:会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
 学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■備考:資料付き
■プログラム:
1.フレキシブルディスプレイパネルのアプリケーション、市場規模予測、投資
 1.1 有機ELディスプレイ全体動向
 1.2 アップルの iphone8 で有機ELが採用される影響
 1.3 自動車向けのアプリケーション
2.韓国産業界の動向、開発戦略、開発課題
 2.1 韓国メーカ製品のアプリケーションと仕様
 2.2 韓国政府の産業振興策
 2.3 韓国メーカのプロセスと材料・製造装置
  1) 基板・LLO
  2) 封止
  3) TFT
  4) OLED工程(材料・ドライプロセス・溶液プロセス)
  5) 透明電極
  6) タッチパネル・カバー
  7) 検査・リペア
  8) 将来の開発
3.中国産業界の市場動向、開発戦略
 3.1 中国メーカ製品のアプリケーションと仕様
 3.2 中国での開発機関・メーカのプロセスと材料
4.台湾産業界の動向、開発戦略
5.今後の方向性と技術課題
 【質疑応答・名刺交換】

▼お申し込みはこちらから!
 https://www.rdsc.co.jp/seminar/160838
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セミナーのご案内:市場が拡大する有機ELの最新動向と将来展望

~材料・技術から市場動向まで~

■ 趣旨
 世界に先行して日本のLED照明産業が成長する中で、産業の継続的な成長が見込まれています。照明アプリケーション別に部品・材料のニーズが拡大し、さらには海外市場向けの事業展開も拡大しています。このためには、LED電球やオフィス・店舗などの商業施設向け照明機器、さらには屋外照明装置までの広範囲な用途を考慮した事業企画が不可欠です。消費電力、寿命、演色性、安全性、快適性、コストパフォーマンスなどが改善しつつあるLED照明は、様々な分野へと広がりを見せています。また、環境意識の高まりを背景に、先進諸国に限らず、中国を中心とする新興国市場でもLED照明市場が拡大しています。一方の、有機ELはディスプレイでの実用化・低価格化・フレキシブル化・投資の拡大の影響もあって、照明光源としても発光効率が蛍光灯と同等となり、目に優しい光源として、市場導入が進んでいます。
 本セミナーでは、これらの照明関連事業で優位に事業を進めるための情報として、世界の開発動向のほか、アプリケーションも含めた最新の市場動向を詳細に解説します。


■ 講師
【第1部】 安達 千波矢 氏 / 九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター センター長 
【第2部】 鵜飼 育弘 氏 / Ukai Display Device Institute 代表 技術コンサルタント
【第3部】 服部 寿 氏 / 分析工房(株) シニアパートナー

■ 開催要領
日時:2016年9月16日(金) 12:30~16:50
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
受講料:49,800円(税込)  Eメール案内会員価格 47,300円 ※資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。※2名以上でご参加の場合はお申込時にご連絡ください。>

>>また、講師紹介割引を、ご希望の方はこちらからご連絡下さい。

>>>>内容詳細とS&T出版株式会社への受講お申し込みはこちらから

■ プログラム

【第1部】 高効率熱活性化遅延蛍光材料の分子設計と高性能OLEDの実現
      九州大学  安達 千波矢 氏  【12:30~14:00】
【講演趣旨】
 従来、エレクトロニクスはシリコン半導体を基礎とした無機半導体によって、その機能発現が支えられてきました。その一方で、新しい可能性を目指して、無限の分子設計が可能な有機パイ電子系化合物を用いたエレクトロニクスに大きな注目が集まっています。特に有機発光ダイオード(OLED)は、その優れた発光特性から次世代の情報表示端末、大型TVや照明用途として大きな期待が寄せられています。本講演では、九州大学で開発された熱活性化遅延蛍光(TADF)による新しい発光機構を用いた第三世代OLEDの現状と今後の展開についてお話し致します。TADFは有機化学、計算科学、物性物理の連携により研究開発が大きく進展し、現在では、量子化学計算を用いた精密な分子設計によって100%の電気−光変換が可能となりました。

【第2部】 有機EL (OLED)の最新技術動向
      Ukai Display Device Institute 代表 鵜飼 育弘 氏  【14:10~15:40】
【講演趣旨】
 大型OLED-TVが韓国メーカにより商品化されている。本講演では、「没入間」を表現するためのディスプレイ・パラメーターに関して概説する。次に、最近話題のHDR及びUltra HD Premiumについても触れる。大型OLED製造技術の課題と展望についても述べる。
 AppleがフレキシブルOLEDを採用するとの話で業界が盛り上がっている。講演では、先ずフレキシブルディスプレイの特徴比較を行う。次に製造方式、基板材料を概説する。さらに、現在各社が量産に採用している転写方式による製造方法を詳述する。将来の製造技術としてのグリーンプロセスを紹介し、商品化及び開発状況についても述べる。

【第3部】 有機ELディスプレイと有機EL照明の市場動向
      分析工房(株)  服部 寿 氏  【15:50~16:50】
【講演趣旨】
 ディスプレイは液晶からフレキシブル有機ELに急速に置き換わりつつあり、小型・中型パネルと大型パネルの開発目標、韓国・中国などでの投資動向、技術課題、折れ曲げ型のスマートフォンや大型テレビなどのアプリケーションの動向、韓国・中国・台湾での政府プロジェクトの最新情報を解説する。さらに、今後のフレキシブル化の進行のための、課題や材料・プロセス開発状況についても有機EL照明を含めたパネルのアプリケーション別に解説する。

>>>>内容詳細とS&T出版株式会社への受講お申し込みはこちらから
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UBIセミナーのご案内:有機ELディスプレイ産業の最新動向分析

趣旨
液晶から有機ELへの転換が進むディスプレイ業界の最新動向について、有機EL分野の技術分析および産業分析の世界的権威である、Choong hoon Yi博士(韓国のUBIリサーチの主席アナリスト、元サムスンディスプレイ開発部長)による「有機ELディスプレイ産業の最新動向分析」セミナー(有料、日本語)を下記の通り開催します。ご多用のこととは存じますが、ご出席の程宜しくお願い申し上げます。

開催要領
日時:2016年9月16日(金)16:00から18:00
会場:株式会社 三菱化学テクノリサーチ 5階 大会議室
受講料:21,600円(8%税込)
定員:申し込み順に先着40名様
お申し込み方法:お名前・所属機関・部署・住所・メールアドレス・電話番号を
hanaoh@ubiresearch.co.kr
までに送信下さい。
案内:返信メールにて詳細をご案内致します。

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UBI Research- MCTR OLED Seminar
"Analysis of the latest trends of OLED Display Industry”

We are always appreciated your support for UBI Research and OLED Industry.
I would like to introduce a seminar where you can get the latest information about what is happening in OLED industry. This September, in Tokyo, Japan, “OLED Seminar” is organized by UBI Research and Mitsubishi Chemical Techno-Research Corporation together.
Dr. Choong Hoon Yi (Chief Analyst of UBI Research, the former director of OLED Development team, Samsung SDI) will talk about the recent industry issue from the market perspective and technology perspective.
He has been receiving a great reputation in OLED industry for the expertise in Technology and Industry Analysis.
Please do not miss the opportunities for in-depth discussions and networking with the attendees.

► Details ◄

Date: 16:00 – 18:00, Friday, September 16, 2016
Venue: Large Meeting Room (5F), Mitsubishi Chemical Techno-Research Corporation (http://www.mctr.co.jp/en/company/access.htm#05)
Fee: JPY 21,600 (8% of tax included)
Audience: 40 people (First-come First-served)
Registration: Please send your NAME/ POSTION/ DEPARTMENT/ INSTITUTION/ EMAILL ADRESS/ PHONE NUMBER to “Hana Oh (hanaoh@ubiresearch.co.kr)”
# You will receive further details after your registration

[Location of Venue]
Mitsubishi Chemical Techno-Research Corporation
Yotsuya TN Bldg. 5F, 16-1 Samoncho Shinjuku-ku, Tokyo 160-0017
e-mail: info@mctr.co.jp
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UBIリサーチの55インチ以上の有機ELテレビ向けパネル市場の予測値が、約20〜30%低下

2016年8月18日 UBIリサーチ

UBIリサーチの2016〜2020年までに55インチ以上のOLED TVパネル出荷量予測が、当初よりも約20〜30%ほど減ると予想した。これは、65インチ以上のTV市場でサイズが大きくなっていることを勘案したものである。

今年の初めUBIリサーチは、55インチ以上のOLEDパネルのグローバル出荷量が2016年の120万個、2020年には810万個まで成長すると予測した。しかし、マザーガラスの1枚あたりの生産量が少ない65インチパネルの量産比重が高まり、予測値を20〜30%に下方した。これにより、2016年には約80〜90万個、2020年に約600万個前後になると予想した。これは、LGディスプレーの大型OLEDパネルの量産ラインである坡州のE3、E4工場を基準に算定した数値だ。

E3工場は55インチパネルの生産を中心に稼動される。E4工場も55インチの生産比率が高いが、65インチパネルも同時に量産する。現在、大型TVは55インチが主流だが、65インチのTV市場も急速に成長している。このためにLGディスプレーは65インチパネルの割合を増やしている。

UBIリサーチの市場調査結果、LGディスプレーは2016年第2四半期では約2万8,000個の65インチのOLEDパネルを出荷した。これは、前期比約2倍に増えた数値だ。

E4ラインのGen8マザーガラス一枚あたりの55インチOLEDパネルは6枚を作成できるが、65インチパネルでは3枚になる。LGディスプレーが65インチの比重を増やすほど、同じ期間の生産量は減る。これを勘案すると、55インチ以上のOLEDパネル出荷量が約20〜30%低くなるというのがUBIリサーチの展望である。

一方、もう一つの市場調査会社IHSも先日、グローバルOLED TV市場の予測値を32%下方修正した。これにより、今年は約83万台、2020年に580万台になると予想している。
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サムスンからアップルへのフレキシブルOLEDパネルの供給契約

2016. 6. 21火曜日 デジタル洗浄新聞

サムスン、アップルのフレキシブルOLED供給契約

サムスンディスプレイが、スマートフォン向けの次​​世代ディスプレイとして浮上したフレキシブル(Flexible)OLED(有機EL)をアップルに大量供給する。

サムスンディスプレイは、アップルの大量供給契約に基づいて生産設備投資を増やし、生産能力を4倍以上に増やす計画だ。21日、業界によると、サムスンディスプレイは来年下半期に発売予定のiPhoneのシリーズにフレキシブルOLEDパネルを大量に供給する契約をAppleと最近に結んだと伝えられた。サムスンは、最近に生産設備を増設したことも、そのためであるというのが市場の一部の分析である。業界では、Appleとの契約と投資で、サムスンディスプレイの中小型OLED市場での主導権がより確実になると予想している。業界関係者は、「サムスンがアップルの次のシリーズのiPhoneのディスプレイを独占供給する場合、10兆ウォンの設備投資をする可能性がある」とし「スマートフォンメーカーが先を争ってフレキシブルOLEDスマートフォンに興味を持ち始めて、需要はさらに急増するだろう」と予想した。

これに先立ち、3月にサムスンエンジニアリングは、サムスンディスプレイのディスプレイパネルの生産のためのインフラストラクチャ造成工事を7150億ウォンに受注したと公示したことがある。増設後の5.5インチサイズのスマートフォンに換算したとき、年間1億7000万台以上が供給できる量である。フレキシブルOLEDパネルは、スマートフォンギャラクシーS7エッジのように曲がる画面を作ることができる。フレキシブルOLEDは、スマートフォンではもちろん、スマートウォッチ、自動車用ディスプレイなどでも使用が拡大すると予測されている。サムスンディスプレイの今回の投資は、新規ライン新設ではなく、既存のラインの生産能力を増大するためであることが分かった。

サムスンディスプレイの第1四半期の実績カンファレンスコールで、「スマートフォン市場でOLEDの需要が持続的に増加すると予測している」とし「予想される需要に備えて必要な場合には、適期に増設投資を進める計画だ」と語った。続いて「具体的な投資規模と生産能力については言及が難しいが、今後も今の競争上の優位性を強化していくために、市場と顧客ニーズに適切に対応しながら、事業展開する計画だ」と付け加えた。
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ジャパンディスプレイ、シャープ抜きの事業戦略

2016年4月4日 齊藤 美保 日経ビジネス

新工場は稼働延期を検討 本間会長が語る

 産業革新機構主導で進んでいたシャープ液晶事業とジャパンディスプレイ(JDI)との統合構想が消えた今、JDIは単独で生き残るために大規模な構造改革に踏み切った。東浦工場と茂原工場の旧式ラインを順次停止するほか、加工を手掛ける中国の後工程ラインの見直しにも着手。45歳以上を対象とした早期退職も実施する。構造改革の狙い、今後の成長戦略についてJDIの本間充会長兼CEO(最高経営責任者)に聞いた。

シャープが台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で再建することが決まりました。この決着を待って今回の構造改革の実施に至ったのでしょうか。

本間:いいえ、(シャープの件は)全く関係ありません。昨年の夏に改革プロジェクトの号砲を打ち鳴らした時から、今期中には工場のライン停止など抜本的な固定費削減のメスを入れようと思っていました。こうした改革を断行していかないと、生き残れないという危機感は常に持っています。

本間:表示装置が必要な製品は何かと考えたとき、医療や生活、車載など、たくさん分野はあります。しかし、これらは必ずしも全てクリアに表示されているとは言えません。ここには今後大きなビジネスチャンスがあると思っています。

 JDIは売上高に占めるスマホ依存がとにかく高い(約9割)。早い時期にスマホ依存を脱し、こうした新しい分野の事業を立ち上げなくては、この会社の安定的な収益確保はできないと考えました。

 既存の工場設備を見渡すと、どれも稼働率がぐっと落ちています。それが結果的に会社全体の稼働率も落としています。新規事業をやるにも、スマホ向けのディスプレーを進化させるためにも、技術開発や設備投資は必要です。古い設備を持ちながらでは新しい挑戦もできない。ここを新しくしようというのが、今回の構造改革プロジェクトです。戦える素地を作っていきます。

スマホ市場の環境が大きく変化しています。JDIのビジネスの9割を占めるスマホ市場の現状についてどう見ていますか。

本間: 2016年1~3月期は私の想像以上に変化しましたね。私も三洋電機で電池事業を引っ張ってきました。市場環境の変化は民生の分野である程度経験していたのでそこまで大きなショックではありませんでしたが、7月に経営改革を始めて12月に一定の成果を出した直後にドッときたので、若干戸惑いはありました。

 市場の伸びが未来永劫続くとは思っていません。そうした危機感を持ちながら仕事をしていましたが、予想以上に需要が急落したと言うことですね。

 2016年4~6月期は多分まだ引きずっていくと思うので、この改革をやることによって成果が出てくるのは2016年7~9月期以降でしょう。

こうした状況下で石川県白山市に新工場が立ち上がります。予定通り6月に稼働するのでしょうか。

本間:稼働するなら、フルで稼働したいと思っています。6月になんとしても立ち上げると言う意気込みでこれまで動いていましたが、需要の変動や設備の搬送遅れなどなどで、立ち上げが少しずつ後ろにズレています。お客さんとの話の中でも、この状態で立ち上げるのはリスクがあると言うことで、稼働時期を後ろ倒しすることを考えています。

 いつ稼働するとはまだ明言できませんが、中途半端な立ち上げはよくないので時期を見ながらスタートさせようと思っています。あまり急いで立ち上げると品質問題にも発展してしまいます。タイミングについては慎重に考えています。

JDIの強みは高精細のLTPS(低温ポリシリコン)液晶ですが、今後はスマホ向け以外にもLTPSを応用していくのでしょうか。

本間:車載向けは今アモルファスシリコンが主流ですが、うちはLTPSの陣営に車載を引き込みたいと思っています。車の世界が大きく変わっているので、高精細でタッチ機能に優れたLTPSの需要は十分にあると思います。

 あと今年の末くらいからパソコン向けに中型LTPS液晶を市場に投入していきます。パソコン市場も厳しいと言われていますが、それはアモルファスシリコンの市場であって、高精細LTPSはまだまだ伸びしろがあると思っています。既に海外メーカーからの受注も得ています。中型LTPSは当面茂原工場で作りますが、将来的には、白山工場以外の石川地区のどこかを考えています。

 こうした新規事業は、これから第2の軸になります。収益基盤を強固にするなら、2020年ぐらいまでには新規事業の売上高を全体の50%まで高めなければと思っています。

残り50%は今後もスマホ向け事業が占めます。有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)に注目が集まっていますが、スマホ向けのディスプレー市場は今後どう変化していくと考えていますか。

本間:まず、スマホの世界で液晶が有機ELに置き換わることはないと考えています。

 有機ELは高精細にしようとしても、現状の解像度は最大でも400ppiです。自発光なので、寿命も液晶に比べて短い。ただ、有機ELはフレキシブルと言う利点がありますね。折り曲げるとか。これはガラスの液晶ではできません。

 有機ELを否定しているわけではありません。研究開発もしているし、試験ラインも入れています。2018年の早い時期には量産を開始したいと思っています。今後はスマホ以外でも活用できるので、パネルメーカーとして製品群の一つに有機ELを入れる必要はあると思います。

 しかし、有機ELは小さく生んで大きく育てる事業です。大きくなる時期をよく見極め、投資の判断をしていくべきです。

 液晶は、高精細化やタッチ感度の向上など、まだまだ技術的な発展余地は多くあります。有機ELの開発に力をいれながらも、我々は愚直なまでに、液晶でできることをやっていきたいと思っています。

本間:私は液晶の世界のなかで、競合は2つあると考えています。対中国パネルメーカーと、対有機ELです。

 中国メーカーには、とにかく技術で対抗していきます。タッチ感度の向上やより高精細化させるなど、LTPSの技術をどう進化させていくか。技術で負けたら終わりです。

 これまで技術は優れていましたが、スピード感覚が足りませんでした。ここは中国メーカーの強いところですね。スピード感を持ちながら、積極的に我々の新しい技術戦略を込めたものを市場に出していきます。

 もう一軸の対有機EL戦略に関しては、まだあまり多く言えません。ただ有機ELを意識した高解像度のシート型LTPS液晶を現在開発中です。液晶の製品ラインナップの一つに加わると思います。

有機ELでは、産業革新機構傘下の有機ELパネルメーカー、JOLEDとの連携も今後はあるでしょうか。

本間:この辺りは産業革新機構の考え方によりますが、個人的には相乗効果は非常に大きいと思います。JOLEDはインクジェットで大型パネルを作れるのが強みです。一方のJDIは高精細が得意分野です。これらを組み合わせれば、幅広い顧客に有機ELを紹介できます。

産業革新機構が進めていたシャープ液晶事業との統合が消えたことに関して、JDIとしてはどのように受け止めていますか。

本間:シャープに関しては、我々としては一貫して「来れば受け入れるし、来なければそれでもいい」というスタンスでした。今回の構造改革は単独で成長していくための戦略の第2フェーズです。外部環境に左右されず安定的に成長できる体制を早期に築いていきます。

今回シャープが鴻海傘下に入りましたが、JDIにとってこの連合は脅威になるでしょうか。

本間:液晶に携わるメーカーはどこも脅威ですよ。しかし、シャープを傘下にした鴻海をことさらに脅威に思っているかというと、そうではありません。最終的にどのメーカーのパネルを使うのかと言うのは、技術の信頼感、マネジメント同士の信頼感など、いろいろ踏まえたうえで顧客が決めていきますから。

意識改革が最も重要

シャープは外国資本で再建することになりましたが、JDIは今後厳しい市場のなかで生き残ることができるのでしょうか。シャープと同じ道を歩まないために、何が必要だと考えますか。

本間:これまで申し上げた技術、スピード感に加えて、意識改革が必要だと思っています。自分たちは決してトップではないと。やっていることはトップだけど、口にも出すな、行動にも表すなと、社内でもこの点は厳しく言っています。

 「中国メーカーは立ち上がりが遅いし品質も悪い」などと社員が言っていたら、「では、お前たちはどうなのか。彼らは倍速のスピードで追いついてきているぞ」と。「韓国勢もこのスペックまでは来ませんよ」と言っていたら、「このレベルまで来たらどうするんだ。いかないと言う前提でものを考えるな」と。傲慢おごりの気持ちを持った時点で、私達は負けると思います。その意識を醸成しています。
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