エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

米ディズニーランド、フライドポテトの廃油でマーク・トウェイン号を動かす

2009年02月05日 11時49分29秒 | バイオマスについて
東京ディズニーランドもオープンしてはや25年、子供から大人までが楽しめる
夢の国であり、又永久に完成しないというコンセプトのもとに
新しいアトラクションやイベントを次々に導入し来場者を飽きさせない手法で、
リピート人気も高い。

この記事をお読みの方の中にももう何度も訪れた人も多いことだろう。
ところがエ・ビ・スは一度は行きたいと思いながら、悲しいかな
東京ディズニーリゾートへは言ったことがない。

オフィシャルホテルには泊まったことはあるが、あるイベントのスタッフとして
参加していたので、結局入園する時間も余裕もなかった。

しかし本家本元のアメリカ・カリフォルニア州アナハイムにある
ディズニーランド・リゾートへは、かつての仕事の関係もあり
数回訪れて楽しんだ経験はある。

その本家のディズニーランド・リゾートでは、園内の鉄道や船の動力用燃料に、
園内すべての飲食店で提供されるフライドポテトの揚げ油などを
再利用し精製した、バイオディーゼル燃料を導入した。

これにより、年間約20万ガロン(約76万リットル)のディーゼルオイルの
節約が見込まれている。
園内の5つの列車は1月末から、又リバーボート「マーク・トウェイン号」も
数週間以内にバイオディーゼル燃料に切り替える予定だ。
このことにより、CO2の排出を最大80%削減できるという。

又、同園では、昨年12月から16台の路面電車すべてを
ディーゼル・ハイブリッドエンジンから圧縮天然ガスに切り替え、
年間約5万ガロン(約19万リットル)分のディーゼルオイル利用削減も実現している。

現在世界に五カ所ディズニーパークがあり、全ての施設でこういった試みを
導入して貰いたい。



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by エ・ビ・ス 








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