エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

オゾン層修復技術(オゾン層2)

2007年01月02日 21時23分22秒 | オゾンについて
オゾン層の減少については、モントリオール議定書によりフロンの使用が廃止される方向に向いている。
ではもっと踏み込んでオゾンホールそのものを修復する技術はどうなっているのだろうか?


最近の研究で塩素原子にマイナスの電荷を与えると、オゾンと反応しなくなることが判明した。
この研究を元にしたオゾン層修復策は、CFC(フロン)がオゾンを脅かすほど十分に高く漂流する前に、CFC分子を中和する巨大なカーテンのような膜をはる方法である。大気中の塩素原子をマイナスに帯電させ、通電したフィラメント・システムがカーテンの膜に固定してオゾン層を修復するというものだ。
そして、もう一つはオゾン装置を積んだ飛行機によって破壊されたオゾン層にオゾンを補給し人工的にオゾンを発生させる方法である。
オゾンを発生させて補給する為に2機の飛行機を使用。
まず対流圏を飛ぶ飛行機で風力発電を行い、そのエネルギーを成層圏のオゾン発生装置を積んだ飛行機に送ってオゾンを生成し、オゾン層の希薄になったところに補給する方法。
2機の飛行機の間には、秒速約60メートルという猛スピードのジェット気流が流れており、そのジェット気流を気球で受けて、ふたつの飛行機を引っ張る。
つまり飛行機もグライダーに近い状態で飛ばすことにより出来る限り有害物質を排出しない状態でオゾン修復を刷る方法なのだ。(参考資料 SANYO
しかしながら両方法ともかなり大がかりである。
今後、もっと簡潔な技術な開発が求められる。


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス


最新の画像もっと見る

コメントを投稿