このように、江別市文教地区には、バラエイティに富んだ教育研究機関が集積していました。
これだけの施設の集積を結果したことは、ここが文教地区としての条件を十二分に具備していたことであり、かつ行政努力の結果であることは論をまたないところです。
下記に、文教地区へ進出した各種、専門学校、研究機関を掲載します。
学校名 進出(開設)年 目的 規模 備考
<昭和>
No1. 日本時計学校 S42.12 時計技術の習得 本科50人 S47.4江別撤退
初等科50人
No2. 北海道測量専門学校 S48.6 道内初測量技術者専門機関 測量科本科200人
H5.4札幌理工学院校名変更
No.3 (財)北海道農業共同組合学校 S48.4 組合経営の中核者養成 60人
No.4 北海道漁業協同組合学校 S49.4 水産業に携わる人材育成 50人
No.5 北海道自治研修所 S44.1 道及び市町村自治体職員の総合的研修
No.6 北海道立教育研究所 S44.12 小中学校の教職員の専門分野の現職教育の必要性など
註:江別市総務部「えべつ昭和史」309頁.
写真:昭和42年12月開校した日本時計学校
同上書308頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。