韓国・北朝鮮・中国・台湾 漁業事情

交錯する 韓国・北朝鮮・中国・台湾 漁業事情

警備艇沈没:韓国与野党、中国船取り締まりに軍投入を求める声

2016-10-11 13:59:50 | 日記
2016年10月11日
韓国発 朝鮮日報
[警備艇沈没:韓国与野党、中国船取り締まりに軍投入を求める声]
韓国与野党は中国漁船が西海(黄海)で韓国海洋警察の高速警備艇に体当たりし、沈没させたことを一斉に批判し、今後は韓国軍が警戒に当たるよう求めた。
与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表は10日に国会で会見し、関係当局に対し「逃走した違法中国漁船を最後まで追跡すること」と「法に基づいた対応」を求めた。鄭院内代表は「西海で違法操業を続ける中国漁船は鉄パイプや刃物を振り回すため海洋警察は危険な状況に追い込まれている。これは最近に限った話ではない」と指摘し、武器の使用を自制する政府の対応に疑問を呈した。その上で鄭代表は▲西海五島を担当する海洋警備安全所の新設▲装備の増強-などについて検討する意向を示した。
野党は高速警備艇が沈没した事実をすぐに公表しなかった政府を批判する一方、中国に対しては一層強い批判を行った。野党・共に民主党の秋美愛(チュ・ミエ)代表はこの日開催された同党の最高委員会議で「中国漁船による違法操業は単なる領海侵犯という問題ではなく、わが国の漁業関係者の資産を強奪し、生活を脅かす犯罪行為であり、国民の不安、安全保障面での不安をもたらす深刻な社会問題だ」「とりわけ海洋警察の高速警備艇が沈没したことは、主権国家としての国の格と公権力の権威を著しく傷つけ、国民のプライドにも大きな傷が付いた事件だった」などと指摘した。同党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表も「(中国漁船は)漁船ではなく海賊だ」「国際法上、海賊に近い行為は武力を使って鎮圧できる。今後は軍を動員すべきだ」などと主張した。
野党・国民の党の金成植(キム・ソンシク)議員は「政府は問題の漁船と乗組員を引き渡すよう中国政府に求めるべきだ」「大韓民国の法律で審判する措置を取るため、外交面でもっと努力を傾けなければならない」などと指摘した。
これに対して大統領府の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は10日「非常に遺憾」とした上で「外交部(省に相当)など関連部処(省庁)が抗議と共に遺憾の意を伝えたと聞いている」とコメントした。

2016年10月11日
韓国発 朝鮮日報
[警備艇沈没:逃がしても捕まえても批判される韓国海警]
「できることなら中国漁船を艦砲で撃ってしまいたいのだが…」
今月7日に韓国海洋警備安全本部(以下、海警)の高速艇が中国の違法操業漁船に衝突されて沈没した初の事例を受けて、仁川海警の関係者が述べた言葉だ。韓国海警隊員の命を脅かす中国漁船は、自衛権の観点から武力を使ってでも制圧したいという意味だ。しかし、現実は全く違うという。中国人船員はますます凶暴になっているが、韓国海警は事実上、手も足も出せないというのだ。この関係者は「危険な状況では武器が使用できるようになっている。しかし、(中国人船員の中から)死亡者が出れば、すぐに問題になるだろう。取り締まり現場は戦場だ。そのような緊迫した状況で、銃が規定通り使用されたかどうかを立証するには、(証拠資料用の)ビデオを録画しなければならないが、そんなことができるだろうか」と問い返した。別の仁川海警隊員は「大統領でも誰でも問題発生時にきちんと責任を取ってくれるという信頼感がなければ、マニュアル通りに対応できない」と言った。
■命懸けで任務遂行しても戦々恐々
中国漁船の大規模な違法操業が行われる西海(黄海)に出動する海警隊員たちは「過剰鎮圧」批判や「韓中外交問題」などがまず気になってしまうという。仁川海警所属の第502艦は今年5月、延坪島付近で違法操業をしていた20トン級中国漁船2隻を捕まえた。海警は鉄の棒を振り回して抵抗する中国人船員(39)の左太ももに拳銃の実弾を撃って制圧した。ところが、入院した中国人船員は「病院代が払えない」とごねた。中国人船主とは連絡がつかない。第502艦の艦長と隊員たちは「過剰鎮圧だ」と非難されるのを恐れて「私たちが病院代を払おう」という話までしたという。鎮圧をしても心配の種が絶えない海警の立場がよく分かる事例だ。
■海警戦闘装備予算は年々減少
2001年の韓中漁業協定発効以来、韓国の領海で中国人船員により命を奪われた海警隊員は2人(08年のパク・キョンジョ警衛〈警部補に相当〉と11年のイ・チョンホ警査〈巡査部長に相当〉)だ。イ・チョンホ警査が死亡した翌年の12年、海警の鎮圧・戦闘装備管理予算は95億ウォン(現在のレートで約8億8800万円)にまで引き上げられた。ところが、それ以降は毎年減少を続けている。中国漁船の違法操業を主に取り締まる仁川海警の警備艦は9隻しかない。3000トン級2隻、1000トン級1隻、500トンと300トン級が3隻ずつだ。9隻が警備する海域は合計1万7013平方キロメートルにわたる。これはソウル市の面積の28倍を上回る広さだ。
警備艦だけでなく、人材も不足している。3000トン級警備艦には隊員45人が乗船し、一度出動すれば7泊8日にわたり海を守る。警備艦には高速艇が4隻ある。しかし、違法中国漁船を取り締まる隊員はたった18人だ。定員9人の高速艇を2隻しか出せないのが実情だ。
■政府は事件の波紋縮小に汲々
韓国政府は、海警高速艇が沈没してから31時間経過した8日午後10時30分になってようやく沈没を発表した。外交部(省に相当)と海警は事件発生から2日後の9日になってようやく中国大使館総領事と副総領事をそれぞれ呼んで抗議した。
仁川海警の関係者は「貨客船セウォル号沈没事故(14年)後にそれまでの海洋警察庁が解体され、国民安全処(省庁の一つ)の傘下に入り海洋警備安全本部になって以降、変わったのは、報告制度が増えたことだけだ」と言った。現場指揮官が事件報告をすれば、管轄の現地海警・海警本部・安全処を通さなければならず、韓国政府が中国の外交ラインとの調整もするため、現場では「上層部」の決定が出るまで何もできないということだ。今月7日に発生した「海警高速艇沈没事件」でも、海に落ちたチョ・ドンス高速艇長(警衛)と、取り締まり対象漁船に取り残されて連れて行かれるところだった海警隊員8人はさまざまな事情聴取を受け、上層部に提出する資料を作成するのに極度の精神的ストレスを受けていると言われる。海警関係者は「中国漁船のせいで死の危険にさらされた隊員がふびんでならない」と言った。

2016年10月10日
韓国発 中央日報
[中国漁船、韓国海警ボートを沈没させるため再衝突も]
違法操業中だった中国漁船が7日、取り締まりをする韓国海洋警備安全署の高速ボートに体当りして沈没させた。中国漁船により韓国海警のボートが沈没したのは今回が初めて。海警1人が海で溺れて命を失うところだった。特に中国漁船は海警ボートを完全に転覆させるために「確認衝突」までしたことが明らかになった。
これを受け、ペ・ジョンイン外交部東北アジア国審議官は10日午後、駐韓中国大使館総領事をソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎に呼んで強く抗議し、再発防止のための中国側の積極的な努力を求めた。これとは別に海警はこの日午前、朱紀忠中国副総領事を仁川(インチョン)に呼んで抗議した。
9日の仁川海警によると、7日午後3時10分ごろ、仁川市甕津郡小青島の南西76キロの海上で中国漁船40余隻を取り締まるために4.5トン級の海警高速ボート(1号機)などが出動した。高速ボートにいた海警9人のうち8人が違法操業中だった中国漁船に乗り込んで操舵室の鍵を解体した。この時、チョ・ドンス警衛(50)だけが高速短艇に残っていた。拿捕作戦が不可能な場合、隊員を高速ボートで迅速に撤収させるためにチョ警衛はボートを中国漁船のそばに寄せていた。
この時、100トン級の中国漁船がボートの後部に強くぶつかった。これに先立ちボートに向かってきた中国漁船を慌てて避けたチョ警衛は、別の高速ボートから「(中国漁船が)後ろからまた接近している」という無線連絡を受けたが、すでに中国漁船との距離が20-30メートルに迫っていて避けることができなかった。この衝撃でボートが左側に45度以上傾き、復原力を喪失した。
チョ警衛は海に飛び込んだ。その直後、別の中国漁船がボートに「確認衝突」をした。このためボートは沈没した。チョ警衛の命が危険な状況だった。
幸い、チョ警衛は近くにあった高速ボート2号機が出動して救助された。拿捕作戦中だった隊員はボートに衝突した中国漁船がさらに接近することができないよう40ミリ口径の多目的発射機やK-1小銃を空中に発射したが、効果はなかった。
救助されたチョ警衛は「中国漁船は(海警隊員が)死んでもかまわないと考えた可能性が高い」と語った。これに関し、政府消息筋は「中国漁船が海警高速ボートに最初にぶつかった時は完全に転覆しなかったため、もう一度ぶつかった」とし「中国漁船のこうした行為は故意衝突だけでなく死傷の意図が十分にあったとみている」と述べた。
中国漁船の故意衝突について伝え聞いた関連実務者は、2011年に中国違法漁船取り締まり中に死亡した特攻隊員と似た状況が発生するところだったと話した。
その間、中国は違法操業関連の協議があるたびに韓国側に「文明的な法執行」を要請してきた。しかし今回の事件後、韓国政府内では「これほど暴力的に挑戦するのに何が文明的法執行か」という怒りも表れている。海警の関係者も「中国漁船の違法操業と暴力的な抵抗が深刻であり、今回の事件は殺人未遂と同じ行為」とし「今後暴力的に抵抗する違法操業漁船に対しては、自制してきた武器使用を積極的に検討するなど断固対応する方針」と述べた。

2016年10月10日
韓国発 中央日報
[中国漁船、韓国海警ボートを沈没させるため再衝突も]
違法操業中だった中国漁船が7日、取り締まりをする韓国海洋警備安全署の高速ボートに体当りして沈没させた。中国漁船により韓国海警のボートが沈没したのは今回が初めて。海警1人が海で溺れて命を失うところだった。特に中国漁船は海警ボートを完全に転覆させるために「確認衝突」までしたことが明らかになった。
これを受け、ペ・ジョンイン外交部東北アジア国審議官は10日午後、駐韓中国大使館総領事をソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎に呼んで強く抗議し、再発防止のための中国側の積極的な努力を求めた。これとは別に海警はこの日午前、朱紀忠中国副総領事を仁川(インチョン)に呼んで抗議した。
9日の仁川海警によると、7日午後3時10分ごろ、仁川市甕津郡小青島の南西76キロの海上で中国漁船40余隻を取り締まるために4.5トン級の海警高速ボート(1号機)などが出動した。高速ボートにいた海警9人のうち8人が違法操業中だった中国漁船に乗り込んで操舵室の鍵を解体した。この時、チョ・ドンス警衛(50)だけが高速短艇に残っていた。拿捕作戦が不可能な場合、隊員を高速ボートで迅速に撤収させるためにチョ警衛はボートを中国漁船のそばに寄せていた。
この時、100トン級の中国漁船がボートの後部に強くぶつかった。これに先立ちボートに向かってきた中国漁船を慌てて避けたチョ警衛は、別の高速ボートから「(中国漁船が)後ろからまた接近している」という無線連絡を受けたが、すでに中国漁船との距離が20-30メートルに迫っていて避けることができなかった。この衝撃でボートが左側に45度以上傾き、復原力を喪失した。
チョ警衛は海に飛び込んだ。その直後、別の中国漁船がボートに「確認衝突」をした。このためボートは沈没した。チョ警衛の命が危険な状況だった。
幸い、チョ警衛は近くにあった高速ボート2号機が出動して救助された。拿捕作戦中だった隊員はボートに衝突した中国漁船がさらに接近することができないよう40ミリ口径の多目的発射機やK-1小銃を空中に発射したが、効果はなかった。
救助されたチョ警衛は「中国漁船は(海警隊員が)死んでもかまわないと考えた可能性が高い」と語った。これに関し、政府消息筋は「中国漁船が海警高速ボートに最初にぶつかった時は完全に転覆しなかったため、もう一度ぶつかった」とし「中国漁船のこうした行為は故意衝突だけでなく死傷の意図が十分にあったとみている」と述べた。
中国漁船の故意衝突について伝え聞いた関連実務者は、2011年に中国違法漁船取り締まり中に死亡した特攻隊員と似た状況が発生するところだったと話した。
その間、中国は違法操業関連の協議があるたびに韓国側に「文明的な法執行」を要請してきた。しかし今回の事件後、韓国政府内では「これほど暴力的に挑戦するのに何が文明的法執行か」という怒りも表れている。海警の関係者も「中国漁船の違法操業と暴力的な抵抗が深刻であり、今回の事件は殺人未遂と同じ行為」とし「今後暴力的に抵抗する違法操業漁船に対しては、自制してきた武器使用を積極的に検討するなど断固対応する方針」と述べた。
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