Think Earthday Everyday

~スマートな未来社会を創り出す~

自然と共生する地域は、「普通」ではない。「創る」ものだ。

2016年09月11日 | D. BLOG記事
写真は、IUCN総会で行った、ハワイの海。人が少ない浜。
IUCNでは、# Nature For All キャンペーンを開始し、豊かな自然の中にいる心地よさや感動を呼び起こし、自然そのものへのリスペクトを喚起しようとしている。
ワイキキから1時間の青い空。シュノケーリングでウミガメに出会い、熱帯魚に囲まれるのは、まさに、#Nature For All。

さて、
国際的な自然保護のコンテキストでは、自然と都市が分離さることが自然保護だというのが保全の大原則の考え方である。
つまり、人は危ない。

「自然と共生する地域を創る」というのは、簡単。
自然と共生する地域づくりは、日本が世界に提案しているものの、なかなか受け入れられているとはいえない。
昔スタイルの里山は、日本でも維持不能になっているし、自然農的な共生は日本でも実現できていないので、文字通り「現実」的ではないからだ。

例えば、圧倒的に自然に囲まれている、田舎においては、自然はコントロールを超えている。
自然豊かな場所をイメージするためには、例えば、以下の、田舎暮らしの物件を見ると様子がうかがえる。
 -外部サイト:いなかネット

そして、自然が豊かな地域に暮らしたい人は、メジャーマーケットではなさそうである
田舎の土地を売ろうとするとたいへんなのである。
 -外部サイト:田舎の家・土地を売りたいなら

人はお金や能力があれば、都市に出てゆくからだ。
都市は、人がつながり、機能が集約されており、暮らすのに便利である。
都市に住んでいる場合、都市に自然を呼び戻す話になる。
ちょっとした緑があるだけでも、自然は営みを始めるから。
人は自分の生活圏、通学路・通勤路・買い物する周りにそうした自然がどれだけあるかが、これらの満足度になる。
自治体レベルの緑化政策と、個人レベルのガーデニングで、満たされる可能性もある。
考えるべきことは、心豊かに暮らすために、どれくらい、「緑」は重要か?
質・量・ランドスケープさまざまな要素があるがつまるところどれくらいなのか?
そして、限界的な緑、限界的な都市とは何なのか?を、考え、足してゆくことになる。
緑を都市に足すことで「自然との共生」を行うのは、田舎での共生の実現よりは簡単だ。
都市は、かなりの部分が人がコントロールできているからだ。

従って、「自然と共生する地域」というのは、現時点では過去のノスタルジーであるか、あるいは、観光戦略の延長上にあるか、あるいは、全く新しい領域としてイノベーションを起こす必要がありそうだ。
日本では、団塊の世代が後期高齢者に入りやがて土地がリリースされると需給バランスが崩れ、
土地のジャンク市場が出来てくるかもしれない。

そのとき、新たな土地の再利用の試みが始まるかもしれない。
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