久々に奄美の天然うなぎを食す

ある日、近所のセイシさんから「今からうなぎ持って行くから」という電話をもらった。
スーパーで売っているような蒲焼きのパックを持ってきてくれるのかな、と待っていたら
持ってきてくれたのは、鍋に入った生きたウナギだった。





工事の仕事で行った河にいたので獲ってきたのだそうだ
今まで奄美で獲れた天然ウナギは何度かもらったことはあったが、生きて動いているのは初めてだ
でもたぶん網などの道具もなかったのだろうに、こんなでかいウナギをよく捕まえられたものだ








セイシさんもウナギをさばいたことはなかったので見よう見まねでおろしていく
ぬるぬるとうごめいているウナギに釘を打ち込むのは、見ていて少し可愛そうだった
自分でおろすのはちょっと・・という感じだ








タレ作りを一生懸命やっていたので、おろす作業は見ていなかったが結構難しかったそうだ
しかしなんとか骨を取り払うことができたようだ










おろしたウナギを一度さっと焼いてタレの中につける
今回はこのタレ作りがうまくいった
醤油・酒・みりん・砂糖だけのシンプルな味付けだったが市販のタレとかわらずおいしかった
そしてまた魚焼きグリルであぶる











焼いてはタレを塗り、また焼くということを何度も繰り返すうちに砂糖醤油のこげる香ばしい香りがしてくる
そうなると奄美天然のうなぎ蒲焼きのできあがり







もう夕食を済ましていたので、身を小さく切ってビールといっしょにいただく
おいしい！！
やわらかいし、心配していた泥臭さも全くない
白いご飯の上にのっけてうな丼にしたら最高だったろう
こんなにおいしいうなぎがたべられるのなら、海で魚釣りもいいがその辺の河でウナギ獲りもいい
まだまだ奄美では天然のウナギが獲れるそうだ
でもこのうなぎはお奨め、本当に