旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

発泡トレーとレジ袋

2007年06月25日 | 時事
スーパーマーケットに行って食料品を購入する際に、特に肉や魚などは発泡トレーに乗っかって、ラップされて商品棚に乗っています。場合によってはリンゴやミカンまで発泡トレーに乗っかってる場合もありますね。あのシステムは日本独特のような気がするのですが、どうなのでしょうか。

私が最近いつも利用するカナダの大型スーパーでは魚の一部は発泡トレーに乗っていますが、肉は肉売り場の店員にグラム数を伝えて包んでもらいますし、リンゴやミカンは大型のワゴンに盛られていて、その中から自分で選んで袋に詰めてハカリに乗せると値札が出てくるようになっています。その値札を自分で袋に張りつけてレジへ持っていくわけです。

昔から思っているのですが、発泡トレー、邪魔じゃないですか?家に帰って肉なり魚なりを取り出すと、とたんにゴミです。一家5人の私の家では夕食を何度かつくれば、発泡トレーの山です。スーパー側で回収もしていますが、いちいち洗って、次にスーパーに行くまで保管しておくにも多きさも不揃いなので邪魔になります。そういえば、私の知りあいの女性は、レジを出た所でレジ袋に商品を詰める時に全てのラップを外して中身をビニール袋に詰め直し、トレーをその場でスーパー側に返すという人がいて、"なるほど"と思わせられたものですが、そこまでやるパワーは私にはありません。

"環境に配慮して"レジ袋を廃止するスーパーが出てきたようですが、レジ袋はゴミ袋としてリユースしている人も多いので、あまり環境対策にはならないと思います。ゴミ袋の売り上げが伸びるという効果はあるでしょうが、世の中に出回るビニール袋の総数にはそれほど変化をもたらさないのではないでしょうか。それより発泡トレーを廃止する方が効果が高いと思うのですが、もしかすると、発泡トレーには素晴しい再利用法があるのですかね。


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