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楽天の山崎武、最高の2冠シーズン=10年を経て再びピーク(時事通信)

2007年10月08日 | 楽天イーグルスニュース
 楽天・山崎武のプロ21年目は、最高のシーズンになった。43本塁打、108打点でパ・リーグの2冠。「自分でもよくやったと思う」。11月で39歳を迎えるベテランは喜びをかみしめた。
 「60本ペース」とささやかれるほど打ちまくった開幕直後から一転、夏場すぎから故障に見舞われた。オリックスのローズが急激に追い上げ、激しいマッチレースに。それでも、「『最後はおれが勝つ』という気持ちでは負けない」と奮闘。疲労に加え、左肩、腰、股(こ)関節と「のろわれたかのように」(山崎武)次々痛めても、歯を食いしばり、気力をなえさせることはなかった。
 やはり股関節を痛めたローズが、山崎武を1本リードした形で終盤に急きょ帰国。「タイトルはやる」と言い残したライバルの思わぬ離脱は、さらに闘志を奮い立たせた。「同数で分け合うのは意味がない」。本塁打42本で並び、さらにひとムチ入れると、意地の単独トップに躍り出た。
 オリックスを解雇された3年前、一度は引退を覚悟した。最初に本塁打王を獲得したのが、中日時代の1996年。10年間を挟んで再度ピークを迎えるというケースはあまりに珍しい。「楽天という球団が誕生し、今があるだけに感慨深い。本能だけでやってきた男が、野村監督の下で素晴らしい野球をやらせてもらっている」。波瀾(はらん)万丈の野球人生は、山崎武に忍耐と感謝の心をもたらした。(了)
(時事通信)
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オリックス マッチレース パ・リーグ
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