母の入院以来、私の生活リズムも変わってしまったのだが、
その中での貴重な体験といえば、“家政婦を見た”ことだ。
ちょうど今日で一月、おおよそ毎日病院に通うと、病院内のことが見えてくる。
私は、特に土・日曜日の休日、かなりの時間を病院で読書をして過ごしている。
テーブルと椅子の置かれたコーナーで、知り合ったのが“家政婦さん”。
かなり高齢のご婦人で、内臓手術後(あわせて痴呆症?)の患者さんの介護をしておられるご様子。
その患者さんの声が個室のドアの隙間から病院内に響き渡ることが多かった。
自分では歩けないのに「トイレに行きたい!」だとか、「助けて!」だとか・・・
食事になると「こんなもの、人の食べるものでない!」、「今はお腹が空いていない!」だとか・・・ 夜も寝ないようで、本当に大変そうだった。
家政婦さんは、その大変さ(愚痴)を、その病室前の椅子に座っていた我々に聞いて欲しかったのだ。
我々もお菓子やジュースを共にしながら、世間話などをしてここ一月ほど過ごしていた。
2~3日前、その患者さんは他の病院へと転院して行かれた。
話し慣れたあの家政婦さんの姿が見えなくなったのが寂しい。
「写真;母の入院している病院への道中で見かける豪邸。
鯉のぼりの支柱とが和洋折衷?」
その中での貴重な体験といえば、“家政婦を見た”ことだ。
ちょうど今日で一月、おおよそ毎日病院に通うと、病院内のことが見えてくる。
私は、特に土・日曜日の休日、かなりの時間を病院で読書をして過ごしている。
テーブルと椅子の置かれたコーナーで、知り合ったのが“家政婦さん”。
かなり高齢のご婦人で、内臓手術後(あわせて痴呆症?)の患者さんの介護をしておられるご様子。
その患者さんの声が個室のドアの隙間から病院内に響き渡ることが多かった。
自分では歩けないのに「トイレに行きたい!」だとか、「助けて!」だとか・・・
食事になると「こんなもの、人の食べるものでない!」、「今はお腹が空いていない!」だとか・・・ 夜も寝ないようで、本当に大変そうだった。
家政婦さんは、その大変さ(愚痴)を、その病室前の椅子に座っていた我々に聞いて欲しかったのだ。
我々もお菓子やジュースを共にしながら、世間話などをしてここ一月ほど過ごしていた。
2~3日前、その患者さんは他の病院へと転院して行かれた。
話し慣れたあの家政婦さんの姿が見えなくなったのが寂しい。
「写真;母の入院している病院への道中で見かける豪邸。
鯉のぼりの支柱とが和洋折衷?」