ルーム・ストラト~音楽と私~

タイトル通り、筆者が好きな音楽の事を中心に自分勝手に書きます。

個性

2010-11-18 02:37:05 | 日記
今日の朝(すでに昨日か)、おもむろにビッグビル・ブルーンジーのHey Heyをコピーしていました。



この曲は今から大体70年くらい前の曲ですが、感覚が非常にモダンでリズムもかっこいいです。


でもそれは古いブルースやジャズのスタイルを踏襲したものであり、やはり奧が深いです。


エリッククラプトンもカバーしていますが、ビッグビルのそれと比べるとニュアンスがだいぶ違います。


どちらも素晴らしいですが、よりブルースを感じるのはやはりビッグビルのバージョンでしょう。

彼には彼独特のニュアンスとノリがあります。



この個性がまさにブルースの一番大事な部分なんです。

今のギタリストは正直テクニックはあっても個性が弱い人が多い。


デレク・トラックスなんかは素晴らしい個性を持っています。


しかし例えばジョン・メイヤーはサウンド的にはクラプトンとSRVの間くらい、テクニックは素晴らしいがここぞというときに光るプレイを聴いたことが無いです。
彼はボーカリストである!と言われればそれまでですが…。



とりあえずブルースに限らず、テクニックも個性も備えているギタリストは出てこないのだろうか?


もちろん頑張ってる人はたくさんいます。


大体個性って出すものじゃなくて、自然に出てくるものなんじゃないかなぁ。



私も、個性を大事にしつつテクニックも追求して過去の偉大なギタリストに負けないようにしたいと思っています。

そうじゃないとギターやる意味もないんで。



ではまた。

2 コメント

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Unknown (T.K)
2010-11-21 23:48:55
最近だとRev Gary Davisの戦後の録音が素晴らしい。ギターというよりは彼は声に非常に退廃的な個性がある。
Unknown (管理人)
2010-11-22 15:22:41
またコアなものを(笑)

あれもまた、彼にしか出せない魅力だろうなぁ。


ブルースは、個性の塊みたいな人間しかいないしなぁ。
だからこそ飽きないんだが。