■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

八朔とグレープフルーツのコンフィチュール

2016-02-25 | スイーツ(お菓子)




グレープフルーツが1個ある。
ジャムを作るには少ない。

ちょうど八朔(はっさく)をいただいたので2個使ってマーマレードを作ることにした。

仕上がりのことを考えて、グレープフルーツと八朔の房を切り取り出していく。

今回、皮は使いません。

白い薄皮と種の部分にペクチンが多いので、薄皮に実がたくさんついていても気にせずに
実とそれ以外の部分に分けます。
材料はきちんと計量します。

キレイに切った実は鍋に、それ以外は絞って汁のみを鍋に入れ砂糖を振りかけて
馴染むまで20~30分ほどそのまま置きます。

中火にかけて沸騰したらアクを取り、火を弱めて調節します。

表面がフツフツするくらいがちょうど良い(^^)




今回はちょっと香りが欲しい・・・。

庭にあるローズマリーの葉を刻んだものと黒胡椒を入れてクツクツ、20分ほど煮て少しとろみたついたら出来上がり。



 Recipe 


グレープフルーツ...1個
八朔...2個

砂糖...皮を向いて使う重さの40%

ローズマリー...小さじ1/8
粗挽き黒胡椒...小さじ1/16


1)グレープフルーツ、八朔は皮を剥き重さを量る
 実はいくつかを薄皮をナイフで取り省き、きれいな房を鍋に
 それ以外は絞ってジュースだけを鍋に入れる

2)砂糖を上から振りかけて20~30分置く

3)中火で沸騰させ、その直後に一度だけアクをとる

4)火を弱くして表面がフツフツするくらいの状態でかき混ぜながら少しとろみがつくまで煮る


*1か月くらいで食べきるなら、冷めてから保存容器に入れ冷蔵庫で保管できる
*日もちさせたい場合は、出来立て熱々を瓶に入れ、すぐに蓋をして逆さにする。
 冷めたら逆さの瓶をもとにもどして完成です。1年くらい大丈夫。





さぁ、このマーマレード(最近はコンフィチュールと言うらしい)をどうやって使うか。

パンやスコーンにつけてもいいが、ハーブの香りが高いので料理に使っています。

チキンやポークによく混ぜてソテーするとなかなかイケる。


これはある日のお弁当。

薄切りポークに、このコンフィチュールと醤油を加えて指先で軽くなじませます。

オリーブオイルでさっと焼き、お弁当に詰めました。




コンフィチュールって意外に簡単なんですよ。

ただ、煮詰める20分は鍋の前から離れずに、絶えずかき混ぜながら愛情を注いであげるのが
美味しくなる秘訣のようです。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふみみ)
2016-02-25 13:15:21
お肉とジャムってときどきありますけど、
きっとおいしんだろうなって想像できる組み合わせ。
このコンフィチュールも柑橘系でおいしそうです。
ローズマリーと黒こしょうっていうのがすごいなと。
きりりとしてお肉にもぴったりでしょうね!
合うよ~ (きき)
2016-02-25 14:45:18
ふみみさん
その通り、肉類とジャムはよく合います。
時にポークとチキンですね。

昔、東京・上野にあったケーキショップで販売していた
洋梨のジャム黒胡椒入りというのがあったんです。
胡椒が効いているほどでないんだけど、なんとなく美味しいんですよ。
そのお店はオーナーシェフが亡くなられて閉店しました。
それを思いだして作ってみたんです。

これも胡椒が効いているだけじゃないんだけど、
料理に使うとよい仕事するんです(笑)

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