梱包用木材とパレット仕組み材値上げの要因

〔岩間木材店社長さんの撮影〕


この頃　カラマツ材及びトドマツ材（エゾマツとよぶ人もいます。正確には違うのだけれど）の値上げにともなって　いろんな噂がとびかっています。

1・関西の工場（製材所？）がつぶれたから北海道の製材所というか木工所に注文が殺到しているんだって　だから材木の値上げなんでしょう？
2・これからバイオマスのほうに木材が流れるから入手が困難になるんだって？

さて　本当のところはなんなのだろうと探ってみました。
1・に関して云えば　㈱オービス姫路工場が４月で閉鎖　
こちらの工場では、ニュージーマツなどを国内で挽くとっても大きな規模の工場でしたので　梱包用の木材とか土木用木材（どどめなど）が不足になって　主に西のほうで大変になるのかなって思う。
2・まあ　バイオマスの燃料にスギ/カラマツ／トドマツなどが必要になるのでしょうが
小さな端材です。だから木材が少なくなるというわけでもないのだろうと思う。


やはり　合板や集成材（ラミナー）に対しての需要が増したこと
○パレットなどと違い　同じ寸法で単価も高い・・人情としてそっちに流れるような気がします。
輸送コストの増大というのは、みのがせない
○高速バスの事故以来　運転手さんを１６時間以上勤務をさせてはいけませんという　労働基準法ができたため　長距離の場合　人員を増やす。そうなると人件費が上がります。
慢性的な運転手不足もあると聞いております。なかなか集配送のトラックを探すのにも苦労しているそうです。その結果　かなりの輸送コストがかかるようになってきている現状だそうです。
間伐材の原料不足も輪をかけているのでしょう。


値上げの要因は、以上のような気がする。
北海道からのトレーラーの到着は、４月半ばが一番早い
ため息ばかりが出るこの頃だ！！



　　　木製パレット屋のつぶやき