焼酎と極上料理のマリアージュ(第六十七回焼酎研究会)

25日にNPO E-OJISANの第六十七回の焼酎研究会を開催した
参加者は9名で、うち初参加が2名
何故が盛り上がりそうな予感
場所は銀座の「夢酒みずき」(むっしゅみずき)



ショチュムリエ?の女性が板場と相談して
研究する焼酎に合うお料理を用意してくれて提供してくれる

「黒木本店の焼酎と旬の料理を楽しむ」と題され用意された料理と【焼酎】は;

(前菜)
醍醐チーズと生ハムの黒胡椒オリーブオイル 【中々】
炙り醍醐チーズとキウイの生七味オリーブオイル 【山ねこ】

(お造り)
国産鰻の湯引き、桜鱒昆布〆、馬刺し+ニンニクたまり漬け 【山翡翠】

(焼物)
天然山菜の焼きびたし 【㐂六】

(温物)
シャモロックのから揚げと白河清流豚のカツレツ 【山猿】

(強肴)
元気にらのお浸し、ホタルイカオイル漬け、
新生姜の浅漬け+手作りふきのとう味噌添え 【お好みで】

(食事)
シャモロックのつけ麺



ショチュムリエのアドバイスは
料理の質感、香り、温度にあわせて焼酎と飲み方を選ぶと
一層、美味しく召し上がれます!


前菜のチーズ・生ハム・黒胡椒は
ほんのりと麦の香りとほのかな香りのある「中々」がピッタリ
暖かい前菜なので少しお湯を足していただいた
中々は二条大麦+白麹+減圧蒸留で作られていて
減圧だけに雑味がないが余韻があって麦を感じさせてくれる



チーズ・キウイ・生七味は
スッキリとした果実の香りとフルーティな甘さを感じる「山ねこ」が合う
山ねこはジョイホワイト+白麹+常圧蒸留で作られていてキレもいい



お造りはヒノヒカリが原料の米焼酎の「山翡翠」が絶対的に合う
清酒の風味というかほんのりと吟醸香もあって爽やか



鰻の湯引きは初めて食べたが、鰻は鰻
しっとりとした食感に皮のしこしこ感が素晴らしい
馬肉は福島産だがどこまでも赤く
少し酸味のあるニンニクのたまり漬けが馬肉の旨味を引き出していた

15種類の採れたての山形の山菜の焼きびたしはほのかに温かい(写真なし)
ということで「㐂六」(黄金千貫+黒麹+常圧)を湯割りにしていただいたが



山菜がこれほど旨いと感じたことは初めてだ
「㐂六」の深みがあって芋の香ばしさもありながら
て後味スッキリな特長が山菜とベストマリアージュ!

ここまで、料理は美味しく上品だったが
それゆえに量としては健啖家オジサン軍団には淋しかった

丁度、そのときに出てきたのがから揚げとカツレツ!



競うように箸が伸びて揚げ物が胃におさまって行く
これに合わせたのが麦焼酎の「山猿」



麦の香りが芋かと思わせるよう…スモーキーで甘さ控えめ
参加者一同「おお~ぅ!」という反応
白麹と常圧蒸留がこくがあり、インパクトのある焼酎となっている

強肴のにらは北海道知内市から送られて来たとか
普段食べているものとは味が全く違ってマイルド…これも感動だった



「山ねこ」「山翡翠」「㐂六」など適当に飲みながら最後のつけ麺へ



つるつるかめかめであっという間に完食

最後に残った焼酎を比べたら「中々」が僅かながら一番、売れたようだ



いつも通り、他愛のない話に盛り上がって
初参加のお二人もすっかり満足いただいたようだ

(帰りに駅そばを食べたことはナイショ)

by よしの ふくすけ

 
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