俳句なんて興味がなかったのに、プレバトを見て、芸能人達が夏井先生にボロンチョに、言われながら、その作品を添削され、順位を付けられていく。結構見ている人が多く、面白いと人気である。
才能有り、凡人、才能なしに区分けされて、そのイスに座らされるという趣向である。ダウンタウン浜ちゃんの軽妙かつ、結構エコひいきありの司会もあって、楽しみにしている。
このプレバトの登場の原因ともいうべき番組が四国にあって、南海放送で月曜から金曜日まで、地元の墓石、仏壇を生業としているイフイという会社がスポンサーで長年放送されている。
月曜日は、いわば初心者コース、あるいは、少しふざけかげんの作品が読まれる。火曜日は、少しウデがあるかなというクラス、水曜日となれば、かなりの腕前で、木曜には火曜日クラスで漏れていた作品が読まれる。さらに金曜日となれば、これは、いささか別格の達人クラスとなる。
松山の地元の放送局だから、もちろん直接にこの放送を聞くことができないが、（もっとも、インターネットで聞く手段はあるらしい。）この放送内容を、文字に起こしてくれる「聞書き隊」の人々がいて、放送がおわって、当日あるいは、翌日にインターネットに、アップロードされているのである。
「一句一遊」と検索すれば、そのサイトが出てくる。従って、全国どこからでも、いや外国からもその放送内容を知ることができる。投稿する先も公開されていて、誰もが簡単に投句できる。
そして、その選者が、プレバトの夏井いつき先生なのである。投稿者は、組長と呼んでいる。そして、プレバトみたいに、添削はしないようだが、解説したり、あれこれコメントがあり、実に楽しい番組となっている。この番組は、もう10年以上も続いているらしい。
ここへ、つい最近投稿してみた。そして、読まれたことをサイトで知ったときには、いささか興奮したし、嬉しいものである。
同時に皆さんの作品を鑑賞することとなるし、徐々に、俳句の面白さ、深さにふれることとなる。とりわけ金曜日の作品は、まさに、誰かが書いていたが、異次元である。そして、一句、ないし２句のときもあるが、「天」が選ばれる。
金曜日の作品には、一句一句、夏井先生のコメントがある。これがまた素晴らしい。勉強になる。
このおかげで、毎日、本当に楽しみができた。そして、兼題を何とか作品にしようと思案をする。結構生活にメリハリができる。投句も簡単である。ぜひ皆さんにおすすめしたい。
