motoの徒然なるままに…

日々是好日日記

「忌中紙」に思う。

2017年05月15日 | 日々徒然

亡くなった方の住居の玄関に貼り出すこの紙は死を穢れとしている証明書みたいなものだと私は思います。いいとか悪いとかという議論ではなくてその意味を探ってみたいのです。

津軽地方によく見られる「門刈」(本来の文字は「殯」)というバッテン型の木材を玄関両端に付ける風習も穢れからの回避のための隔離サインだったのではないかと思います。

昔は伝染病で亡くなる人も結構いたので衛生上の感染防止対策もあったのでしょう。

そして空き巣にも狙われるので、徐々に減ってきているもののまだなんとなく貼り出している葬家も多いのではないかと思います。今一度この「忌中」の意味を考えてみる必要があると思います。

お清めの塩を用意する、故人の茶碗を割る、火葬場に行く道と帰り道を変える…死に対する恐怖感が様々な習俗や迷信を作ってきました。

「忌中」と「喪中」では意味が違ってくると思います。

「忌中」は対外的に忌避する短い期間を示して、「喪中」は内面的に供養に専念する長い期間を意味しているのではないかと思います。

「お葬式」はなぜするの?習俗や風俗には必ず動機があります。形骸化されてきた習慣を見直すことにより、新しい発見があると思います。まさに、忌中紙一枚から見えなかった私たちの葬式に対する心情が見えてきます。

自分の葬儀は自分で考える終活セミナーも大事ですが、葬儀そのものの本質を考えてみてはどうでしょうか?儀式を見直すいい機会になると思います。温故知新。

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