タイトルの Faker とは偽物 まがい物 という事なので
そのまま ビートルズの偽物 みたいな意味と受け取ってもらって構わないけど
これらはいくつかのタイプに分けられる
1 ビートルズに影響を受けたバンドやミュージシャン
2 特定の曲のメロディーなどを拝借した 所謂パクリ
3 意図的にパロディーとしてビートルズを真似たバンド
1 はそれこそ挙げていったらきりが無いのでここでは無し
2 もまたしかり
と言う事で今回は 3 から自分が好きなのをいくつか紹介したいと思います
Deface the Music Utopia

ミスター ポップス職人トッド・ラングレンが
自分のソロ活動とは別に作ってたバンドがユートピア
ファンの間ではトッドがビートルズマニアなのは周知の事実だが
本人は意識的にか その部分を押さえていた感もあった
(ソロでビートルズの完全コピーをやっていたけど)
ところが ここではついにと言うか
今まで我慢してた分が爆発したみたいにマニアぶりを全開にして
楽しそうにやっている
個人的にはユートピアの中で1番好きな作品だ
まず有名な初期ビートルズショットを真似たジャケットに
ちょっとにやけてしまうが
内容もビートルズの色んな時期の曲を連想させつつも
それ自体が完成した1つの作品として成立している所はさすがである
名曲多し、、 というか全部名曲だ!
そして笑うのが日本盤での曲の邦題
オイオイ トッドからクレーム大丈夫かいな? みたいな感じで
例えば
Crystal Ball → キャント・バイ・ミー・クリスタル・ボール
Alone → ホワイル・マイ・ロンリネス・ジェントリー・ウィープ
Life Goes On → エリナー・リグビーはどこへ
All Smiles → ミッシェルの微笑み
ほとんど単語被ってないし・・・・
とまぁ やりたい放題で今ではまず無理だと思うけど
レコード会社にこんなタイトルをつけさせてしまうほどの
作品という事も言えるかも
Rutles 四人もアイドル

多分1番有名なビートルズのパロディーがこのラトルズだろう
イギリスのブラックコメディ集団モンティーパイソンの
エリック・アイドルと
ビートルズとも交流のあったボンゾドッグバンドの
ニール・イネスが中心となり元々はテレビ番組から生まれた企画

それが受けたのでレコードを作り映画まで撮ってしまうのだが
映画はラトルズというバンドのドキュメントとして
ビートルズの歴史をほぼ忠実になぞっていく
(勿論あちこちにかなりのヒネッた笑いを入れつつ)
また途中 本物のジョージ・ハリスンがレポーター役で出てきたり
ミック・ジャガーやポール・サイモンが
ラトルズの想い出を語ったりと相当に手が込んでいる
レコードの方ではニール・イネスがすべてを担当していて
この人一般的には無名だが本当に素晴らしい才能の持ち主で
勿論本人自身も何枚かレコードは出してはいたが (どれも名作♪)
ここではジョン・レノン役になりきって
素晴らしくも楽しい曲を沢山聴かせてくれている
しかし声がジョンに似てるんだよな〜
彼の作る曲はビートルズのある特定の曲を元ネタにというよりも
これって あの曲のこの部分と こっちの曲のあのフレーズかな?
みたいにいくつかの曲の雰囲気を混ぜ合わせた様なものが多く
相当な才能が無いとこういう芸当はまず無理である
こちらの曲タイトルもかなり笑えて
Help! をもじった Ouch! とか
Glass Onion → Cheese And Onions
Get Back → Get Up And Go
なんて感じです ハイ
90年代にビートルズの
「Anthology」 シリーズが出て話題になったが
この機を逃してなるものか! という感じで
ラトルズも20年近くぶりの2nd 「Achaeology」を発表し
ファンを狂喜させたのも記憶に新しい
よー やるわ、、、、
Revolver Northern Songs

今回こういう内容にしたのは実はコレを紹介したかったから 、、、笑
誰がやっているのかいまだに分からない謎の多い作品で 
60年代にレノン&マッカートニー名義で
他のアーティストに提供した曲をもしビートルズ自身が演奏したら?
というコンセプト
随分昔にレコード店で見て以来 2度ほどCDを買い直している
マージービート、リバプールサウンド という響きを聞くと
胸に甘酸っぱい想いが込み上げてくるというご同輩には
超 お勧め!
こんな名曲人にあげちゃっていいの?
と言ってもいい ポールの
ピーター&ゴードン 「愛なき世界」や「逢いたくないさ」
60年代のジョンにしか絶対に作れない超名曲
フォーモスト 「アイム・イン・ラブ」
これぞリバプールサウンドの極め付けと言える
ビリー・J・クレイマー・アンド・ダコタス の数々の曲
「悲しき天使」に続くメリー・ホプキンの2ndシングルとして
ポールが書き上げた 「グッバイ」
これらが初期ビートルズスタイルの演奏と歌で収録されている
その後アンソロジーなどでいくつかは
ビートルズ自身が演奏しているご本家テイクや
ポールの弾き語り「グッバイ」なんていうのも出てきたけど
それによってこのCDの価値が下がるという事は無いから不思議だ
調べたら発売が1981年1月
前年12月にジョンが射殺されてしまったので
当時は便乗商品的な扱いをされたみたいだが
発売を決めた日本のレコード会社はともかく
制作サイドとしてはそんな短期間に作れる代物で無い事は
聴けばすぐに分かるはずだ
タイミングが悪かったとしか言いようがないが
結局は30年以上たった今でもずっと聴かれ続け
廃盤になってないという事実がすべてを物語っていると思う
それにしても ああ 素晴らしき 愛しのビートルズ フェイカー達 







































