Scribble for myself〜アート日和

アート+旅を中心に、気ままに綴るページです。(不定期更新)

青天の霹靂

2009-03-03 | Weblog
3日前、あまりにショックな知らせが届きました。

かつて編集部員として、そしてフリーになってからも仕事の場を与えてもらった「エスクァイア日本版」が今年7月号(5月23日発売)で休刊。HP上の公式発表を受け、先週半ばに新聞やネットで報道されたようですが、元同僚から知らせを受けるまで全く知らずにいました。

本誌を通じて出会った方々の顔や誌面そのものが、この3日間グルグルと頭を駆け巡っていますが、編集部をはじめ、実際の制作現場にいる方々の心情を考えると、やるせない気持ちでいっぱいです。

しかし! すでに有志によって、復刊に向けた応援活動が始められました。
復刊希望の署名を集めるサイト(上のリンクから行けます)も本日スタートした模様。
一人ひとりの声が集まり大きなうねりとなって、復刊への道が開かれることを期待してやみません。
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心機一転

2009-02-28 | Weblog
またまた長らくのご無沙汰が続き、訪問された方々には大変失礼いたしました。

今年こそ、と気合いだけが前のめりになり過ぎしないように、マイペースながら
ひっそりと再開しようと思います。

ブログをお休みしていたこの間、アートを取り巻く状況はめまぐるしく移り変わりました。
アートフェアやオークションの好況ぶりをセンセーショナルに伝えたメディアによって、
マーケットへばかり目を向けがちだったけれど、それがきっかけとなって
アート作品や作家に興味を持った人も少なからずいるはず。
この時代を作家はどのように捉え、どんな作品が生まれてくるのか、じっくり
見つめたいと思います。




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謹賀新年

2007-01-05 | Weblog
あけましておめでとうございます。
昨年2月以来、すっかり止まったままのこのブログに来訪された方、
本当に申し訳ありません....少しだけ昨年の報告をさせていただきますと、
2月頃から編集作業に没頭していた単行本「美術空間散歩」(青野尚子さん、
シヲバラタクさん著)が4月にエスクァイアマガジンジャパンから刊行、
おかげさまで年末までに版を重ね、三刷の運びとなりました。

最近の仕事としては、現在書店に並んでいるエスクァイア日本版
2007年2月号「写真が語る、ニューヨークの最前線」のなかで、
1950年代後半以後のNY写真の歴史とロバート・フランク写真集
ガイドのページを担当、執筆しました。また発売中の
「イラストレーション」誌163号(玄光社)にて大竹伸朗さんの
インタビューを連載art spaceの拡大版として執筆させていただきました。

そもそも私がブログを始めよう、と思ったのは、一昨年の
P-HOUSEでの飴屋法水さんの「バ  ング  ント」展の衝撃が
きっかけだったのですが、昨年も東京都現代美術館の「全景」展を
はじめ、たくさんの心地よい衝撃がありました。
ついつい日々の慌ただしさに取り紛れた昨年でしたが、今年は頑張ります!

2007年第一弾のレビューとして、次回は昨年12/24にクロージングした
「全景」展について書こうと思います。
皆さんにとって素敵な一年となりますように。




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木村直道+遊びの芸術(埼玉県立近代美術館)

2006-02-02 | アート
会期終了ギリギリになって飛び込んだ展覧会だが、あまりに充実していたので
もっと早く(そして何回も)訪れたらよかったと後悔しきり。
展覧会は二部に分かれ、第一部は埼玉県ゆかりの彫刻家木村直道(1923-1972)の
作品を、第二部は江戸時代から現代までの国内外の美術家10名の作品を紹介する。

木村直道氏の作品をまとめて観るのはこれが初めてだが、想像力に満ち、
眺めていると思わずこちらの顔がほころんでしまうような、ユーモラスで
暖かい作品ばかりだ。廃品となった機械の部品や道具を組み合わせて、
新たに人や動物の形に作り上げる「スクラプチュアー」(廃品:スクラップ
+彫刻:スカルプチャーを合成した作者の造語)は、作品を眺める側に
とっても、大いに想像力を刺激されるものだ。

作品はそれぞれ物語を想起させるような広がりを持って対峙する。
なかでも砂鉄を毛並みに見立てた『モグラ』(1965-67)や折りたたみ傘の
骨を枢機卿に見立てた『10人の枢機卿』(1965-69)はその着想に驚いた。
だんだんと赤い傘が、赤い帽子を被りマントを広げた10人の枢機卿に見えてくる。
「スクラプチュアー」を作り出す前に手掛けたという「原始彫刻」の
『木彫(模彫)』(1959-66)も2作品展示してあった。
こんなに豊かな発想で遊び心を持った作品を手掛けた作者が、個展を開き
脚光を浴び始めて5年で自らの生を断ってしまったのを年譜で知り絶句する。

一方、マルセル・デュシャン、ジャン・アルプ、元永定正、立石大河亞、
歌川国芳、山東京伝、田中偉一郎、山口晃、藤城凡子、エルウィン・ヴルムの
作品が並んだ第二部では、歌川国芳の何人もの人を組み合わせて一人の人の
顔を描いた錦絵と山東京伝の小紋図柄に見入った。
現代作家のなかでは、田中偉一郎の映像インスタレーション
『ニュー・スポーツ』(2000)にニヤリとし、書が並ぶ『軽美術』(2006)
に「軽美術」があるのなら、と期待していた言葉がズバリ書かれていたのに
またニヤリ。フリーペーパーとして置かれていた『もうじき作品集 vol.1〜6』
(2004〜)のアイデアも素晴らしい。エルウィン・ヴルムの体験型彫刻に
行き着いた頃には閉館時間が迫ってしまい、後ろ髪を引かれつつ断念。

展覧会は2月5日まで。
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年も改まり

2006-01-23 | アート
2006年を迎え早3週間が過ぎました。
更新が滞っているなか、立ち寄ってくださった方本当にすみません。

さて、先週末久しぶりにオープニングに行って来ました。
レビューは後ほどアップするとして、今悩んでいるのが2/3〜3/19ロンドン
ICAで開かれるティノ・セーガル展に行くべきかどうか。
去年観た曾我蕭白展(京都国立博物館)、バ  ング  ント展(P-HOUSE)
と共にベスト3に入る衝撃を受けたティノ・セーガルの全3回中2回目となる
この展覧会については、以前もちょっと書きましたが、作品が写真・映像などの
記録に残らないだけに、その場へ行くしか手立てがなく、かといってこの展覧会
のためだけに時間とお金をかけてロンドンへ行くのもなぁ....。と旅行代理店の
HPを眺めつつ思案中です。ちなみに3月からテート・ブリテンではテート・
トリエンナーレが始まり、セーガルはこちらへも出品予定。
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