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「湯川遥菜」と記された旅券、反体制派が所持:シリアで拘束情報の湯川さん 謎多い民間軍事会社

2014-08-19 17:39:16 | 社会
シリア、拘束は日常的 危険なトルコ国境付近
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140819146.html へのリンク
2014年8月19日(火)08:03
産経新聞

 日本人が「イスラム国」に拘束されたとされる今回の事件。シリア情勢に詳しい東京外国語大学の青山弘之教授(46)は「トルコ国境付近は、シリア入国によく使われるルート。ここ数日間でイスラム国の勢力下になり急激に戦況が悪化した」と分析。シリア国内では身代金目的の外国人拘束も日常的に行われていると指摘する。

 シリア国内は首都ダマスカスなどを政権が掌握しているが、イスラム国も勢力を拡大。青山教授は「拘束されたとみられる地域は、15日前後に一気にイスラム国の勢力下になった」という。その上で「戦況の変化が分からず、入国時と同ルートを戻ってトルコへ出国しようとしたところを拘束されたのではないか」とみる。

 また、イスラム国など過激派にとって日本人は「突き詰めれば西側諸国でありイスラムの敵ということにはなる。ただ、日本はシリア政権を支援していないし、反体制派とも関わりがない。日本人を特別に敵視していることはない」という。過激派による身代金目的の外国人拘束は日常茶飯事で「運悪く狙われたのが日本人だった。イスラム国とは敵対関係の組織と行動していたとみられ、それも理由の一つだろう」と指摘する。

 外務省はシリアについて2011年4月以来、全土で危険レベル最高の「退避勧告」を出し、目的を問わず渡航を控えるよう呼び掛けている。12年8月には、ジャーナリスト、山本美香さん=当時(45)=が取材中に銃撃されて死亡した。同省邦人テロ対策室によると現在、シリア国内で在留届が出ている日本人は22人。それ以外にも周辺国からジャーナリストなどが入国している形跡があり、「どのくらいの邦人が実際にいるのかは把握が難しい」としている。

シリアで拘束情報の湯川さん 謎多い民間軍事会社
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140819145.html へのリンク
2014年8月19日(火)08:03
産経新聞

 ■事務所なく「実態分からない」

 湯川遥菜さんは「民間軍事会社」と称する「ピーエムシー(PMC)」の最高経営責任者だが、本社とされる東京都江東区のオフィスビルには事務所がなく、同社の関係者も「設立を手伝ったが、経営実態は分からない」と証言するなど、不明な点が多い。

 同社の登記によると、設立は今年1月16日。ホームページには、業務内容として「国際民間軍事業、国外警護、紛争地域等での護衛」と記載されている。顧問を務める水戸市の木本信男さん(70)は「民間軍事会社として事業を請け負うため、現地調査に行っていたようだ。2、3カ月前にもトルコ経由でシリアに行っていた」と話す。

 ただ、本社所在地とされるオフィスビルに事務所はなく、看板も見当たらない。取締役として名を連ねる公認会計士の男性は、「今年1月頃に自分の事務所に連絡があり、設立を相談された、顧客と会計士の関係でしかない。それまで面識はなく、3月に役員の退任を申し入れた。私が関わった期間で、会社は動いていない」と説明する。

 また湯川さんは政治団体「アジア維新の会」の設立を今年1月15日に千葉県に届け出。千葉市花見川区の自宅アパートが事務所を兼ねている。アパートの大家の娘という女性(52)は「手紙が1週間分くらいたまっていることが多く、仮住まいかと思った」とし、「私が家族とトラブルになって泣いたとき、『大丈夫ですか』と部屋から出てきてくれた。背が高く、少しぽっちゃりしていた。感じはよかった」という。

 湯川さんのフェイスブックに2人で握手している写真が掲載された元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)は「全く知らない人。一緒に撮影した人は何千人といる。コメントのしようもない」としている。


「湯川遥菜」と記された旅券、反体制派が所持
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140819-567-OYT1T50087.html へのリンク
2014年8月19日(火)14:35
読売新聞

 【カイロ=溝田拓士】内戦中のシリアで日本人男性が拘束された事件で、男性と一緒に行動していたシリアの反体制派武装組織「イスラム戦線」のメンバーが18日、本紙に対し、男性の所持品をシリア国内で預かっていると明らかにした。

 このメンバーが本紙に提供した旅券を写した写真には「湯川遥菜はるな」と記されており、拘束されたのは千葉市花見川区の湯川遥菜さん(42)の可能性が極めて高くなった。

 メンバーはイスラム戦線の幹部で、内戦取材などで湯川さんと行動を共にしたのは、今回が2度目だったという。

 所持品には旅券のほか、携帯電話、洋服などが含まれている。本紙が入手した旅券の写真では、出国印が成田空港で7月27日に押されているのが確認できる。幹部によると、トルコ・イスタンブールから南東部の都市ガジアンテップに空路で移動し、28日に国境の町キリスからシリアに入ったという。


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