さいたま市の女性専用ヒーリングサロン ☆Dwarfgardenドワーフガーデン☆

土日祝日のみ営業。直傳靈氣、音叉、シンギングボウル、各種カードリーディングをご提供します。お気軽にお試し下さい

アルマジロのメディスン

2016年12月13日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン アルマジロ Armadillo の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


アルマジロ    被甲目 アルマジロ科
学名:Cingulata  英名:Armadillo


アルマジロとは、
スペイン語で「鎧を着た小さなもの」という意味である。


約20種から成り、
北アメリカ南部からアルゼンチンにかけて広く分布。


熱帯多雨林から草原まで、
開けた地域に主に生息している。


アメリカ合衆国南部では、一般的に見かけられ、
テキサス州の州の動物にもなっている。


全身あるいは背中は、
体毛が鱗状に硬く変化した「鱗甲板」で覆われており、
腹部の軟皮や甲の間などには、
長くて柔らかい毛が生えている。


種類によって、
背中に3本、6本、9本の帯があり、
その部分を折り曲げることができるもの、
全身が硬い鱗状になっているものがいる。


敵に出会うと、ボール状に丸まり
身を守ると思われているが、
実際にボール状になるのは、
ミツオビアルマジロ属の2種、
マタコミツオビアルマジロと
ミツオビアルマジロだけである。

マタコミツオビアルマジロ


ミツオビアルマジロ



その他のアルマジロは、
手足を引っ込めるだけである。


鱗甲板は非常に硬く、
弾丸を跳ね返した事例も報告されている。


単独で生活し、群れをつくることはない。


夜行性。
ただし、ムツオビアルマジロは
他のアルマジロ類に比べ、日中もよく活動する。

ムツオビアルマジロ



食性は雑食性で、
昆虫類やカタツムリ、ミミズ、カエル、ヘビなどのほか、
木の根や果実、時には腐肉も食べる。


アルマジロは、夜行性のわりに
視覚があまり発達しておらず、
鋭い嗅覚で食べ物を探す。


地下に巣穴を掘って暮らす。
ナマケモノと同じ異節上目であるため、
睡眠時間が大変長く、
1日のうち18時間も寝て過ごす。


前足の5本の指には、
穴掘りに適した長く鋭い爪をもつ。


鱗甲板の下に空気をためることで
体温を保つことができ、
寒い冬も活動できる。


アルマジロは種類によって、大きさがかなり異なる。
最大種は オオアルマジロ


体長 75~100センチ
体重 30キロ


最小種は ヒメアルマジロ


体長 10センチ
体重 100g


アルマジロは水も好きで
重い鎧を着ているにもかかわらず、
泳ぎも上手である。
水に浮かんで日光浴をするため、
腸を膨らませることもできる。


穴を掘る習性から、農地を荒らす害獣と嫌われ、
駆除の対象になっているところもある。
北アメリカの増えすぎた州では、
狩猟の対象になり、食肉にされている。
南米でも、アルマジロの肉を食用とする他、
甲羅を楽器の材料に使っている。


意外と人懐こく、
ペットとしても人気がある。


アルマジロは、他の哺乳動物と違い、
体温が30度~35.5度と、かなり低い。
このため、低体温を好むライ菌が
霊長類以外で唯一、
ハンセン病を発症させる動物であり、
アルマジロは長年
ハンセン病の研究に使われてきた。


アニマル・メディスンとして


アルマジロが象徴するもの・・・境界、防御、信頼、平和主義、好奇心、客観的


アルマジロのメディスンは、
自分の境界を理解すること、
他人の境界を尊重すること、
自分の弱さや、他人との違いを理解し、
防御策を常に持ち歩くことである。


アルマジロは
自分自身を守るため、
ボールのように丸くなり、
攻撃に対し、完全な甲冑になる。
アルマジロのこの防御は、
私たち自身の感情的、肉体的な境界を
意識的に定義する方法を教えている。



安全なものと、
そうでないものを知ることが重要となる。
アルマジロは、
他人を自分のスペースに迎え入れるにあたり、
どう自分を守るか、
いつ防御を緩めるかを教えている。


アルマジロのカードが出た場合、
自分のスペースを定義する時が来たことを表す。
人に当てにされ、「No」と言うのが難しくても、
自分の個人的なスペースを守り、
自分が望む時だけ、
人を受け入れるよう学ぶ必要がある。


アルマジロの鎧には、大きな象徴的意味がある。
状況的に防衛が必要と判断した場合は、
アルマジロは、内なる自己を守るため、
防衛の姿勢をとるよう伝えている。


アルマジロが弱い腹部を守るため
体を丸めるのと同じように、
われわれも必要であれば、
大事な心臓・ハートを守るため、
自分なりの防衛システムを発動すべきである。


アルマジロのことを、お高くとまっていて、
自分のことしか考えていないと思っている人も
いるかもしれない。
自分のことにかまけているのは
しばしば、利己的で傲慢と認識されがちである。


しかしそうではなく、アルマジロのことを
他から分離し、自己というものを確立した
客観性の代表として見るのが妥当である。
他を理解するということにおいては、
さまざまな性質や仕草を調べ、
受け入れていかなければならない。
その点で、アルマジロは偉大な教師である。


アルマジロは、鋭い爪で地面を掘るのが大好きである。
アルマジロは、物事を深く掘り下げ、
「根本」に辿り着くことの大切さを象徴している。


アルマジロのカードが現れた場合、
現在取りかかっているプロジェクトについて、
もっと深く調査すべきなのかもしれない。
あるいは、ずっと気になっている問題を
掘り下げて調べるべきなのかもしれない。
何かを掘り下げて調査する時、
たとえば家系図を調べる時など、
アルマジロは助けになってくれる。


アルマジロは、地下にあるものも感知する
非常に優れた感覚を持っている。
アルマジロは、
隠れているものを捜し当てるマスターであり、
埋蔵された宝へのツアーガイドである。
アルマジロは、ひらめきや洞察のような
形がないものも含め、
われわれが必要とするものを見つけてくれる。


アルマジロは、近縁のナマケモノやアリクイのように、
1日のほとんどを寝て過ごす。
アルマジロのカードが現れた場合、
休息を取るべき時なのかもしれない。
社会的なやりとりから身を引き、
リラックスし、体力気力を回復して、
新しくスタートすべき時なのかもしれない。


アルマジロをトーテムとして持つ人は、
生まれながらに防御のシステムを持っており、
非常に自己防衛的であることが多い。


また、感覚が鋭敏で、
周りで何かが起きるとすぐに気がつく。
非常に賢く、好奇心も旺盛である。


アルマジロ人は目が悪く、
視野も狭かったりするが、
自分の世界の中で満足しており、
一緒にいて楽しい人々である。


このような自己充足は、
究極の癒しの状態である。
アルマジロをトーテムとして持つ人は、
穏やかで安定したエネルギーを持ち、
周囲の人を落ち着かせる効果がある。
また素晴らしい記憶力を持ち、
歴史の番人という役割を楽しむ。


知りたがりで、内観的で、思慮深く、
グランディングできていて、
大事なものは決死の覚悟で守る、
これらの言葉は
アルマジロ人を最もよく表す言葉である。


悪意のある言葉や思惑を跳ね返すよう、
境界を設定できるのは、すばらしいギフトである。
他人にズカズカと入り込まれたくない場合は、
アルマジロを呼ぶといい。


境界を設定する方法としては、
まず紙の上に円を描き、
それをメディスンの盾と見なしなさい。
そして円の中に自分が望むもの、したいこと、
自分に喜びを与えるものなど、
すべて書き出しなさい。
その円が境界であり、
選択したものだけを人生の一部とし、
望ましくないものは弾く盾となる。


アルマジロのカードが現れた場合、
すぐに、自分に次の質問をしてみなさい。

1)自分の個人的な楽しみのための時間をもっているか
2)他人から、玄関マットのように踏みにじられていないか
3)他人から当てにされた時、どうして動揺するのか
4)イエスマンでいなければならない理由はあるのか


これらの質問の答えはすべて、境界の設定に関係する。
何があなたを不快に感じさせ、何が慰めとなるのか。
あらゆる状況において、どのように反応するかは、
客観性を保つ能力と関係する。
自分と相手の境界があいまいであるなら、
客観的とはいえない。


その感情は本当に自分のものなのか、
あるいは、他人に感情移入しすぎているのではないか、
自分自身に問う必要がある。
他人と自分の境界を
アルマジロの鎧で切り分けて、
自分自身の感覚に戻らなければならない。


鎧を持つすべての動物は、
中世ヨーロッパの伝説の騎士とのつながりをもつ。
アルマジロは、メキシコとペルーの征服で有名な
16世紀スペインの征服者とつながりがあるとされる。
騎士道、強さ、防御はしばしば
ヨーロッパの騎士の持つ理想的な資質であり、
これは、アルマジロの
最大の攻撃は強力な防御であるという事実に反映されている。


アルマジロをトーテムとして持つ人は、
表には現れない人の感情を探求する能力を持っており、
自身の感情的で俗っぽい側面も探求することができる。
アルマジロをトーテムに持つ人にとって、
それらの敏感な部分を他人に見せる時と
隠す時を知ることが重要であり、
アルマジロが教えてくれる。


アルマジロのメディスンあるいはメッセージは、
自分の境界を設定すること、そして
自分の弱さを時には見せること。
境界は、あなたがどんな人物かを反映する。
アルマジロは、ずっと丸まっているわけではなく、
柔らかい下腹部を見せる時もある。
あなたが望むギフトを楽しむためには、
自分の弱さも時に喜ばなくてはならない。


《逆位置》


丸まりたいなら、丸まって隠れていなさい。
現在の状況で勝つ唯一の方法は、
鎧の下で無敵であるふりをすることだと思っているようだが、
それでは成長できない。
むしろ鎧を開き、
自分の弱さと強さをしっかりと認識する方が良い。
それは素晴らしい体験をもたらすだろう。


弱さは、肉体というギフトを楽しむための鍵である。
肉体で感じることで、さまざまな表現が可能となる。


重要なのは、アルマジロの助けを借りて隠れるのをやめ、
アルマジロの鎧を使って負のエネルギーを逸らすこと。
そうすることで、いかなる感情、行動、エネルギーの流れも
隠れることなく受け入れるか、拒否することができる。


本当の気持ちから隠れ、
失敗や拒絶を恐れることは、
鎧の保護を更に必要とすることになる。
あなたは疑いを取り除き、
存在の最も深い部分に触れる力を持っている。


唯一、本当の拒絶は、
自分を守るために使った鎧から出ようとしないこと。
鎧は刑務所になっていて
看守を怖れているのではないか。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 可哀想なポインセチア | トップ | 今日は満月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

・アニマル・メディスン」カテゴリの最新記事