ドリアン長野の海外旅行記

長期休暇もない有給休暇もないリーマン・ パッカーが、短い休日と高い航空券にも
めげず、海外を旅したお笑いエッセイ

彼女は18歳だった。 書評 君の膵臓をたべたい 住野 よる

2016-10-20 | Weblog


山内桜良(さくら)の葬儀でこの物語は始まる。(ゆえにネタバレではない)。彼女は18歳だった。
「僕」は彼女に質問する。
「君にとって、生きるっていうのは、どういうこと?」
「生きるっていうのはね。きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ。誰かを認める、誰かを好きになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手をつなぐ、誰かとハグする、誰かとすれ違う。それが、生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。誰かを好きなのに誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。私の心があるのは、皆がいるから、私の体があるのは、皆が触ってくれるから。そうして形成された私は、今、生きている。まだ、ここに生きている。だから人が生きてることには意味があるんだよ。自分で選んで、君も私も、今ここで生きてるみたいに」
僕と君とは正反対の人間だと思っていた。しかし本当は僕と君とは合わせ鏡のようなものだったんだ。そして、……「君の膵臓を食べたい」
二度読んで二度とも泣いた

https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1139558999465001?notif_t=notify_me¬if_id=1476889523006807
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