デュプラメソッド「理想的な淡水水槽」
12.3.4. 顆粒状フードを推奨する理由
この章で述べてきたことから、我々が推奨するのは通常のドライフードではなく低温膨張製法によって作られた顆粒状フードだということがわかってもらえたと思う。最近市場に登場したこのエサの利点をより詳細に紹介するために、ここでDr. Rudolf Lörzの論文を引用したいと思う。Dr. Rudolf Lörzは有用な動物や家畜、あるいは魚のための飼料の生産において数十年もの経験を持つ農学博士である。彼はDr. Rolf Geilerによる魚のための良質なドライフードについての研究を引き継ぎ、素晴らしい功績を残した人物である。
Dr. Rudolf Lörzはアクアリウム専門誌「AQUARIUM huete」(本書12.1.1.参照)において1987年4号から定期的に、水槽内で飼育される魚のための飼料について論文を発表している。そしてこの論文は、その後同雑誌の特別号で要約が再掲載されるほど好評を博した。
本書では「AQUARIUM huete」1987年4号におけるDr. Rudolf Lörzの論文からの抜粋を次の「12.3.5.新時代の観賞魚のエサ」で引用することにしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/32/26fcc01e40d7a3562e15231fb1141f8f.jpg)
上質な顆粒状フードには、他の一般的なフードにはない利点が多くある。
写真はフィーディングポイントに入れられたデュプラリンを食べるプラティ。
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