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「理想的な海水水槽」 3.1.1. ①水温の維持



デュプラメソッド「理想的な海水水槽」

3.1.1. ①水温の維持


我々は熱帯の珊瑚礁に住む魚と無脊椎動物を飼おうとしているのだから、水槽の水温は当然25℃前後に維持しなければならない。自然下においてもこの範囲の水温でサンゴは最も活発に成長する。20℃以下、あるいは30℃以上ではサンゴは骨格を作ることができない。そして15℃と32℃がほとんどのサンゴの生存限界水温である。
海水水槽においては、水を暖めるヒーターには淡水の場合よりもっと注意を払わなければならない。海水は淡水よりも導電率が高く、万一ヒーターの事故が起これば電流はそのまま水中に伝わり、高い電圧のまま水槽の隅々まで行き渡ってしまうからだ。つまり海水水槽で使用できるヒーターは、アースが付属し、安全切替え装置によって保護されたものだけなのだ。そしてその中でも最も安全なのは、低電圧ケーブルヒーター(Duplaヒーティングシステム)である。

また夏場の水温上昇に備えてクーラーを取り付けておくことも重要である。


 
Pterapogon kauderni(プテラポゴン・カウデルニィ)



1980年代中頃のDupla Heating System。
Dupla pH Cotrol MP(マイクロプロセッサー制御のpHコントローラー)
DuplaFlex(低電圧ケーブルヒーター)
DuplaMat(変圧器) 





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