社長と同行二人 H28.10.2
「セミナーを無事終了して感じたこと、その2」
社長の皆様こんにちは、お元気ですか?
いかがお過ごしでしょうか?
今回は9/15セミナーを無事して感じたこと、その2について
先週、先々週と約2週間にわたって、セミナー後の個別相談を行いました。
複数の社長と約2時、それぞれの会社の問題点を明確にすることを主眼にセッションしました。
そこで出てきた問題点は大きく分けると2つありました。
1つ目は、毎日が無我夢中で、月末になると支払いに追われて、一年終了すると赤字になる。何年も同じことが続き、疲れ果てた
と言われる社長様
ここでの問題点は、やはり、経営の中で数字だけに追われる作業をして、社長本来の「仕事にかける思い」「将来なりたい姿」
「ビジョン」等の定性的な問題が欠けていたのが問題点として、明らかになりました。
そこで社長様にお伝えしたのは、仕事をやり始めた初心に帰るということでした。
何のためにこの仕事をするのか?もちろん生きるため、お金のためではありますが、それ以外の公私共に社長の思いを書き出して頂き、再度確認しました。
その結果、社長のやるべき事柄が明確になり、顔が明るくなりました。
2つ目は目標と現実が乖離しすぎて、毎日いらいらして社内で怒鳴り散らしている社長様がいらっしゃいました。
その会社は年間目標から月次目標までしっかり計画を立案され、毎月チェクされておりました。そのギャップが社長様を
苦しめていたのです。
そこでセッションをして社長様の計画に対する思い等をお聞きしたところ、計画自身に将来の姿が入っていなくて、
今までも過去の延長線上に計画を立てられておりました。
ここでも問題点を掘り下げてみたところ、3年後になりたい会社像を明らかにして、そこからブレイクダウンして来期の目標設定をすることでした。思いの優先順位をつけ、今期は何を中心に経営をするのかを? それを自分自身で絵に書ける位に考えて、自分自身の口から社員にその思いを伝える状態にする!これをやることで悩みが少し少なくなりました。
それぞれの会社でいろんな悩み、苦しみがありますが、定量的だけではなくて定性的な目標も一度考えられたらいかがでしょうか?
また、やるべきことに優先順位を付け、あれこれ惑わされること無いように、年間目標を実現するための半期目標、月間目標に落とし込む作業が必要だと改めて、このセッションを実行して感じました。
またこのようにいろんな会社が、問題点を抱えておりますが、共通して言えることは足元ばかりを見つめ過去からの延長戦で将来を決めている、そのためにワクワク感や、やりがいを喪失していることが分かりました。
皆さんの会社では、いかがでしょうか?
また皆様のご意見をお聞かせください。
今日もお読み頂きありがとうございました。
また来週もよろしくお願い致します。