「後継者社長へ、一隅を照らす社員を大切にしていますか?」

2017-05-15 22:20:04 | 日記

社長と同行二人                H29.5.14

「後継者社長へ、一隅を照らす社員を大切にしていますか?」

皆様こんにちは、お元気ですか?

いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は「後継者社長、一隅を照らす社員を大切にしていますか?」

について私の社長としての経験やコンサルでの会話、読書などから、考えを述べさせていただきます。

 

社長になってまだ、日が浅いときに、こんな経験をしました。

ある尊敬する社長が、総務の冴えない年配の社員A氏を経営計画発表会で社長賞を授与したと耳にしました。

 

その当時の私は、セミナーでお話いたしましたが、1度目の倒産危機を仕入先に手形ジャンプをして頂き切り抜けることが出来た直後のことです。

 

その当時の私は、今思うと顔から汗が出るほど無能な社長で、口癖は「カネ、与信、決済日等」所謂金の亡者でした。

 

そんな私にとって、社長賞は特別に売上に貢献した営業社員が受賞するものであって、冴えない総務の社員が受賞するのは腑に落ちませんでした。

 

そこで私は先輩社長に「なぜ、総務のA氏に社長賞を与えるのですか?」と尋ねました。

 

先輩社長は「当社の前期の会社方針は、環境整備である。その環境整備に一番取り組んだのが総務の社員だ。その中でも毎朝、雨の日も晴れの日も、雪の降る日も掃除や雑草取り、またまた誰も指示していないのに事務所のワックス掛けなど会社方針に沿って、実施した者を褒め称えることは社長として当然である」といわれた記憶があります。

 

金しか目が行かなかった私にとって環境整備に尽力した社員を讃える事はどうしても納得が行かずに先輩社長に聞きました。

 

「環境整備で売上、利益が上がるのですか? そんなことより売上上げた社員を褒め称えたほうが、営業マンのやる気になって売上が上がり会社にとって価値があるのでは」

 

先輩社長は「お前は若いからまだ分からないだろうが、一隅を照らすという言葉がある。それは与えられた持ち場で全力を尽くすということだ。総務のAは、その身持ち場で、会社方針に従って全力を尽くした。だから社長賞を与えた」と言われました。

 

その当時は納得出来ませんでしたが、自分で経営計画書を作成し、当期の基本方針、それぞれの部門方針等を作成するにつれて、いかに基本方針を社内に徹底させるかを悩んでいるときに先輩社長の言葉が思い浮かびました。

また経験を重ねるにつれて、先輩社長の言われることが身にしみて来ました。

 

日のあたる場所、売上を上げる所にいる社員ばかり、褒め称えたら、縁の下の会社を支えている経理、総務等の社員がやる気を無くす。そうすると結果的に会社が傾いてくることが分かりました。

 

それ以降は、努めて利益を上げている以外の社員に着目して声かけや、表彰することにしました。

 

皆様の会社においても、理念、ビジョンなど会社の根幹を成すことに愚直に実践されている社員をぜひとも認めて表彰してはいかがでしょうか?

 

会社は売上を上げる所ばかりだけではなく、縁の下の力持ちにも焦点を当てて運営すること痛感しました。

 

また皆様のご意見もお待ちしております。

今日もお読み頂きありがとうございました。

また来週もよろしくお願い致します。

 

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