映画「皇帝ペンギン」

旧作のレンタルが70円ということで、久しぶりに映画を観てみました。
人気作品は軒並みレンタル中だったものの、「皇帝ペンギン」をゲット。
ようやく今日、観ることができました。

おおお!と感動したのは、第一に、子育ての場所へ向かうペンギンの、
長い長い行列。
それはとても長く、それでいて逸れて行くペンギンもいない。
丈の短い足をえっこらせと動かして歩くペンギンは、愛らしい。

第二に、求愛のダンス。
雄のほうが数が少ないから、雄取り合戦がそこかしこで始まる。
どきなさいよ!私のほうがきれいでしょっ!ねっ!?とばかりに、
手(前足?)をぺちぺちと叩く姿は、人間らしい。
そして求愛のシーンは音楽と重なって、びっくりするほど官能的だ。
このシーンは絶対に子供には伝わらないだろう。大人は赤面するのみ。

第三に、ナレーション。
解説がもっとほしかったという意見もあれば、
擬人化して「妻はどこだ?」などのセリフは止めてほしかった、という意見も。
大自然のドキュメンタリーをよく見る人にとっては、
やはり物足りなく、妙に人間臭く仕上げている点が気に入らないのでしょう。
しかし、フランス人が作った映画、ということですので。
大目に見て、自然の雄大さと厳しさとペンギンたちの懸命な姿に、
素直に心打たれるとしましょう。


子育てをメインに記録した映画なので、動物園で見るペンギンとは、ちと違う。
元気に泳いでぱくぱくと魚を食べるシーンは無し。
ペンギンの体の仕組みや子育ての工夫についての解説も無し。
その辺りを知っておいたほうが、変に期待しなくて済みます。
天敵に襲われる場面や、卵を割ってしまった場面、
子育てに失敗して狂った雌が他の雌の雛を奪おうとする場面は、
命をつなげることの大変さを十分に伝えてくれます。
よくぞ撮った。
だからこそ、足元から白い卵が出てきたときには、感嘆のため息をもらすのです。
雛が愛おしいのです。
(予告編は本編を見た後に楽しむべし。感動が薄れる。)

DVD(プレミアムエディション)を買うと、特典映像がついてくるようです。
ぜひとも観てみたい。無念。

声はフランス語で、字幕は日本語で観ましたが、
日本語吹き替えに慣れている人は、声も日本語だとよいかもしれません。
そして最後に。この映画のロードショーは7月下旬でした。
この意図を理解して、然るべき季節に観るのがよいでしょう。
・・・真冬に観たからこそ、寒さ・冷たさがリアルに感じられたのかもしれませんが。

○ Amazon.co.jp: 皇帝ペンギン プレミアム・エディション DVD
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映画を観てからこれを見ると笑えます。
○ @nifty:デイリーポータルZ:皇帝ペンギンがそんなに偉いのか

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