謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

皆既日食の日に・・・(松戸:千葉)

2009-07-22 14:36:06 | 労働収容所・収監前
 日本


2009.07.22(水)


 今日はなにやら世間が騒がしい。

 そう、46年ぶりの日本での皆既日食。これがその理由である。

 私が現役のツーリストなら逃す事の出来ないイベントだが・・・

 残念ながら今日は別の案件が入っていた。

 皆既日食22分前。

 「デュークさん、こちらへ・・・」

 私を呼ぶ声がする。


 私は服を着替え、診療代に横たわる。

 私の前には以前私の処女を奪った憎むべき男がいる。

 意識が朦朧となる注射を射たれ・・・


 そして人生2回目のレイプが始まった・・・


 そう、アメーバ赤痢の治療の確認の「内視鏡検診」だ。

 日食は既に始まっているがこのプロフェッショナルには関係ない。


 ほぼ失った意識の中で彼の内視鏡に犯されるがままになっていたのだ・・・



 検査を終えて医師の診断を聞く。


 「いやぁ~。見て下さい。もう以前腸内にあった炎症はないですよ。目視できる範囲では完治したといっていいでしょう」


 私も写真を確認する。

 以前大腸内にあった筈の炎症が確かに綺麗さっぱり無くなっている・・・

 そもそも無自覚症状だったので、体調の変化はあまり感じなかったので、完治しているかどうか不安だったのだが2週間薬を飲んだだけでこんなに効くとは・・・



 取り敢えずは「ほっとする」結果となったと言っていいだろう。



 だが、まだ油断してはいけない。

 この後今回とった腸内の細胞の検査、そして便の検査ではっきりとした結果が出なければ完治したとは言い切れないからだ。


 デューク・アメーバ・東城。


 このミドルネームが取れるまではまだ暫くはかかりそうである・・・