2006/11/30
クロアチアに「プリトヴィッツェ湖群国立公園」という観光地がある。大小16の湖の間を92もの滝が流れ落ち、年間80万人もの観光客が訪れるクロアチア屈指の一大景勝地で勿論世界遺産にも登録されている場所である。
クロアチアに来てこれを見ないというのは例えて言うならエジプトのカイロに行ってギザのピラミッドを見ずに終わらせる様な物である。
ザグレブから簡単に日帰りが出来る事も手伝って、私は行くことを決意した。
テーマは日帰りのピクニック!ウッキウキ気分で楽しんでくるつもりだ!
しかし、こんな景勝地に1人で行くのもつまらない。
クロアチアで泊まった日本人経営のバックパッカーズにたまたま女子大生がいたので誘ってみることにする。中々可憐な顔立ちをして魅力的な女性だった...
きれいな湖畔に流れ落ちる滝...恋に堕ちるには悪くないシチュエーションだ...ムフフッ...!
「あの~、プリトヴィッツェは行きますか??」
「あ~、今日もう行ってきたんですよ...」
「....」
「...」
まあいい、どうやら1人で行かなければならなそうだ...
年間80万人も訪れる観光地なら誰かしら現地にいるだろう。
うっとりと湖を眺めながら開放的になった観光客とたまたま出会い、そして恋が芽生える...、そんなことが良くある場所に違いないのだ!!
翌朝、バスに乗りプリトヴィッツェに向かう、ザグレブから2時間半、バスが停車して降りる...
「あれっ??俺1人かよ...!!」
まあいい、11時に到着なので観光客はもう中に入って散策を楽しんでいるのだろう...
チケットを買い中に入って散策する...、どこかにキレイな女性はいないかな???
1時間経過...
歩けども...
2時間経過...
歩けども...
そして3時間たったが...!!
誰も居ない...
うーむ!年間80万人訪れるとはいえ今日は誰も居ないらしい...
それに今回はプロフェッショナルとして若干動機が不純だったかもしれない。
本来の「いちツーリスト」に立ち返り、観光をしよう!
恋は芽生えなかったが広がるような青空とエメラルドグリーンの湖、これが見れればいいではないか!それを見に来たのだから...
素晴らしく晴れた青い空...
そして
エメラルドグリーンに輝く湖...
うぅぅむぅ~...
どうやら霞がかって何も見えていなかったようだ...
しかし旅行で大事なのはいい思い出等という「記憶」ではなく確かにそこにいったという「事実」の方だ!
なぜなら私はプロフェッショナルだからである...
1500時には観光が終わった。後はザグレブ行きのバスを待つだけである...
バス停でバスを待つ、ツーリストインフォや現地の人に聞く限り、そんなに待たずに済みそうだ...
30分経過...
1時間経過...
1時間半経過...
うーん!!こんなに待たせるとは...、1630時だというのにあたりはもう真っ暗だ...
あっ!!
バスが...
来た!!!
1時間45分待ち...
待ち続けたプリトヴィッツェのバス停...
何とかバスは止まり、無事にザグレブ行きのチケットを手にする...
しかし、それにしても...
年間80万人訪れるこの「プリトヴィッツェ...」
まさか”私以外に誰一人としていなかった”とは...
そして霧のため殆ど景色を楽しめなかったとは...!!
まさしく
「踏んだり蹴ったりの一日であった」
と言わせていただこう...
クロアチアに「プリトヴィッツェ湖群国立公園」という観光地がある。大小16の湖の間を92もの滝が流れ落ち、年間80万人もの観光客が訪れるクロアチア屈指の一大景勝地で勿論世界遺産にも登録されている場所である。
クロアチアに来てこれを見ないというのは例えて言うならエジプトのカイロに行ってギザのピラミッドを見ずに終わらせる様な物である。
ザグレブから簡単に日帰りが出来る事も手伝って、私は行くことを決意した。
テーマは日帰りのピクニック!ウッキウキ気分で楽しんでくるつもりだ!
しかし、こんな景勝地に1人で行くのもつまらない。
クロアチアで泊まった日本人経営のバックパッカーズにたまたま女子大生がいたので誘ってみることにする。中々可憐な顔立ちをして魅力的な女性だった...
きれいな湖畔に流れ落ちる滝...恋に堕ちるには悪くないシチュエーションだ...ムフフッ...!
「あの~、プリトヴィッツェは行きますか??」
「あ~、今日もう行ってきたんですよ...」
「....」
「...」
まあいい、どうやら1人で行かなければならなそうだ...
年間80万人も訪れる観光地なら誰かしら現地にいるだろう。
うっとりと湖を眺めながら開放的になった観光客とたまたま出会い、そして恋が芽生える...、そんなことが良くある場所に違いないのだ!!
翌朝、バスに乗りプリトヴィッツェに向かう、ザグレブから2時間半、バスが停車して降りる...
「あれっ??俺1人かよ...!!」
まあいい、11時に到着なので観光客はもう中に入って散策を楽しんでいるのだろう...
チケットを買い中に入って散策する...、どこかにキレイな女性はいないかな???
1時間経過...
歩けども...
2時間経過...
歩けども...
そして3時間たったが...!!
誰も居ない...
うーむ!年間80万人訪れるとはいえ今日は誰も居ないらしい...
それに今回はプロフェッショナルとして若干動機が不純だったかもしれない。
本来の「いちツーリスト」に立ち返り、観光をしよう!
恋は芽生えなかったが広がるような青空とエメラルドグリーンの湖、これが見れればいいではないか!それを見に来たのだから...
素晴らしく晴れた青い空...
そして
エメラルドグリーンに輝く湖...
うぅぅむぅ~...
どうやら霞がかって何も見えていなかったようだ...
しかし旅行で大事なのはいい思い出等という「記憶」ではなく確かにそこにいったという「事実」の方だ!
なぜなら私はプロフェッショナルだからである...
1500時には観光が終わった。後はザグレブ行きのバスを待つだけである...
バス停でバスを待つ、ツーリストインフォや現地の人に聞く限り、そんなに待たずに済みそうだ...
30分経過...
1時間経過...
1時間半経過...
うーん!!こんなに待たせるとは...、1630時だというのにあたりはもう真っ暗だ...
あっ!!
バスが...
来た!!!
1時間45分待ち...
待ち続けたプリトヴィッツェのバス停...
何とかバスは止まり、無事にザグレブ行きのチケットを手にする...
しかし、それにしても...
年間80万人訪れるこの「プリトヴィッツェ...」
まさか”私以外に誰一人としていなかった”とは...
そして霧のため殆ど景色を楽しめなかったとは...!!
まさしく
「踏んだり蹴ったりの一日であった」
と言わせていただこう...