新しいトレーナーさん

なかなか中耳炎が治らないデュークです。嫌がるところを無理やり点耳薬をいれて
モミモミするので、とうとう唸られて歯を当てられてしまいました
とりあえず「ダメだろうーがっ! ダメ!」と大声で叱りとばしましたが・・

ここはそのままにしておいてはマズイ事になりそうなので、
早々翌日にトレーナーさんの所へ直行。

ところがいつものI先生はお休みで、代わりに前歯が抜け落ちた老爺が登場。

老爺/ 「どうなすったのですか? まぁまぁここにお座りになって」
　 老爺からここに来るようになった経緯をあれこれ聞かれ、

私/　(めんどくさいな～、このジーさん・・それになんだかウサンクサイし・・)と思っていたら

老爺/　「奥さん、もっと自信をもって! デュークが反抗してきたらですね・・」
　　　「んもぅ、ダメでしょッ、デューク!! と言いながら、デュークのお尻を　ぺし！と軽く叩くといいですよ。」
　　　となんだか女性のような仕草でデュー吉のお尻を ぺし!
　　　　　

私/　(なんだこのジーさんは、オネエか?・・・)と私があっけにとられていると

　　爺さん、いきなりデュークのリードを引っ張ってランの真ん中に連行。

デューク/　(ママーっ、へんなジーさんに連れていかれるよーっ!)と目を真ん丸にして訴える!

ところがなんです・・

なんとその爺さんのリードさばきの見事な事

流れるようにデュークが動き、しかもデュークの目は、しっかり爺さんにアイコンタクト!

(えぇー!)私はただ驚くばかり。まるでテレビで見る「良い子のワンコ」のようなんです。

老爺/ デュークを連れて戻ってきて「デュークはなかなか感度がいいわね。こんなに感度の良い犬には
　　　　なかなか出会えないから、大事になすって下さいねッ」反抗したら「んもぅ、ダメでしょッ、デューク!!
　　　と言ってお尻をぺし!」するといいですよ。と言う。

その後の話で、この老爺はI先生の師匠だったことが判明。よく日本昔話に出てくる仙人は
こ汚い恰好をして村人に邪険にされたりするけど、まさにこの爺さん、仙人のようでした。
(表現悪くてゴメンなさい)

これは大好きな食べる方の薬を催促するデュークです。

御口直しに・・・

美味しそうな葡萄でしょう!?

私がこのブログを始めるずっと以前からお邪魔している、山梨県のブロ友さんからの
送りものなんです。ブロ友さんの愛犬コロンちゃんが今年虹の橋の方へ逝ってしまい
カードを送ったことへのお礼なんです。カードは大したものではなかったのに・・有難うごさいます。

コロンちゃんはとっても優しい子で、デュークの噛み付き・唸りが酷かった時
この方のコロンちゃんや風景・日常のお写真を見て、本当に救われていました。
デュークはどうしてコロンちゃんのように優しくなれないのかな・・と涙がこぼれたことも・・
コロンちゃん、「本当にありがとう」ね!
君の事、決して、決して忘れないよ!

この通り、デュークもお礼をいっております。ワンコは葡萄NGなので、匂いだけでした(笑)
どの葡萄も宝石のようにとっても綺麗で美味しいけれど、私も「甲斐路」がとっても好きです!

また、中耳炎になっちゃった・・・・

そろそろ秋風が吹くころになったというのに、
デュークは中耳炎になってしまいました・・・・
酷暑の夏を乗り越えたかに思えたのに・・・・残念！

毎週末に点耳薬できちんとお手入れしていたのになぁ。

皮膚の湿疹の方は、ゼロとまではいかなくてもなんとかポツン程度で
治まっているというのに・・・

デュークの場合、込み入った治療が苦手なので、麻酔で鎮静させてからの治療となります。

当日の朝は絶食です。食いしん坊デュークにとっては、これが何よりも辛い！

ゴハンを欲しがるデュークを無視する飼い主も辛い！

という訳で病院へＧＯ

例によって診察台で注射を打つまでは私が手伝って、そして
まるで恋人との別れを惜しむような顔で見送るデュークを置いて病院を出ます。

ついでなので、歯石とり（毎日歯磨きしていても、やっぱり少し歯石がつきます）と、
爪切りも一緒にやってもらいます。

デュークにとっては美人なお姉さん看護婦よりも、飼い主が良いらしい

　

治療が終わって連れ出したら・・・

麻酔で眠っている間に「何かされたみたい・・」的な気分のデューク

家に帰ったら、喜びが爆発！

うん、わかってるよ～、　デュークは心が狭いから、友達がいないもんね！
ママだけが心の友なのよねー

毎年こう暑くては、中耳炎の予防が難しいな。
今季、家の中の最高気温、36.2度でした

ところで、
この模様前衛的で素晴らしいでしょ！
小さな虫が葉を食した跡なんですよ。
あまりに見事で、思わずパチリしてしまった