旬の話題を絡めながらジャズ雑感を綴ってきたデューク・アドリブ帖も本稿が今年の最終になりました。干支が一回りする12年目も毎週欠かさず更新できたのは、いつもご覧いただいている皆様のおかげです。恒例の何でもベスト3はスタンダードがほとんど出尽くしましたので、マイナーな選曲になりました。音源が少ないなか聴き比べてコメントをいただけるのは大変嬉しいですし、それが励みになっております。
今年、皆様はどのようにジャズを楽しまれたでしょうか。毎月発売されるおびただしい新譜を隈なく聴かれた方、コンサートやライブに出かけた方、中古レコード店を巡り歩いた方、また楽器を演奏された人もいるでしょう。ジャズの愉しみ方は千差万別ですし、ジャズに接した年数や世代によって違うかも知れません。私はレコード棚の整理をしました。買ったとき一度聴いただけというレコードや、買ったことさえ忘れている埃をかぶったレコードを聴き直しました。数十年ぶりに聴くと驚くほど新鮮に響きましたし、当時とは全く違う印象がありました。ここがジャズの面白いところです。
最後に取り出したのはジェイムス・クレイとデヴィッド・ファットヘッド・ニューマンのテナーバトルです。おそらくこのレコードをリーダー名で買う人は少ないでしょう。キャノンボール・アダレイ・プレゼンテーションとクレジットされているので、どんなメンバーだろう?とジャケット裏を見ると聴きたくなります。ウィントン・ケリーにサム・ジョーンズ、アート・テイラー。録音された1960年当時、ベストといえるリズムセクションです。バトルといってもデクスター・ゴードンとワーデル・グレイの激しいものではなく、アル・コーンとズート・シムズのような協調性のある演奏なので忙しい暮れに一息つくでしょう。
「Sound of the Wide Open Spaces」というタイトルは限りなく広がるジャズの本質を突いているように思います。料理の仕方によって曲はいかようにも変わりますし、それがジャズの面白さでもあります。来年もそんなジャズの魅力を伝えていきますので、引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週お付き合いいただいた皆様、そしてコメントをお寄せいただいた皆様、今年一年本当にありがとうございました。
九拝
今年、皆様はどのようにジャズを楽しまれたでしょうか。毎月発売されるおびただしい新譜を隈なく聴かれた方、コンサートやライブに出かけた方、中古レコード店を巡り歩いた方、また楽器を演奏された人もいるでしょう。ジャズの愉しみ方は千差万別ですし、ジャズに接した年数や世代によって違うかも知れません。私はレコード棚の整理をしました。買ったとき一度聴いただけというレコードや、買ったことさえ忘れている埃をかぶったレコードを聴き直しました。数十年ぶりに聴くと驚くほど新鮮に響きましたし、当時とは全く違う印象がありました。ここがジャズの面白いところです。
最後に取り出したのはジェイムス・クレイとデヴィッド・ファットヘッド・ニューマンのテナーバトルです。おそらくこのレコードをリーダー名で買う人は少ないでしょう。キャノンボール・アダレイ・プレゼンテーションとクレジットされているので、どんなメンバーだろう?とジャケット裏を見ると聴きたくなります。ウィントン・ケリーにサム・ジョーンズ、アート・テイラー。録音された1960年当時、ベストといえるリズムセクションです。バトルといってもデクスター・ゴードンとワーデル・グレイの激しいものではなく、アル・コーンとズート・シムズのような協調性のある演奏なので忙しい暮れに一息つくでしょう。
「Sound of the Wide Open Spaces」というタイトルは限りなく広がるジャズの本質を突いているように思います。料理の仕方によって曲はいかようにも変わりますし、それがジャズの面白さでもあります。来年もそんなジャズの魅力を伝えていきますので、引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週お付き合いいただいた皆様、そしてコメントをお寄せいただいた皆様、今年一年本当にありがとうございました。
九拝
来年はブログ開設13年目に入ります。パターン化したスタイルではありますが、来年もジャズの魅力を伝えていきますので引き続きご愛読いただければ幸いです。
それでは、良いお年を!
そして楽しい Jazz Life を!
今年一年間楽しませていただきました。マイナーネタもありましたが、有名曲もまだまだあって、スタンダードの世界は奥深いですね。
「探偵はBARにいる3」が封切られたこともあって、ススキノへ行きたい気持ちの大晦日です。来年も引き続きよろしくお願いします。よいお年を。
聴けば聴くほど、知れば知るほど深いジャズの世界です。スタンダードもまだ話題にしていないものがありますので、来年はそこら辺をと思っております。
こちらこそ来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。
ご無沙汰していますがお元気ですか?
今年の初聴きは「ハンク・ジョーンズのSweet Lorraine(Tiptoe Tapdanceに収録されています)です。
ハンク・ジョーンズの演奏の奥底には黒人霊歌や賛美歌があるように感じています。
今年も宜しくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。冬晴れの関東のお正月。聴き始めは、お正月に相応しいか?どうか?Reservoir盤『Hod O'brien』 何とは無しのピアノ盤はお正月に相応しい様な気がします!
今年もdukeさんのお題でジャズを楽しみます!そしてどうぞ宜しくお願いいたします。
ご無沙汰しております。ジャズと酒で元気にしております。
初聴きのお題は来週の予定ですが、早速お寄せいただきありがとうございます。ハンク・ジョーンズの「Tiptoe Tapdance」といえば手のジャケットですね。「Sweet Lorraine」・・・いい曲です。まだ話題にしておりませんので、今年中にはと思います。ハンク・ジョーンズを初めて聴いたのはサムシンエルスでした。もう50年も前になりますが、今聴いても新鮮です。
こちらは小雪でしたが落ち着いた元旦です。ホッド・オブライエンを聴かれましたか。ピアノで明けるのもいいですね。私はいつも通りです。ネタがなくなりますので来週発表します(笑)因みにDAY BY DAYの〆に聴いたのはハンプトンのスターダストでした。DAY BY DAYのfacebookに忘年会の写真がアップされております。私も写っております。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も毎週楽しみに読ませて頂きました。私なりにCD、LPを聴き込んでいます。こちらの常連さんとは比べものにならないひよっこリスナーですが、アドリブ帖を参考にジャズ地平線が広がっていきます!(映画も!)
場違いなコメントを投稿してるかもしれませんが新年も宜しくお願いします。
拙稿を参考にしてLPやCDを聴かれているとは大変嬉しいですし、ブログ冥利に尽きます。1枚のレコードから大きく広がるのがジャズの魅力です。今年も奥深いジャズと気になった映画を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
今年は遅いジャズ初めとなりました。
一発目は”Groovy”ぼB面から、大好きな”What Can I Say Dear?” これで気分よく酔っております、今年もよろしくお願いいたします。