ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

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『ポビーとディンガン』

2005-10-19 00:23:51 | 新作映画
-----このチラシに
「この物語は、21世紀の"星の王子さま"だ。」って書いてあるね」
「うん。それはシドニー・タイムズ誌のレビューだね。
『星の王子さま』ではキツネが
『いちばん大切なものは目に見えない』と言うけど、
この映画では妹ケリーアンが"目に見えない友だち"を信じているんだ」

----そうか、その友だちがポビーとディガンなんだね。
「物語の舞台はオパールの採掘地で知られるオーストラリアの田舎町。
アシュモルとケリーアン、ふたりの兄妹の両親も
運を試しにここへやってきた。
ケリーアンにはイマジナリーフレンド(空想上の友だち)
ポビーとディンガンがいる。
ある日、母親はケリーアンを連れて近くのパーティへ。
ケリーアンに本物の友だちを作ってもらいたい父親とアシュモルは
ポビーとディンガンが見えている振りをして一緒に採掘場へ。
ところが戻ってくると、
ケリーアンはポビーとディンガンがいないと騒ぎ始める。
仕方なく夜の採掘場へふたりを探しに戻った父親は泥棒と決めつけられ
警察に突き出されてしまう。
そんな中、ケリーアンは体調を崩して、日に日に弱っていく。
これはポビーとディンガンがいなくなったからではないか・・・。
そう思ったアシュモルはふたりを探し始める・・・というお話だ」

----そうか、家族はその想像上の友だちを信じ始めるんだ。
すてきなお話だね。原作とかあるの?
「うん。ベン・ライスという人の小説『ポビーとディンガン』。
彼の当時の恋人モリーが子供の頃に
空想の友だちと遊んでいたという思い出が基になっているんだって。
日本だけで10万部以上売り上げているらしい」

----でも、こういうベストセラー文学って映画として語りにくくない?
「そうでもないよ。
監督が『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ。
2作品の共通点とかが読み取れてなかなかオモシロかったよ」

----たとえばどういうところ?
「父親が、夢はあるんだけどどこか情けない。
現実としての生活力に欠けている。
でも、それでも息子は父親を愛していていて、
まるで庇護するかのように見守っているところがある。
この映画でも、父親の行動にあきれ果てた母親が
複雑な思いで自分の昔の恋人の写真を見ていると、
その男はダメだ。自分はこの名前に生まれてよかったと、
親を叱咤するような言葉をアシュモルが吐く。
苦境に立ち心が揺らぐ大人より、よっぽどしっかりしている」

----ニャるほどね。
「この映画ではその純粋な思いと夢がある奇跡を起すんだけど、
そのシーンは『フィールド・オブ・ドリームス』を思い出したな」

----「それをすれば、彼はやってくる」か。
ニャんだろう。少し楽しみだな。
      (byえいwithフォーン)

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8 コメント

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凄く現実的で (bakabros)
2005-11-17 04:43:19
凄くファンタジーで、何ともリアルな不思議な映画でした。ふとした時にまた見たくなりそうな予感がします。

まさに「フィールド・オブ・ドリームス」でしたね! 私も思いました。
■bakabrosさん (えい)
2005-11-17 18:05:17
こんにちは。



そうですね。『フル・モンティ』もそうですが、

この監督の特徴の一つは、

生活感をベースとしながらも、

その上にコメディやファンタジーという「自分色」を

塗っていくところかもしれません。



しかし『フィールド・オブ・ドリームス』を

連想された方が他にもいられたとは…。



このブログをやっていていちばん嬉しく感じる瞬間です。
こんばんは (あん)
2005-12-18 22:24:10
アシュモルはオパールよりも輝いていましたね。素敵なお兄ちゃんでした。Tb失礼しますね。
■あんさん (えい)
2005-12-19 12:06:13
こんにちは。



>アシュモルはオパールよりも輝いていましたね。



素敵なコメントですね。

これからも何かご覧になったらよろしくお願いします。
こんばんは (朱雀門)
2006-01-04 21:26:41
昨日見て参りました。

アシュモル、なかなかいい役でしたね。

家族、特に父と妹の夢をつなぐ役割を担っていたように思います。

子供の頃の夢を忘れてしまった大人のための寓話のような映画でした。



こんばんは (更紗♪)
2006-01-04 21:44:09
>苦境に立ち心が揺らぐ大人より、よっぽどしっかりしている



ですよね。母親が昔の男の写真見ている時点で

「やばーい」って思っちゃいましたよ。

でもアシュモルの言葉で母親立ち直りましたものね~

■朱雀門さん (えい)
2006-01-04 22:56:19
こんばんは。



『リトル・ダンサー』『フル・モンティ』……

イギリス映画って少年の人材が豊富な気がします。



『シーズンチケット』はご覧になりましたか?

この映画の少年も泣かせてくれました。
■更紗♪さん (えい)
2006-01-04 22:58:38
こんばんは。



そうそう。あの母親は……。

イギリス映画って

少年に明日への希望を託しているのかもしれませんね。

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