(原題:Dead Silence)
-----これって、腹話術をモチーフにした映画だよね?
「うん。ぼくなんかは
腹話術と聞いてリチャード・アッテンボローが監督した
『マジック』を思い出したな。
あれは若き日のアンソニー・ホプキンスが主演。
とてもよくできたサイコ・スリラーだった」
-----これもそんな感じがするけど?
「う~ん。『ソウ』シリーズの
スタッフが手がけただけに、
どちらかというとホラ-だね。
終わった後、宣伝の人は『楽しかったでしょ?』
なんて言っていたけど、
どうしてどうして。
最初のうちは“観なきゃよかった”と思ったくらい怖かったね」
-----どういうお話ニャの?
「じゃあ、ストーリーを簡単に。
若い夫婦のところに誰からか大きなトランクが送られてくる。
その中には、腹話術用の人形。
ぼくはてっきり、この後の展開が
密室ホラーで、じわりじわりかと思ったら、
なんと、あっという間に妻の方が惨殺されてしまう。
警察は夫を疑うわけだけど、
夫はその人形が怪しいと、トランクを調べ
それが自分の故郷から送られてきたことを突き止める。
実は、実家には強権的な父親が住んでいて、
主人公は彼との折り合いが悪い。
ところが、その父親もいまは車椅子姿に。
横には3番目の妻が付き添っていて
なんと、お父さんは改心したという。
しかしそんなことには耳を貸さずに、事件の謎を調べ始める主人公。
その前に明らかになったのは、
この地にまつわるおぞましい過去だった…。
ま、ここくらいでいいかな」
-----ふうん。もっと聞きたい気もするニャあ。
その過去とやらには、腹話術師が絡むんでしょ?
「そう。
それも女のね。
この映画、実は、ある驚きの結末が待ち構えている。
これはぼくには、まったく読めなかった。
もちろん、どんでん返しの映画がいいとか、
そういうことを言うつもりはないけど、
この映画が上手いな、よくできているなと感心させられるのは、
その“衝撃の結末”に向って
すでにクレジットタイトルにおいて
見事な伏線が張られているところ。
もちろん、腹話術の人形そっくりに殺された死体を始め、
ビジュアル的にも見どころは多いけど、
やはりこの“伏線”の張り方が最高だね」
-----ニャに、ニャに。その“伏線”って?
「う~ん。
さすがにこれは、そのヒントも教えられないな。
その代わりに映像的見どころをいくつか。
(1)町の案内の看板が実景に変わる
(2)画面手前に年老いた葬儀屋、奥にその子供時代
(3)少年が降りていく階段が、実際にはありえないほど急で深い
こういうところを注意して観ると、楽しさ倍増だよ」
-----あれっ。“楽しい”って言ってる(笑)。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「腹話術の人形って、気持ち悪いニャ」
※ちょっとCM。ドラマ仕立てです。(画像をクリックしたらスタート!)
※怖いけど、上手い伏線だ度
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(ダウンロードサイト)ウォールペーパーより。
-----これって、腹話術をモチーフにした映画だよね?
「うん。ぼくなんかは
腹話術と聞いてリチャード・アッテンボローが監督した
『マジック』を思い出したな。
あれは若き日のアンソニー・ホプキンスが主演。
とてもよくできたサイコ・スリラーだった」
-----これもそんな感じがするけど?
「う~ん。『ソウ』シリーズの
スタッフが手がけただけに、
どちらかというとホラ-だね。
終わった後、宣伝の人は『楽しかったでしょ?』
なんて言っていたけど、
どうしてどうして。
最初のうちは“観なきゃよかった”と思ったくらい怖かったね」
-----どういうお話ニャの?
「じゃあ、ストーリーを簡単に。
若い夫婦のところに誰からか大きなトランクが送られてくる。
その中には、腹話術用の人形。
ぼくはてっきり、この後の展開が
密室ホラーで、じわりじわりかと思ったら、
なんと、あっという間に妻の方が惨殺されてしまう。
警察は夫を疑うわけだけど、
夫はその人形が怪しいと、トランクを調べ
それが自分の故郷から送られてきたことを突き止める。
実は、実家には強権的な父親が住んでいて、
主人公は彼との折り合いが悪い。
ところが、その父親もいまは車椅子姿に。
横には3番目の妻が付き添っていて
なんと、お父さんは改心したという。
しかしそんなことには耳を貸さずに、事件の謎を調べ始める主人公。
その前に明らかになったのは、
この地にまつわるおぞましい過去だった…。
ま、ここくらいでいいかな」
-----ふうん。もっと聞きたい気もするニャあ。
その過去とやらには、腹話術師が絡むんでしょ?
「そう。
それも女のね。
この映画、実は、ある驚きの結末が待ち構えている。
これはぼくには、まったく読めなかった。
もちろん、どんでん返しの映画がいいとか、
そういうことを言うつもりはないけど、
この映画が上手いな、よくできているなと感心させられるのは、
その“衝撃の結末”に向って
すでにクレジットタイトルにおいて
見事な伏線が張られているところ。
もちろん、腹話術の人形そっくりに殺された死体を始め、
ビジュアル的にも見どころは多いけど、
やはりこの“伏線”の張り方が最高だね」
-----ニャに、ニャに。その“伏線”って?
「う~ん。
さすがにこれは、そのヒントも教えられないな。
その代わりに映像的見どころをいくつか。
(1)町の案内の看板が実景に変わる
(2)画面手前に年老いた葬儀屋、奥にその子供時代
(3)少年が降りていく階段が、実際にはありえないほど急で深い
こういうところを注意して観ると、楽しさ倍増だよ」
-----あれっ。“楽しい”って言ってる(笑)。
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「腹話術の人形って、気持ち悪いニャ」
※ちょっとCM。ドラマ仕立てです。(画像をクリックしたらスタート!)
※怖いけど、上手い伏線だ度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(ダウンロードサイト)ウォールペーパーより。
スゴいですね。
ホラーの日本未公開作品をDVDでたくさんコレクション。
「shhhhhhhh!!」ですか。
なんか、似たようなタイトル、最近聞いた気がするな。
“h”はそんなに多くなかったけど…。
オフィシャルサイト、教えていただきありがとうございました。
腹話術人形は、やはり怖いので、
こういう普通のヤツを選んでしまいました(笑)。
こんばんは。
はじめまして。
この映画は、いわゆるオカルト系のホラーです。
ですので“猟奇”という言葉が当てはまるかどうか…。
ただ、現在の事件だけでなく、過去の事件も描かれていて
そこはあきらかに連続殺人が起こります。
ネタバレになるといけないので、あまり詳しくは…。
この程度の回答でいいでしょうか?
私は、もしかしたら3月ベスト1は『ノーカントリー』ではなくてコチラになる予感がします。
とても気に入ったのですが、世間一般的にはそうでもないのかな・・・
「楽しかった」って、「とにかく怖かった」です。
ホラー好きなので、楽しめたことには変わりないのですが。
えいさんの記事を拝見して、伏線って何のことを仰っているのか自信がないです。(写真ですか?)
あー、公開したばかりなのでコメントもしづらいですね
あらら、3月のベスト1ですか!?
それはまた大胆!!
伏線については、直メさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。