----うわあ、なにこれ?東京タワーが壊れている。
しかもその前を路面電車が走っている?
「(笑)これはね。いまだに根強い人気を持つコミック
『三丁目の夕日』を実写映画化したものなんだ。
舞台が昭和33年。というわけでこれは建設中の東京タワー」
----それって撮影が難しくない?
パリやロンドンと違って、
東京にはそんなに古い街並や建物は残っていないし。
「いいところに気づいたね。
監督が『ジュナイブル』『リターナー』の山崎貴。
この映画当時をCGやミニチュアなどのSFXで再現しようと言う
壮大な試みの映画なんだ」
----それにしてもよくできているね。
でもこれはプレスだからなあ。映画はどうだったの?
「上野駅や銀座と言った大きな街から、
映画の中心となる三丁目界隈に至るまで、
出来過ぎと言っていいくらい。
逆にできすぎてるところが嘘っぽく感じさせてしまうほどだ。
小道具も、駄菓子から看板、キッチンの備品に至るまで
それぞれのコレクターたちの協力で集めたんだとか。
しかも映画には映らないところまで作り込んだり、
匂いまで演出したりと、まるで完璧・黒澤明のエピソードを思い起こさせる」
----そう言えば、髪型も今とは全然違うね。
「うん。でも彼らの多くはデジタルキャラクターらしいよ」
----で、肝心の映画は楽しめたの?山崎貴監督ってこれまでSFばかりじゃない?
「でも彼の『ジュブナイル』なんて、ノスタルジー色強かったからね。
これは意外とマッチしていたと思うよ。まず、驚いたのがそのオープニング。
……男の子たちが、プロペラの紙飛行機を飛ばす。
カメラはその飛行機を追って空へ。
飛行機は屋根を越え、別の路地に。
それを追って走る少年たち。
やがて飛行機が飛んでいった先には、
都電が走る大通りが見えてくる....
これをワンショットでやるんだから、
どこからどこまでが実写でどこからがCGなのか?
その手法の是非はともかく、胸躍る体験だったね」
----手法の是非って?手放しで褒めているわけじゃないんだ?
「たとえば『スカイキャプテン』『シン・シティ』なんかでもそうだけど、
今回も俳優が演じているのは、ある意味舞台と同じ。
鈴木オート・則文役の堤真一も、
上野駅前の撮影では、ブルーバックの前を歩くだけで、
『何やってるんだろう?』という感じだったと言っている。
これで、本当に感情の入った演技ができるのだろうかと、
少し気になってしまった。
やはり周囲の実体があった方がやりやすいのではないかとね」
----ニャるほど、それは分かる気がするな。
「それでも、則文が息子の一平をぶんぶん振り回すシーンで
ワイヤーを使ったりしているのを見ると、
それぞれの表現に応じた映画手法を採用しているのが分かる。
映画というものの作り方が、明らかに変わってきているんだね」
----他の俳優はどうなの?お母さん役は薬師丸ひろ子だよね…。
「彼女は一皮剥けた気がするね。
アイドルだった時代からはサヨナラして、日本のお母さんって感じ。
あと、意外によかったのが吉岡秀隆だね。
これまでどの役を演じても同じようにしか見えなかった彼だけど、
ここで吉岡が演じているのは、文学崩れの茶川竜之介。
本作の泣かせどころは、そのほとんどが彼に絡むわけだけど、
ユーモアも混じえて、いやみなしに演じていたよ」
-----物語の方は?
「この映画の場合、それ、あんまり言う必要ないと思うけどな。
原作の中のエピソードをいくつかつないでいるんだろうし。
実を言うと、だいぶ前に読んだ漫画なので、
そんなに詳しくは覚えていないんだけどね」
-----でも、こんな話、今映画化する意味あるの?
「ぼくも最初はそう思ったんだ。
確かに昭和のイメージが、完璧に近く再現されていて、
まるで当時の映画を観ているような気にさせられてしまう。
色調までそんな感じなんだ。
でも、それならまだ
『クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の方が
作者の言いたいことが映像として結実していた気がする...と。
しかし、最後にキメてくれたね。
(※注:ネタバレあり)
「ラストシーンは、鈴木オートの親子3人が夕日を見るシーン。
一平の両親が『きれいな夕日・・・』と言うのに対し、
一平はこう継ぐ。
『明日だって明後日だって。
10年先だって、50年先だって、ずっと夕日はきれいだよ』。
これは痛烈だったね。そうだろうか、
こんなきれいな夕日なんて、
いまのぼくたちは本当に目にしているんだろうかとね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「泣けるニャ」
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しかもその前を路面電車が走っている?
「(笑)これはね。いまだに根強い人気を持つコミック
『三丁目の夕日』を実写映画化したものなんだ。
舞台が昭和33年。というわけでこれは建設中の東京タワー」
----それって撮影が難しくない?
パリやロンドンと違って、
東京にはそんなに古い街並や建物は残っていないし。
「いいところに気づいたね。
監督が『ジュナイブル』『リターナー』の山崎貴。
この映画当時をCGやミニチュアなどのSFXで再現しようと言う
壮大な試みの映画なんだ」
----それにしてもよくできているね。
でもこれはプレスだからなあ。映画はどうだったの?
「上野駅や銀座と言った大きな街から、
映画の中心となる三丁目界隈に至るまで、
出来過ぎと言っていいくらい。
逆にできすぎてるところが嘘っぽく感じさせてしまうほどだ。
小道具も、駄菓子から看板、キッチンの備品に至るまで
それぞれのコレクターたちの協力で集めたんだとか。
しかも映画には映らないところまで作り込んだり、
匂いまで演出したりと、まるで完璧・黒澤明のエピソードを思い起こさせる」
----そう言えば、髪型も今とは全然違うね。
「うん。でも彼らの多くはデジタルキャラクターらしいよ」
----で、肝心の映画は楽しめたの?山崎貴監督ってこれまでSFばかりじゃない?
「でも彼の『ジュブナイル』なんて、ノスタルジー色強かったからね。
これは意外とマッチしていたと思うよ。まず、驚いたのがそのオープニング。
……男の子たちが、プロペラの紙飛行機を飛ばす。
カメラはその飛行機を追って空へ。
飛行機は屋根を越え、別の路地に。
それを追って走る少年たち。
やがて飛行機が飛んでいった先には、
都電が走る大通りが見えてくる....
これをワンショットでやるんだから、
どこからどこまでが実写でどこからがCGなのか?
その手法の是非はともかく、胸躍る体験だったね」
----手法の是非って?手放しで褒めているわけじゃないんだ?
「たとえば『スカイキャプテン』『シン・シティ』なんかでもそうだけど、
今回も俳優が演じているのは、ある意味舞台と同じ。
鈴木オート・則文役の堤真一も、
上野駅前の撮影では、ブルーバックの前を歩くだけで、
『何やってるんだろう?』という感じだったと言っている。
これで、本当に感情の入った演技ができるのだろうかと、
少し気になってしまった。
やはり周囲の実体があった方がやりやすいのではないかとね」
----ニャるほど、それは分かる気がするな。
「それでも、則文が息子の一平をぶんぶん振り回すシーンで
ワイヤーを使ったりしているのを見ると、
それぞれの表現に応じた映画手法を採用しているのが分かる。
映画というものの作り方が、明らかに変わってきているんだね」
----他の俳優はどうなの?お母さん役は薬師丸ひろ子だよね…。
「彼女は一皮剥けた気がするね。
アイドルだった時代からはサヨナラして、日本のお母さんって感じ。
あと、意外によかったのが吉岡秀隆だね。
これまでどの役を演じても同じようにしか見えなかった彼だけど、
ここで吉岡が演じているのは、文学崩れの茶川竜之介。
本作の泣かせどころは、そのほとんどが彼に絡むわけだけど、
ユーモアも混じえて、いやみなしに演じていたよ」
-----物語の方は?
「この映画の場合、それ、あんまり言う必要ないと思うけどな。
原作の中のエピソードをいくつかつないでいるんだろうし。
実を言うと、だいぶ前に読んだ漫画なので、
そんなに詳しくは覚えていないんだけどね」
-----でも、こんな話、今映画化する意味あるの?
「ぼくも最初はそう思ったんだ。
確かに昭和のイメージが、完璧に近く再現されていて、
まるで当時の映画を観ているような気にさせられてしまう。
色調までそんな感じなんだ。
でも、それならまだ
『クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の方が
作者の言いたいことが映像として結実していた気がする...と。
しかし、最後にキメてくれたね。
(※注:ネタバレあり)
「ラストシーンは、鈴木オートの親子3人が夕日を見るシーン。
一平の両親が『きれいな夕日・・・』と言うのに対し、
一平はこう継ぐ。
『明日だって明後日だって。
10年先だって、50年先だって、ずっと夕日はきれいだよ』。
これは痛烈だったね。そうだろうか、
こんなきれいな夕日なんて、
いまのぼくたちは本当に目にしているんだろうかとね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「泣けるニャ」
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マーク・レスター、どうしてるんでしょう?
このお名前をご存知ということは、
私と近い世代だとお見受けしました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
ボクもこの映画のレビューを書いておりましたので、
トラックバックをさせてくださいませ。よろしくお願い致します。
ぼくは吉岡秀隆って
何を演じても同じ発声法で
つまらなく感じていたのですが、
あれって、平成版の笠置衆だったのかも。
この映画で、彼の実力を知らされた思いがします。
いま、おうかがいしました。
ご両親の湯たんぽのエピソード、
素敵ですね。
ぼくも両親に行くように勧めているのですが、
なかなか腰が重くって…。
URLもつけず、TBもちゃんとはらないままでした。
先ほどTBさせていただきました。
お手数かけてすみませんでした。
映画の一番のポイントは
「いい時間を過ごせるかどうか」だと思います。
shiro_takaさんは、
ほんとうにいい映画にめぐり逢われたと思います。
あっ、TBの方が見つからず、
shiro_takaさんのエントリーにお伺いできません。
もしこちらを読まれたら
お手数ですが、再度お願いします。
KUMA0504さんのサイト、
お邪魔させていただきました。
映画のロケ地めぐりは
楽しいですよね。
今回は、
まさかこんなところで…というのが、
いくつもあってとても新鮮でした。
星も東京ではほとんど望めませんね。
山に行かなくても彗星が見られる空になってほしいです。
ノスタルジーな店がさらにできそうな予感がしますが、
環境の方も、何年か前にしてほしいです。
にらさんのこの映画へのレビューは、とても新鮮でした。
『男はつらいよ』にも通じる、
<そこだけ時間が止まった世界>の秘密を
見事に解き明かしてありました。
『オトナ帝国の逆襲』のあのセリフは、
私も涙が止まりませんでした。
アニメ史上に残る名シーンです。
ちなみに、私は最近携帯を変えて、
ストラップは岡本太郎美術館で購入の「太陽の塔」です(笑)。
「オラも大人になって、おねいさんみたいな綺麗な女の人といっぱいいっぱい付き合いたいから!」
と打ってるだけで泣きそうなので、TBとコメントのお礼して早々に退散です(笑)。
『オトナ帝国』をご覧になってる方がいると、
とても嬉しい気持ちになります。
あの作品は『映画は観てみないと分からない」を
改めて強く感じさせてくれた1本でした。
■なななさん
あのラストはいろんな意味を感じさせてくれますよね。
夕日そのものはいつも(always)そこにあるのに、
でもそれを見ている人は…。
タイトルに(always)を付けた意味が分かる気がします。
でも人や時代はどんどん変わって行っちゃうんですよね。
それを思うと少し寂しくなったりです。
なんだかゆっくりと夕日を見たくなりました。
「クレしん」とラストは全く同感。
私も観ていてオトナ帝国を思い出してました。
なんというか同じ世界の表と裏って感じでしたね。
ラストのキレイな夕日、ずっと昔の子供の頃に見たような気がしました。
ブログ拝見しました。
この映画への愛が感じられてとても嬉しくなりました。
これからもよろしくお願いします。
あっ、あの「観るように」は私が親に電話で喋ったセリフです。
強調、引用のつもりではありませんでした。
でもお役に立てたようで幸いです。
吉岡くんのあのボサボサ髪。
監督は当時の雰囲気を出すため、
俳優には石鹸で洗うことを命じたんですって。
そういえば、まだ液体シャンプーがない時代でした。
もちろんリンスも…。
『ジュブナイル』の吉岡くんは、
あそこで出てきたとき
びっくりした覚えがあります。
今回は吉岡くんがらみで後半何回涙が出たことでしょう
山崎監督の作品は、やっぱり感覚が合うようです
CGも酔いそうなほど、体に悪い(笑)映画もあるんだけど
素直に見られますし
それにしても、山崎監督は吉岡くんと相性がいいのかなぁ?
『ジュブナイル』にも出てましたよね(笑)
TBいただきました~^^
あれでぼくも一気に映画の中へ。
このシーンは、
これからのCGの方向性の一つを示したとも言えますよね。
山崎貴監督は『ジュブナイル』の冒頭も
子供たちが野原を遊んでいる姿だったと記憶しています。
(違ったかな?)
派手なSFXばっかりに目がいきがちですが、
彼は本来、このような資質を持っているのかもしれませんね。
映画の世界から47年経った現在の夕日はどうだろう?と思ったんですが、最近は夕日なぞ全然見ていない自分に愕然…。
今度、ゆっくり見たいなどと思いましたです。
オープニングのプロペラ飛行機が飛んでいく映像はすごかったですね。
のっけから、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。
学生の頃好きだった友部正人の『一本道」(1972)。
その歌はこういう一節から始まりました。
「ふと後ろを振り返ると
そこには夕焼けがありました。
本当に何年ぶりのこと。
そこには夕焼けがありました。
あれからどのくらい経ったのか、
あれからどのくらい経ったのか」
この映画を観たとき、ぼくの頭をよぎったのはこの歌でした。
1970年代初頭でさえ、すでに夕焼けは珍しくなっていました。
そこに、あかん隊さんがおっしゃる
『家族』で夕陽を一緒に見るような平和な情景を重ねると
もう胸はせつなさでいっぱいになります。
この映画、どちらかと言うと
泣かせるシーンが多すぎるし、長すぎる気もするのですが、
それでもこのラストを生み出したことで、
ぼくには大切な作品の一つとなりました。
『男はつらいよ』でもそうだったと思うのですが、「情」というのは、「縁もゆかりもない」ところにあってこそ、真価があるような気がします。
この映画、ブロガーの方たちの間でスゴく評判いいですね。
いろんな方のところを見て回りましたが、
否定的意見にはまだ出会っていません。
これから始まってどれだけ盛り上がるか楽しみです。
本当にいい映画でしたねぇ。あまり邦画で印象に残っている映画に最近は出会えなかったのですが、これはもう一度観てみたいと思います。
最後のセリフと夕日。
あのラストシーンにも、ジ~ンときました
年がバレますが、あの頃かすかな記憶があります。
物質的には豊かでなかったけど、
豊かでないと思ったりはしなかったのもあの時代だった気がします。
「明治は遠くなりにけり」という言葉がありましたが、
「昭和は遠くなりにけり」になったんだな…と思ってしまいます。
■海さま
「夕日」というのをこう言う形で出してくるとは……
ほんとにやられたって感じでした。
あの時代以降、同じ昭和でもスモッグが多くなり
夕日、夕焼けは見られなくなってきました。
子供の頃は、はらっぱの向こうに
落ちてきそうなくらい大きな夕日を見たものですが…。
■更紗さま
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』にも
「三丁目の夕日」を意識したような情景が出てきましたよね。
万博と前後するように『男はつらいよ』が始まりますが、
あの映画は、昭和の人情をスクリーンにとどめようとした山田監督の
早すぎる時代の変遷への抵抗だったのかもしれませんね。
「モーレツ大人帝国の逆襲」ご覧になっているのですね。
私も映画館では見ていないんですが映画友達にすすめられてテレビで見ました。
この映画見て私も思い出しましたよ。
あちらは万博でしたけど、こちらは東京タワー
それぞれ時代を象徴するモノですね。
人情って今でもあるだろけど、持っている方が損って感じの現代なので
血のつながりなんて人の情の前には重要ではないな。と思うと泣けてきました。
私は全然見れてないですね。夕日。。。
都会ではなかなか見ることもできないし、見る余裕もない。物質だけの豊かさよりも心の豊かさを感じたいと改めて思える作品でした
物語の舞台である昭和33年よりは随分後に生まれましたが、出来ればあの頃に子ども時代を送りたかったと思わせる映画でした。
ちょっと寂しいけど、現代って物質的にしか恵まれていないんでしょうね…
昭和を描いた映画、ここしばらく続きそうです。
その中でもこの映画は徹底して時代の再現にこだわっていました。
それも、映画にすんなり入っていけた理由の一つかもしれませんね。
やはり手抜きのない仕事って人の心を揺り動かします。
勿論、あんなに温かい人たちばかりではなかっただろうけど、それを信じたい気持ちにさせるような。
いつもどこか引いてしまう自分が、すんなりと映画に入って笑い泣き出来た事が嬉しくて、観てみて良かった!と思いました。
若い人や子供にも観て欲しい映画です。
あの頃は、いまほど陰湿な事件も少なかったですしね。
ノスタルジックになるまいと思ってもなってしまいます。
吉岡秀隆、ぼくも小池さんを少し思い出しました(笑)。
でも、ほんとうに今回は彼のからむエピソードで3回は泣けました。
ご覧になったら、ぜひ感想うかがいたいです。
あーーーこれかぁ・・・と思いながら(笑)
原作知りませんが、予告の感触では観たい映画です^^
今回の吉岡氏の映像観て、ラーメン大好き小池さんのストレートヘアなんて
とんでもない妄想しましたが、^^;;;それでも、予告で涙腺ゆるみましたから
期待しちゃってます♪
ぼくの場合は、映像がいくらオモシロいことやってても
それだけじゃブーって感じですね。
映画の物語を映像が牽引してゆくと言うのが理想。
ですから、たとえばラストが同じ夕日を見るのでも
『茶の味』
『三丁目の夕日』
という感じかな。
>??さん。
吉岡氏の演技は、好みが別れるようで、
私の周りにも高く買っている人もいます。
でも、私にはどうもあわないみたいです。
いまにも泣き出しそうな感じで、
落ち着いて映画が観られないと言うか...
それこそ、私がもっと彼の演技に入り込まないと
ダメなのかもしれませんね。
??さんは、「いつも(毎回)違う印象」を持つ、っておっしゃっているんですね。なるほど。そうでしたか。コメント欄、汚してすみません。>えいさん
ええ、自分も「きっと(いつもの彼とは)違うだろう」って想像していますよ。
予告編を何度か観たのですが、とにかくこうした映像を観てみたい、と思っています。
吉岡秀隆氏は、「のっけからいい人」などの役よりも、ちょっとクセのある、少々問題な人をやった方が、きっとすてきに見えるでしょう。>個人的に思うことですが。
物語や脚本から感じられる、そういったことから、徐々に「映像」そのものから感じられることを重視してきているのかな、とも思います。
もちろん、相乗効果も大切ですが、最近は特に「動く絵画」を観ているような気持ちにさせる…効果を狙っている映画も多くなってきているように感じています。