ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

2012-05-02 19:15:14 | 新作映画
※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。





(原題:Monsieur Lazhar)


----背広の背中に、お魚貼り付けられている。
こういういたずらって懐かしいニャあ。
これって学校が舞台ニャんでしょ?
どこの先生?
「舞台はモントリオールの小学校。
でも、この先生はカナダ人というワケじゃない。
アルジェリアの移民で代用教員なんだ」

----それって、担任の先生のお産かなにかで?
「普通そう考えるよね。
ところがこの映画では、
いきなりショッキングな出来事が起こる。
なんと、シモンという少年が
担任の女教師マルティースが教室で首を吊って死んでいるのを
目撃してしまうんだ」

----それは…。
「そこに現れたのが、
新聞記事を読んだという、このラザール先生。
聞けば19年間の教師経験があるという。
「子供たちの助けになりたい」という彼は、見るからに誠実そう。
校長先生はラザールを新しい担任として受け入れる。
ところが、彼の授業方式は洗練されていなく
授業内容も言い回しの古い文法用語。
生徒からはそのことを指摘されてしまう。
それでも、ラザール先生は
一生懸命に生徒たちを指導していこうとする。
そんな中、やはり先生の死を目撃したアリスは、
そのことが頭から離れようとはしない。
現実を遠ざけようとする学校のやり方に疑問を持つ彼女は、
先生の死を気にしていないフリをして、
わざと悪ふざけするシモンに苛立ちを覚えていた。
そんな中、アリスは
マルティース先生の死をどう感じているかを書いた作文を
みんなの前で発表。
ラザールは、校長にこの作文を
全校児童に配布することを進言するが…」

----ふうむ。子どもたちの心にまだ傷が残っているということだね。
で、先生は、それをどうにかしようと…。
「そう。
でも、周りからは
『しつけではなく、勉強を教えて』の声が出てくる…。
と、ここまで書けば、
これは日本の得意の『金八先生』のようにも見える。
最近でもテレビで
『ブラックボード〜時代と戦った教師たち〜』が放映された。
実は、この死の裏に隠されたエピソードというのが
その第三夜『夢』とかぶさるところがあるんだ。
ちょっとネタバレになるけどね。
この中の松下奈緒と神木隆之介の関係…。
ただ、こちらの方が小学生でもっと幼い分、
同じ行為でも生徒に違う反応が生まれる」

----う〜ん。何言ってんのか…?
「やはり、分からないか…。
でも、ここの部分は
本作の核になるし、あまり言わない方がいいかも。
というのも、この映画にはいくつもの<秘密>が忍ばされていて、
それらが感動のクライマックスへと
同じベクトルで向かっていくんだ。
なかでも現実を直視しようとするアリスの名指しにより、
シモンの逃げ場がなくなり、
ついに自責の念が堰を切って溢れだすシーンは圧巻。
子役という言葉が似つかわしくない、ふたりの熱演。
ある<事実>が明らかになるこのクライマックスをステップにして、
次は、ラザール先生の<秘密>が明らかになる。
それによって先生は教室を去らなければならなくなるワケだけど、
ここで行なう最後の授業が憎い。
自分が書いた詩の間違いを生徒たちに答えさせる形で、
彼が伝えたいことをみんなの心に沁み込ませていく。
それを受けての
ラストカットの奇跡的なほどの美しさ。
シモンと先生のそれをも伏線に持つこのシーンは
それこそ涙なくしては観られない。
全体的に地味な映画ではあるけど、
このラストカットだけでも
この映画は十分に意味を持つと思うよ」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「エンドクレジットの音楽もいいらしいのニャ」悲しい


オフィシャルのトレーラーがおススメだ度。

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『サニー 永遠の仲間たち』

2012-04-27 23:26:53 | 新作映画
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる
部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。


(英題:Sunny)


「この映画は好きだなあ。
韓国映画って、サスペンスは秀でているけど、
この手のモノは、
やりすぎ感があってちょっと…と、思っていたけど、
どうやら考えを改めなくてはならないようだ」

----“この手のモノ”って?
「いわゆるラブコメ。
まあ、それもぼくの勘違いで
この映画『サニー 永遠の仲間たち』は、
ラブコメではなくて、
“旧友再会フォーエバー” 。
ハリウッドで言えば、
『Dearフレンズ』のようなお話」

----『Dearフレンズ』って、
デミ・ムーアだとかメラニー・グリフィスだとかが出たやつだよね。
かつての仲間たちが集まるってお話で、
ソーラ・バーチクリスティーナ・リッチなどが少女時代を演じた…。
「そう。
この映画もあれと同じでヒット曲満載。
その一つがタイトルにもなっている『サニー』
他にも映画『ラ・ブーム』でおなじみの『愛のファンタジー』といった
懐かしの70〜80年代の大ヒット曲が次々と出てくる」

----へぇ〜っ。そうなんだ。
でも、よくあるお話のようだけど…。
「確かにね。
でも、この映画は、
いろいろと細かいとこころに心が配ってあるんだ。
それを説明する前に、
まずは簡単なストーリー。
完璧な夫と高校生の娘に恵まれ、不自由のない生活を送っていた主婦のナミ。
ある日、彼女は、母の入院先で、高校時代の友人チュナと再会する。
25年前、ソウルの女子高へ転校したてのナミを、
姉御肌のチュナが仲間に入れてくれたのだった。
だが、そのチュナは余命二ヵ月のガンに侵されていた。
死ぬ前にもう一度みんなに会いたいという、
彼女の望みをかなえるべくナミは、
かつての仲間たち、
“サニー”と名付けていつも一緒だった
7人のグループのメンバーを探し歩く…」

----ニャるほど。
「というわけで、
この手の映画にはつきものの
回想シーンがふんだんに出てくるわけだけど、
最初の入り方が巧い。
懐かしの学校へ向かう坂道を歩くナミ。
周りは、制服の女高生ばかり。
ところがいつの間にか、それは私服の女性たちに。
そしてその中に、若い日のナミがいる。
実は、このころの韓国は少しずつ民主化の道を歩み出した頃。
その一環として、学校は私服になったばかりだったんだね。
こういう、時代色をいかした映像は随所に、
それぞれの必要性に応じて出てくる。
この映画の少女たちは、
優等生からはほど遠い。
タバコを吸う者、酒を飲む者…。
そして極め付けがグループ同士での喧嘩。
その乱闘が、街中での学生デモと機動隊の衝突の中で
少しコミカルさを伴いながら描かれる」

----グループ同士の喧嘩?
「そう。
教室内での小さなものもあれば、
よその学校とのタイマンもね。
そんな中、最初は戸惑っていた地方出身のナミも、
今では毎日が楽しくてたまらない。
その喜びを、言葉でなく体全体で表すんだ。
たとえば、映画のタイトルとなっている『サニー』を、
ほんとうに一心不乱に踊りまくる。
仲間に入れてくれたこと、それだけで嬉しいナミ。
その彼女にもやがて恋が訪れる。
そのときの表現が、意図的に頬を赤く染めるという、
これまた、戯画チックな表現。
あるいは、ただひとり、最後まで彼女によそよそしい
ミステリアスな美少女スジ。
彼女と酒を酌み交わして、そのワケを知るところなど、
もう、これは少女映画とは思えない。
『マルチュック青春通り』など、
激しい青春映画の系譜を持つ韓国ならでは。
ぼくは、これを観ながら
夏純子の『女子学園』シリーズ
こういう形で映画化したら面白いだろうにと思わずにはいられなかったね…」

----そうか、ある意味、
彼女らは不良少女ニャんだ?
「う〜ん。そう断言していいのかどうか、
これが韓国では普通だったのかもしれないけどね。
でもいずれにしろ、彼女らはその青春を思いっきり輝かせている。
そして、それと対比されるように
今の彼女らの姿がそれぞれ出てくるわけだ。
成績の上がらない保険のセールスレディ、チャンミ。
整形と猫かぶりで洗練されたセレブ主婦へと変貌しているジニ。
厳しい姑のもと肩身の狭い主婦生活を送っているクムオク。
水商売の世界に入り娘と離れて暮らすポッキ。
ある者は夢をかなえ、ある者は夢に破れ、それぞれの25年が過ぎ去っていた。
このさじ加減がまた絶妙。
かつては、みんな将来に夢を持ち、
それを語り合っていた。
ビデオに向かって若い日の名美たちが夢を語る。
それを今の波が見るシーンは、もう涙を禁じえない。
そして、これはネタバレになっちゃうけど、
昔の少女ナミを、現在の主婦ナミが抱きしめるシーン。
もう、たまらないね。相米慎二の『お引越し』を思い出した。
もちろん、意味は違うけどね」

----ニャるほど、“えい”が好きそうだ。
「でしょ。
この映画のテーマは、『人生の主役に戻る』
途中、自分の娘がいじめられているのを見かけたナミが
かつての仲間と仇打ちに向かう。
そのとき、彼女が身にまとっているのは…?
“人は誰も自分が人生の主役であるはず”――、
そう、これはフランソワ・トリュフォーにも通じる
人間がいとおしくなる映画だったね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「酒を酌み交わしすときのセリフがオモシロいらしいのニャ」身を乗り出す

※『美女でゴメン』だ度

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『ミッドナイト・イン・パリ』

2012-04-26 22:05:47 | 新作映画
(英題:Midnight in Paris)




「こういう何の驚きもない映画というのも、
ある意味いいよね。
安心して観ていられる」

----えっ?
これって
主人公が自分の憧れる1920年代のパリに行って、
歴史に名を残す著名な人たち、
ピカソやヘミングウェイなどと会うってお話でしょ。
十分に刺激的な気がするけど…。
「そうかなあ。
いま、フォーンが話したように、
ただそれだけのお話。
さして珍しいものとは思えない。
その行き先が、
おそらく監督のウディ・アレン自身も愛してやまない時代と
その場所を選んだってだけで、
そんなに目新しくもない気がする。
だれだって、そういうことは夢想しているはずだし…」

----確かにそうかもしれないけど、
でもそれを実際に映画化したところが
この映画のスゴイところでは…。
「うん。それはぼくもそうだと思うよ。
逆に言えばこの映画、
シンプルな物語だけに、
その再現に力を注いでいる。
有名人に扮したキャスティングもそうだし、
時代を再現する美術もそう。
ダリに扮したエイリアン・ブロディなんか、
もう笑うしかなかったものね」




----へぇ〜っ。エイリアン・ブロディも出ているんだ。
「そう。
この映画は、その特徴の一つとして
おそらくこれまでウディ・アレン映画からは
縁遠かったと思われる人たちが
ずらり顔をそろえてるところ。
主人公の脚本化にはオーウェン・ウィルソン、
その婚約者にはレイチェル・マクアダムス。
しかも、マリヤン・コティヤールなんかまで出てくる。
で、実は、このことが巧く功を奏していて、
この映画、観ている間“ウディ・アレン”ということを
ほとんど忘れさせてくれる」

----それっていいことニャの?
「だと思うけどね。
ほら、身構えなくて済むじゃない。
でも、だからと言って彼らしさがないかと言えばそうでもない。
主人公が過去に行っている間、
現実世界で起こっていること、
これはウディ・アレン映画らしい
女性観が出ている気がしたね。
そうそう、女性と肩を並べて歩く時のロマンチシズムも
久しぶりに映画で味わった気がする。
ただ、一緒に歩くだけでドキドキするという…」




----ニャんか、中二病っぽい?
「(笑)イヤ、それ使い方違うような気がするけど…。
それはともかくとして、
ラストの方で起こる、めくるめく、
と言えば聞こえがいいけど、あわただしい展開。
過去から、さらにそのまた過去へ。
そこではさらに時代を遡った有名人たちが…。
そして彼らが口にするのは?
コメディというのは
元より風刺を伴っていたものだということを
思い起こさせてくれた映画だったね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「パリは雨がいいらしいのニャ」小首ニャ

※男と女は同じ価値観を持つことが大事だ度

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『ファミリー・ツリー』

2012-04-23 23:17:00 | 新作映画
(英題:Descendants)


----この映画も、今年のアカデミー賞を賑わせた一本だよね。
なんとなく地味なドラマのイメージがあったけど。
「本命と言われた2本、
『アーティスト』『ヒューゴの不思議な発明』 がユニークな作品だったからね。
そんな中にあって、
この映画は、いわゆる日常の中のドラマだから、
そう見られても仕方がないかな」

----どうやら、ハワイを舞台にした映画みたいだけど…。
「うん。話はシンプル。
主人公は、ハワイ・オアフ島に生まれ育った弁護士のマット・キング(ジョージ・クルーニー)。
美しい妻とふたりの娘たちと何不自由なく暮らしていた彼だが、
ある日突然、ボートの事故で妻が昏睡状態に陥ってしまう。
仕事に明け暮れて家庭を顧みなかった彼は、
目が覚めたら、今度こそいい夫でいよう、
妻に贅沢させてやろう…と、あれこれ思いをめぐらすが…」

----ところが意識が戻らず…って話。
「それだけなら、
まあ、想像つかないでもないけど、
この映画の場合、
もはや妻に回復の見込みなく、
本人が望む尊厳死を無開けるしかないと分かった後に、
思わぬ事実が発覚してしまう。
なんと妻には恋人がいて、
マットとは離婚まで考えていたというんだ。
しかも、彼はその事実を
長女のアレクサンドラ(シャイリーン・ウッドリー)から知らされるからたまらない。
実は、このアレクサンドラ、
クリスマスに母と喧嘩して、以来、口をきいていなかった。
そのワケは、実はこのことにあったというんだね。
もはや、母とは仲直りさえできない。
一方のマットは、
妻がどんな思いで不倫をしていて、
相手は妻をどう思っていたのか、
知りたいことは山ほど出てくる。
さあ、ここからが、ジョージ・クルーニーの演技の見せどころ。
この事実を知っていた友人夫婦の元に走って向うときの、
お世辞にもカッコいいとは言えない、
町でよく見かけるようなオジサン走り。
あるいは、不倫相手の男を見つけ、
その家へ向った時の、
なかなか本題にを持ちこめない弱気ぶり。
いずれも、ジョージ・クルーニーがこれまで演じてきた
ダンディズムからはほど遠い」

----確かに。
ということは、これは彼の演技がいちばんのポイント。
「ぼくにはそうだったね。
そのマットをサポートする
長女のアレクサンドラも魅せてくれる。
真実を追求する探偵の助手といった感じ。
途中、マットも娘ということを忘れて頼り切っていたんじゃないかな。
ところが、そのアレクサンドラが、
最初は蓮っ葉に見えるところもオモシロい。
しかもアレクサンドラの彼氏シドがまた思慮に欠ける男で、
歯に衣着せず喋るものだから、
マットの義父スコット(ロバート・フォスター)に、
思い切り拳で殴られ、目に痣を作ってしまう」

----ロバート・フォスターって
『ジャッキー・ブラウン』の人だよね。
懐かしいなあ。
「懐かしいと言えば、
ボー・ブリッジス
マットのいとこの役で出ているよ。
実は、マットはもう一つ、
ハワイに所有している原野の売買という
大きな問題を抱えていて、
親族会議によってその結論を導こうとしていた。
この映画、実はとても後味がいい。
その理由は、
土地売買の問題も、マットの妻の問題をひも解く中で、
自然に正しい回答が導き出されること。
全編に流れるハワイアンも心地よく
ラストの余韻と共に
心に残る名作がまた一本生まれたという感じだね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「マットにはもうひとり娘がいるのニャ」身を乗り出す

アマラ・ミラー。こちらも子どもながら存在感ある度

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『裏切りのサーカス』

2012-04-21 00:17:19 | 新作映画
(英題:Tinker Tailor Soldier Spy)



----やっとジョン・ル・カレ『裏切りのサーカス』だ。
この映画、よく「一度観ただけじゃ分からない」と言われているようだし、
えいもお手上げだったのかと…。
「う〜ん。
ある意味、そう取られても仕方ないのかな。
お話としては、英国諜報部<サーカス>に潜む、
ソ連の二重スパイを探す…という、
ただ、それだけのもの。
ところが、このシンプルなストーリーにもかかわらず、
なぜか “分かりにくい”というイメージが出来上がっている。
でも、ぼくは、この作品が持つ、
映画ならではの語り口に酔いしれたんだ」

----おっ、出ました。“語り口”
「じゃあ、それを説明するために、
もう少し、物語について触れることにしよう。
<サーカス>のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、
5人のサーカス幹部の中に、
長年にわたりもぐりこんでいるソ連の二重スパイ<もぐら>がいるという情報を掴む。
ハンガリーの将軍が、<もぐら>の名前と引き換えに亡命を要求。
コントロールは独断で、工作員ジム・ブリド―(マーク・ストロング)をブダぺストへ送り込む。
さて、ここが最初の見せ場。
ブダペストのカフェ。
ジムの周りにいる人は押し並べて硬い表情。
そのだれもがジムを狙っているようだ。
日常を意図的に作ったような異常な空気感。
そこに配置された一人ひとりを
カメラがこれまた絶妙な距離で写しだし、
細かいカットの積み重ねよって緊張を高めてゆく」

----う〜ん。スゴそうだけど
聞いただけじゃ分からないニャあ。
「ごめんごめん。
筆力が足りなくて…。
さて、この作戦は失敗に終わり、
責任を問われたコントロールは、
長年の右腕だったスマイリー(ゲイリー・オールドマン)と共にサーカスを去る。
新リーダーのパーシー(トビー・ジョーンズ)は、残った3人の幹部を率い、
ソ連の新しい情報源と手を組んだ
<ウイッチクラフト作戦>で成果を挙げる。
実はこの作戦が、後々重要な意味を持ってくるわけだけど、
今回は、ストーリーを語るつもりがないので割愛。
一方、コントロールは謎の死を遂げ、
最愛の妻アンに出ていかれたスマイリーはうつろな日々を送っていた。
そんな中、スマイリーは、突然、レイコン次官に呼び出され、
4人の幹部の中に潜む<もぐら>を突き止めろという命令を下される。
調査を開始したスマイリーの前に、
イスタンブールで東側に寝返ったと思われていたリッキー・タ―(トム・ハーディ)が帰国し、
彼に助けを求める。
実は彼は当時イスタンブールで、
違反行為を承知で東側の通商使節団員イリーナと接触し、恋に落ちていた。
亡命を望む彼女が交換条件として提示したのは、<もぐら>の情報。
だが、リッキーがサーカスにその旨の電報を打った直後、
イリーナはソ連側に連れ去られてしまう」

----ニャるほど。
情報が筒抜けってことだニャ。
「うん。
そしてそれはサーカスに<もぐら>がいるという証拠でもあるね。
で、ここの描き方が、
さっきのブダペストとは真逆。
まるで映画の中の時間と実際の時間を一致させたかのようなブダペストに対し、
このイスタンブールの描き方は、時間がどんどん先へと流れていく。
そしてその流れの中で、突然、イリーナの姿がポンと消えてしまう。
ここも巧い。
リッキーにとっては、昨日と今日とをつないでいたはずの
時間が切られてしまうワケだ。
これはもう、恐怖を超えている」

----自分が二本の足で立っているという
その現実感さえも消えそうだね。
「そういうこと。
この映画、もちろん
スパイ・ミステリーではあるけれど、
ぼくが引かれたのは、
このような時間と空間の見せ方。
映画は、単に小説のストーリーをなぞったものではないという、
そのことを改めて教えてくれたこの作品、
ぼくが魅せられないはずはなかったね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「なんか肝心なことを言ってない気がするニャ」小首ニャ

※あっ。監督は『ぼくのエリ200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソンだ度

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『愛と誠』(三池崇史監督版)

2012-04-17 23:32:09 | 新作映画
----あれれ。今日は『裏切りのサーカス』じゃなかったの?
ツイッターでは要望もいただいたって聞いたけど…。
「う〜ん。そのつもりだったんだけど、
今日観た『愛と誠』があまりにもオモシロくって。
これは、その興奮冷めやらぬうちに早くと…」

----へぇ〜っ。意外。
監督は苦手の三池崇史でしょ?
「そう。でも、この監督って、
ハマると、常軌を逸したオモシロさを発揮する。
この映画も、どうやらミュージカルとは聞いていたけど…」

----えっ。そうニャの?
この原作って、70年代に一世を風靡した
熱血純愛漫画だよね。
「うん。
でも、原作の梶原一揆がいま生きていてこれ観たら怒るんじゃないかな…。
そう言いたくなるほど。
いや、誤解されないようにあわてて付け足すと、
ストーリーは、原作そのままだし、
台詞もいわゆる名台詞と呼ばれるものは
きちんと使っているんだよ。
たとえば岩清水の『君のためなら死ねる』とかね」

----ぷっ。臭い台詞だニャあ。
「そうでしょ。
この漫画って、
子どもの頃に、スキーの暴走であわやのところを
間一髪、少年・大賀誠に助けてもらった少女・早乙女愛の
誠に対する一途な愛を描いたもの。
この事故で、誠は額に三日月の大きな傷を負っているんだ。
だが、誠は、そんな愛がうっとうしくてたまらない。
せっかく、愛の親がPTA会長を務めている
ブルジョア子弟の学園に入学させてもらったものの、
退学して不良の巣である実業高校へ。
それを追って愛もまた転校。
そして愛を愛する岩清水もまた彼女を追う…。
もう、プレスも見ないでサラサラ言えるほど簡単なお話。
で、このスト―リ―の面で注目してほしいのが、
いわゆる、昨今流行りの携帯小説なんかの基本パターンが
すでにここで出来上がっているということ。
正直言って、あの手の物語は退屈極まりない。
で、じゃあ、これはどうかと言うと…」

----オリジナルだけに、オモシロいってこと?
「いや、そうじゃないんだ。
この漫画、連載当時から、やはり変な違和感があった。
それは、“愛とは戦い”というテーマとなる骨子よりも、
影からそっと見ている岩清水、
あるいは、人前はばからぬ愛の告白といった、
随所に散りばめられた劇画的描写の部分。
もう、勢いで漫画で読むからいいけど、
どう考えても“ありえねぇ〜”って感じ。
で、この映画は、そこをそのまま“意識的に”
“ありえねぇ〜”で出してゆく」

----そう?まじめにやっていたかもしれないよ。
「それはないね。
そこをはっきりさせるために、
監督は、この映画にミュージカルという“作為”の頂点のような手法を取っている。
それも、昭和の歌謡曲がほとんど。
しかもパパイヤ鈴木の振り付けを加えることで、
いよいよもってとんでもない世界が展開する。
ある意味、学芸会風というか…。
ぼくなんか、出演者が歌い出した瞬間、笑っちゃったものね。
その中には、前作の山根成之監督に敬意を表してか
誠を演じた西城秀樹の持ち歌もある。
もちろん歌うは妻夫木聡
あっ、彼の誠はなかなか様になっていたね。
対する武井咲の愛も、
勘違い&空回りブルジョアお嬢さまという路線で
コメディエンヌとして頑張っていた」

----コメディエンヌ?
ほんとに、笑いの方なんだ…。
「あっ。
不良学園内での抗争はそれなりに劇画チックで
これまた魅せてくれるよ。
特にスケバン。
まるで内藤誠監督『番格ロック』
そうそう、さっきの歌謡ミュージカルで思い出したのが
藤田敏八『野良猫ロック・ワイルドジャンボ』
この映画では、当時、新人として競い合っていた
にしきのあきら野村正樹が海岸で対峙する。
実は、これは劇中劇のロケシーンだったんだけど、
それに通じる<遊び>にも似た世界だったね」

----映画はストーリーではなく語り口…ってヤツだね。
「うん。
そう言う意味では、感動的な映画ではあったね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「この話でコメディ・ミュージカルって想像つかないのニャ」小首ニャ

『カタクリ家の幸福』より遥かに楽しめた度

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『この空の花 長岡花火物語』

2012-04-13 23:47:14 | 新作映画

----『この空の花』って、もしかして花火のこと?
「そうだよ。
この映画は、新潟の長岡で毎年開催されている“花火大会”をモチーフに、
現在(いま)の日本を見つめた、大林宣彦監督の野心作。
試写の案内状などには、“セミ・ドキュメンタリィ・タッチ”と書いてあることから、
監督のフィルモグラフィで言えば『北京的西瓜』のような作品かと…。
ところが、これは長岡の空襲で亡くなった赤ん坊が
今の時代に女子高校生・元木花(猪股南)として姿を現し、
当時の空襲を芝居『まだ戦争には間に合う』として上演するという、一種のゴースト・ファンタジー。
亡くなった人が目の前に姿を現すという意味では、
『異人たちとの夏』『あした』などにも通じる“思い”の映画だね」

----その猪股南という人、よく知らないニャあ。
「うん。彼女は、この映画が本格デビューらしい。
これまでにも、新人女優を発掘してきた大林監督らしいよね。
映画は、この元木花を狂言回しとして、
天草の地方紙記者・遠藤玲子(松雪泰子)と、
何年も音信が途絶えていたかつての恋人。片山健一(高島政宏)、
それぞれの長岡における現在(いま)が描かれている。
かつて、中越地震に見舞われたこの地では、
今回の東日本大震災に於いて、いち早く被災者を受け入れている。
先ほどの長岡空襲からさらに歴史を遡れば、
この地は戊辰戦争で丸まる焼失したという過去を持つ。
また、これはぼくも知らなかったけど、
原爆投下の実験地ともなっていたらしい。
そのような史実を背景に持つことから、
長岡の花火はお祭りではなく、
空襲や地震で亡くなった人たちへの追悼の花火、復興への祈りの花火となっているんだ。
映画は、この花火を12月8日、
真珠湾攻撃があった日に、
日米であげられないかというところまで話が進んでゆく」

----ニャるほど。
物語は幻想的であっても、この社会にリンクしているということだね。
「そう。
3.11以降の日本にスポットを当てて、
進みすぎた文明に待ったをかける。
そして、その根拠となるエピソードの一つひとつを
これまた大林監督らしい“手作り”によって紡ぎあげていく」

----“手作り”…どういう意味?
「大林監督は、
かつて“映像の魔術師”と呼ばれていた。
それは、オプティカル合成などの特殊効果によってフィルムに焼きつけられた画を
神経の行き届いた編集によって、
あるときはリズミカルに、あるときはリリカルに
物語を紡ぎあげていった。
いまやCG技術の進歩により
それらはポストプロダクションとして机上で行えるようになったけどね」

----しかも、合成とは気がつかないくらいに自然だよね…。
「確かに。
それに比べて、CGが出てくるまでの映画は合成のあとも見え、
現在の眼で見ると、かなり粗い。
でも、それが楽しくもあった。
今回は、芝居のシーンなどで、
その頃の映画を思わせるような映像が用いられているんだ」

----そうか、芝居ということだから
不自然にはならないワケだ。
「もちろん、それだけじゃないよ。
映画の登場人物たちが観客に話しかけてきたり、
物語とは関係なく
高校生たちが一輪車に乗って動き回ったりするなど、
いろんな試みを見せている。
放浪の画家・山下清(石川浩司)の時空を超えての登場もその一つ。
『世界中の爆弾を花火に変えて打ち上げたら、
世界から戦争が無くなるのにな』。
彼のこの言葉こそ、この映画が伝えようとしているものと言えるだろうね」




                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「タイトルからは想像もつかない話だニャ」身を乗り出す


※安易に『絆』の言葉を持ち出さないところも嬉しい度

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『タイタンの逆襲』

2012-04-11 23:00:56 | 新作映画
(原題:Wrath of the Titans)



----この映画って、この前、予告編を紹介していた作品だよね。
“逆襲”なんてタイトルになっているってことは『タイタンの戦い』の続編ってこと?
「まあ、そうなるかな。
時系列的には、あれから10年。
物語としては、実にシンプルで、
神々の王であるゼウス(リーアム・ニーソン)が冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)の裏切りに遭い、
捕われの身となってしまう。
そこで、ゼウスと人間の間にできた子で半神半人のペルセウス(サム・ワーシントン)が
父を救いに旅に出る…というもの。
もちろん、ハデスがなぜ裏切ったかだとか、
そのハデスの味方に付いているのが
ゼウスのもう一人の息子“闘いの神”アレス(エドガー・ラミレス)であるだとか、
ペルセウスと行動を共にするのが
ポセイドン(ダニー・ヒューストン)の息子でやはり半神半人のアゲノール(トビー・ケベル)だとか、
まあ、キャラクター設定だけでも語れないこともないんだけど、
この映画の魅力は一にも二にもスペクタクル。
“見せる”ことに徹底していること」

----あれれ、アクションだけの映画って好きじゃないのでは?
「うん。普通はね。
でもこの作品は別。
冒頭、ペルセウスの住んでいる村は、
いきなり、空飛ぶ双頭の獣キメラに襲われる。
頭はライオン、体はヤギ、尻尾は蛇で
灼熱の火炎を吐く。
これがウルトラマンだったら、
取っ組みあって、最後はシュワッチ。
しかし、ペルセウスはスペシウム光線を持っているわけじゃなく、
しかも体格だって比較にならないほど小さい。
その彼がどうやってキメラを退治するのか…。
これはその後のミノタウロス、マカイも同じ。
一つひとつの戦いが変化に富んでいるんだ。
そうそう、このマカイというのもオモシロい。
腰から上が二つに別れ、腕4本に剣4本。
その動きもどことなくレイ・ハリーハウゼンの骸骨剣士のよう」

----ミノタウロスも頭が牛じゃなかった?
「そう。
で、今回、このミノタウロスの迷宮が出てくるんだ。
このミノタウロスの迷宮は
子どもの頃、ギリシャ神話で読んだことあるけど、
その頃、思っていた迷宮とは全然違う」

----『シャイニング』に出てきたようなのとは違うの?
「でしょ?
ぼくも、あれの岩石ヴァージョンを想像していたんだけど、
なんと、この迷路は平面的でなく立体的。
上下にも連なっているんだ。
で、その石が扉のように動いて一行の行く手をふさいだり…。
野暮を承知であえてと言えば、
実際にこんな迷宮があったら、
最後まで辿りつくことは、まず無理(笑)」

----ニャるほどね。
でも疲れそうだニャ。
それだけの大作だと上映時間も流そうだし…。
「そう思っちゃうよね。
ところが、これ、
なんと99分しかないんだ。
実際には製作費もたっぷりかかっていて
いわゆる超大作のはずなんだけど、
嬉しいほどに“続編”ということに徹している」

----どういうこと?
「あれは70年代だったかな。
いわゆるB級アクションのシリーズ映画がたくさん作られていた頃があった。
その頃、よく言われたのが
『2作目は1作目を超えられない』ということ。
ところが、『エイリアン2』あたりから、
そうとばかりは言えなくなってきた。
次々とシリーズ化された続編、
その一作一作が、
メガホンを取った監督の個性を表し、
それぞれ独立したオモシロさを有するようになってきたんだ。
ところがこの映画、
そんな流れに逆らうかのように
ほとんど前作と変わらず。
冒頭から説明無用で
獰猛な獣が出てきて、それと戦い、
そして、同じく戦いの旅に出る。
“正しき続編”とでも言ったらいいのかな。
なんとも安心感がある。
オモシロさをコンパクトに詰め込んで
余計な説明を排除したこの姿勢、
こういう娯楽映画だったら、逆にそれの方がいいのでは…と、
そう思ったわけさ」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「それにしてもレイフ・ファインズとリーアム・ニーソン、よく似てるよニャ」小首ニャ

※タイタンの王クロノスは全長500mだ度



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(予告編映像)
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『映画クレヨンしんちゃん・超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』『名探偵コナン11人目のストライカー』

2012-04-10 23:43:58 | 新作映画



「今日は、今週公開のアニメを…。
GW恒例の『クレヨンしんちゃん』
『名探偵コナン』

----どうして二本まとめちゃうの?
「うん。実は、
片方のできがぼくには不満足で、
それで、ついでという形で一緒に喋っちゃおうと…」

----へぇ〜っ。どっちだろう?
「まあ、それは聞いているうちに分かるよ。
まずは『クレヨンしんちゃん』。
今回は、しんのすけとひまわりがプリンをめぐって大ゲンカしたところから話が始まる。
しんのすけは『オラ、妹なんかいらない!』と怒り心頭。
そこにやってきたのが、謎の二人組。
しんのすけに『ひまわり姫様をお預かりします』と伝え、一枚の紙を差し出す。
それに、しんのすけがサインをしちゃったことから、
野原一家はUFOに乗って『ヒマワリ星』へ。
実は、しんのすけがサインした紙は、
ヒマワリを姫として差し出すという『宇宙契約書』。
ヒマワリ星、そして地球の平和を守るには、
彼らは、ひまわりと別れなければならない。
ヒマワリ星の大王ゴロネスキーは、しんのすけに冷たく言い放つ。
『妹を選ぶのか、地球の未来を選ぶのか?』」

----ゴロ寝好き〜? ふざけた名前。
お話も、どこかで聞いたような…。
「この“ゴロ寝好き”の言葉に象徴されるように、
映画とは“ヒマ”の重要性を説く…。
というと、何やらまじめっぽいけど、
要は、のんびりゆったり生きていこうよ、
そうじゃないと、イライラしてすぐ近くの人ともいがみ合い、
最終的には地球が滅びちゃうよ…というようなメッセージ。
で、それを救うのが伝説の“ひまわり姫”。
実は、これには、まだ後があって
まるで『風の谷のナウシカ』のような展開になっていくんだけどね」

----あらら、ついにジブリが出てくるか?
「うん。さすがにこれはやりすぎだと思うけどね。
それよりも注目したいのは、
この映画がシリーズ中の傑作『オトナ帝国の逆襲』をなぞっていること。
しんのすけはもちろんのこと、ヒロシもみさえも、
ヒマワリを救うべく一丸となって立ち向かう。
しかも、『オトナ帝国の逆襲』のヒロシの回想に代るものとして、
ひまわりが年頃の女性になったときのヒロシの想像が描かれる。
悪く言えば、このシリーズは『オトナ帝国の逆襲』の呪縛に捕われ、
今なお抜け出せないでいるた。
でも、さっき話したテーマじゃないけど、
“ヒマ”を持つ暮らしをしようというメッセージは
この映画らしくていいと思うし、
ヒマワリ星のビジュアル・コンセプトも
真鍋博のイラストを思わせる、
かつてみんなが夢見ていたバラ色の未来。
ちょっと詰め込みすぎて110分の大作(?)にしたのがもったいない」

----確か『オトナ帝国』は89分だったよね。
あれ、この流れからすると
“不満足なのは”…。
「うん。『名探偵コナン』の方。
今回の副題『11人目のストライカー』に表されているように、
物語の主軸はサッカー。
それもJリーグということで、
本物のJリーガーたちが、自分の役で出演。
映画のキーとなる言葉を長々と吹き替えている。
しかしこれが裏目。
いわゆるプロの声優と、あまりに乖離しているんだ。
カツゼツもイマイチ。
それだけで、しらけてしまう。
そして、さらに問題なのは、
コナンが超人的に活躍しちゃうところ」

----でも、それっていつもじゃニャい。
「それはそう。
だけど、これまではその活躍は
クライマックスに、
しかも蘭の危機を救うという“愛”が加わることで、
普通以上の力を生みだしていた。
ところが、今回はしょっぱなから大活躍。
どうしてそこまでやっちゃうの?
そしてどうしてそこまでやれるの?
という疑問が湧いてきて…。
作劇として、
これはちょっと巧くいっていないのではないかと、
まあ、そう思ったワケだ。
それに肝心のミステリー部分も、少し無理がある。
いつもは、へぇ〜っ、なっちゃうんだけどね」




                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「やりすぎはよくないということかニャ」小首ニャ

※クレシン20周年、Jリーグ20シーズン目だ度

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『タイタンの逆襲』YouTube  (PR)

2012-04-09 22:55:32 | 新作映画
(原題:Wrath of the Titans)




----あれれ、今日は映画のお話はないのかニャ?
「うん。これはいわゆる<PR>というヤツ。
4月21日(土)に全国ロードショーされる『タイタンの逆襲』!
そのYouTube動画のご紹介。
(画像をクリックすると、迫力の映像が観られるよ)
ということで、あくまで広告だから、
コメントや記事は明日以降に。
でも、これを先に観ておくと、
フォーンも、その話がより分かりやすいかも…。
ここではあまり詳しく言えないけど、
映画もオモシロかったし満足満足。
もう少し待ってね」



                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「早く聞きたいのニャ」ぱっちり

※期待していい度

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