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普天間継続発言、危機感アピールも… 岡田外相空回り(産経新聞)

2010-02-10 05:33:08 | 日記
 ■鳩山首相は社民に配慮 埋まらぬ溝

 鳩山由紀夫首相は3日の参院本会議で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題について、「固定化は何としても避けなければならない。また元に戻ることはしないという決意で、議論している」と述べ、あくまで移設を目指す考えを強調した。継続使用の可能性に言及した岡田克也外相に対し、社民党などが反発したことに配慮を示したものだ。ただ「岡田発言」の真意を探ると、安全保障に関する政権内の深い亀裂に突き当たった。(加納宏幸)

                   ◇

 「昨日は言い過ぎました」

 岡田氏は2日午前、平野博文官房長官から前日の記者会見で「ほかに候補地がなければ普天間が今のままということもあり得る」と語ったことの真意をただされると、こう釈明した。

 もっとも岡田氏は2日夜の会見でも、「最悪の場合は今のままということになりかねない」と述べた。岡田氏も継続使用を容認したわけではないが、「最悪の場合」を繰り返したのは、現状への「危機感」(岡田氏)があるためという。

 政府・与党は沖縄基地問題検討委員会で、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(現行案)に代わる新たな移設先を検討中だが、社民党は与党内でも実現困難との見方が強い米領グアム島への移設を持ち出すなど、議論が収束する見通しがまったくたっていない。

 しかし、与党内の議論を現実路線に軌道修正を図ろうとした岡田氏の思いは社民党には通じなかったようだ。3日の参院本会議で首相を“追及”したのは、同党参院議員で、沖縄県出身の山内徳信氏だった。

 「(岡田発言は)米国の『居座り論』と同じ発想だ。後ろ向きの発言は苦しみ続けてきた沖縄県民を愚弄(ぐろう)し、宜野湾市民を恐怖から救うものではない」

 岡田氏を痛烈に批判した山内氏に対し、首相は岡田氏を積極的に擁護しようとはしなかった。

 岡田氏は普天間飛行場と同じ沖縄県にある米軍嘉手納基地の「統合案」を提起し、批判されたことがある。今回も混乱に拍車をかけている。

 「岡田氏は普天間存続を含むといい、首相は存続はないという。閣内で意識が違うことが問題だ」

 自民党の石破茂政調会長は3日の記者会見で、政権内で意思統一がとれていないことを批判した。

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