模型の館@ジユウノツバサ

模型を作る人・佐々木大悟のブログ。コメント・トラバは承認制です。あらかじめご了承ください。

リハビリ

2015年09月28日 | その他雑談
 8月ほぼ1カ月、実は模型作りを休んでおりました。

 横浜市営地下鉄を納品した直後あたりから右手首が痛くなってきて、とりあえず模型作りは控えて、騙し騙し勤務先の仕事に専念していたのですが、月半ばの力仕事を終えてとうとう我慢できなくなり地元の病院へ。
 で、レントゲンを見てビックリ。本来骨のない場所に白い影がクッキリと。お医者さん曰く、長年の指の酷使による物理的ストレスで、指につながっている手首の腱に石灰質が沈着しているとのこと。
 サポーターで患部を軽く固定しながら消炎剤を服用することで、仕事を休まずに済んだのは幸い。石灰化の解消には時間がかかるので完治ではないですが、お陰様で痛みは全くなくなり寛解と言える状況になったのは8月下旬。

 あ、調べたところ、石灰化腱炎にかかるかどうかは体質にもよるそうなので、模型作りのし過ぎで石灰化腱炎になるとは限りませんのでご安心を。

 とはいえ、完治・再発防止には利き手変更を考えた方が良いとのお話だったので、日常生活は可能な作業を全部左手に切り替えているというのが現状でございます。左手中心の生活は、それはそれで割と新鮮で、結構エンジョイしていますのでご心配なく。あくまで右手の負担軽減を主眼においているので、文字とかは筆記具の変更だけで今まで通り右手使ってますし。だから、厳密には利き手変更じゃなくてクロスドミナンスですね。

 9月に入ってからリハビリで冒頭写真のGM塗装済キットの箱根登山モハ1・モハ2を組み立てていました。
 肝心の模型作りは右利きスタイルのまま。試しにサウスポースタイルでカップヌードルおまけガンプラを作ってみたのですが、刃物を左手に持ち替えても、ゲート跡の処理とかでパーツを支える右手にも相応の力がかかるし、意外に切り口の角度調整とかで細かく動かしてるのを実感したので、あ~あまり負担軽減にならないわ、と。
 左手の筋肉の張り具合から察するに、日常生活で右手の負荷はだいぶ小さくなったようなので、模型作りは今まで通り右利きスタイルのままで続けることにしました。

 さて、模型の話もちょっとしましょう。今回はリハビリが目的だったので、基本ド素組です。時代設定とか作り込みとか、ハマると色々楽しめそうなキットなのですが、そこはグッとこらえて説明書通りに作ります。とはいえ、下廻りがグレーのままというのだけは我慢ならないのと、エアブラシ作業後の右手の状態経過を知りたいのもあって、床下・台車だけはフラットブラックで塗装しています。
 あ、長期保管してたキットでシールドビームを1個紛失していたので、1箇所だけタヴァサの回送運転台用ライトを加工したものに置き替えてます。
 それとモハ2の屋根を前後逆に接着するという大チョンボ。気が付いたときにはガッチリ接着されてしまって後の祭り。編成状態を考えるとパンタグラフの位置は揃えないワケにはいかず、結果的には妻面を前後逆にするという形になりました。お恥ずかしい。

 何はともあれ、模型を作り続けられることに感謝しつつ、すでに着手している次回作に全力を注ぎたいと存じます。

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